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2024年 5月

だんごむし何食べるのかな?<7自然との関わり・生命尊重>

2024/05/24

5月22日水曜日から今日24日金曜日までの3日間の、担任が拾った4歳児たちの小さな物語です。

今日のわらすクラスブログで紹介されています。題名は「大切な命」。

だんごむしのためにこれだけの力が「引き出されていく姿」が、いい話だと思います。

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水曜日。佐久間公園でダンゴムシをつかまえた Sくん・Yくん!

帰ってきてからも、かごの中に入っているダンゴむしをじ〜っと眺めて、机の上に出してあげたり、手作りのダンゴムシコース(以前、Rくんがつくったもの)で遊ばせてあげたり、お世話するのが楽しそうな2人。

かごの中には緑の葉っぱが入っていたのですが、Fちゃんが「みどりの葉っぱじゃなくて、枯葉がすきだよ!あとは、小魚とかチーズとかも食べるんだよ!」と教えてくれました。

「そーなのか!」と思う2人ですが、”枯葉ないな〜どうしよう〜” と考えます。

そこで大人が、絵本ゾーンに行き、「ダンゴムシさんって他にどんなもの食べるんだろう?」「ダンゴムシって飼うとき、どんなおうちにしてあげたらいいんだろう?」とぼそっと呟くと、みんながヒントになりそうな絵本や図鑑を探し始めました。

『ぼく、だんごむし』という本を発見!

読み進めていくと・・・

育て方がかいてあるページを発見!

みんなでかいてあることを1つひとつやりながら・・・

before

after✨ 住みやすいおうちが完成!

 

そして今日、金曜日。枯葉が食べられていることに気づいた2人。嬉しそうに大人のところに報告に来てくれました!

でも、このままじゃ明日から2日間お休みだから、葉っぱ足りるかな.. 大丈夫かな.. ということで、園には枯葉がないので外(玄関付近)に見に行こう!となり・・・

そこで枯葉をget!

石も必要!と石もgetし、お部屋に戻りました。

水もかけてあげて、これでOK!

命について考えられるようになった姿に感動です。

これでダンゴムシさん、明日からも元気に過ごせそうだね!

屋上で田植え。その向こうにある生態系を思い浮かべて

2024/05/22

毎年やっているのは、バケツでの田植え経験です。当園で初めて行ったのが2020年6月5日(の「園長の日記」もあります)。ちょうどコロナで休園になったころです。田植えは小学校でもやることがありますが、当園では稲の品種にこだわっています。というのは、耕さない田んぼで有名な、千葉県神崎町にある田んぼから、稲を送ってもらっています。

この稲は不耕起栽培で育っている稲なので、まるで当園の保育に似ています。過保護でも過干渉でもない、その生きる力の可能性を最大限発揮させようと、いろいろ工夫した結果が、伝統的な農法の一つである「耕さない」「水も抜かない」方法に立ち戻ったというわけです。もちろん、無農薬、無肥料の自然栽培です。

その田んぼに私が稲刈りにいったときの様子は2020年9月9日の「園長の日記」をご覧ください。そこのザリガニをいただいて園でしばらく育てたこともあります。この田んぼには、メダカやタガメやザリガニやカエルが棲んでいて、昆虫も多いので夏は田んぼの上をツバメがビュンビュン飛んでいますし、ワカサギがドジョウなどの水生動物をついばんでいます。酸素を出す藻が一面にただよい、プランクトンから鳥までの生態系が保たれています。

そこで長年田んぼをやっている方の話によると、コウノトリの絶滅から再生のために行ったのは、田んぼの水生動物が生きることができるような土壌からの生態系の回復でした。いまここに書いた動物たちは、カエルを除けば絶滅寸前と言われているものんばかりです。

家庭でも、話題にしてもらったりして、もう少し先にでも、そういうことに関心をもってもらうことが大事だろうということから、田んぼの田植えをしています。バケツでもメダカを飼ってみますが、暑すぎる夏がどうしても水の枯渇を招きうまくいかないことが多いのですが、今年もどういなるか、チャレンジしてみましょう。もうすぐ、メダカの赤ちゃんが知り合いから届くころになってきました。

今年も夏野菜の栽培を始めました

2024/05/12

今週の振り返り、その2。

夏の収穫を目指して、野菜の種を屋上で8日、プランターに植えました。先日は花壇で既に咲いている花のポットを土に埋めましたが、今日は見かけ上はまだ区別のできない種を土に蒔きました。

年長のすいすい組は、昨年からこの活動を見て知っています。ほぼ毎年、きゅうりや茄子を育ててきました。その生長する様子はだいたい想像できていて、こまめに水遣りをしたり、花が咲いて実がなっていくことも知っています。

4月の話し合いで、子どもたちが育てたい野菜や果物を出しました。スイカとメロンも入っています。昨年までミニトマトもやっていましたが、誤って喉に詰まらせるとよくないので、今年はやめましたが、だいたい、その通りのものをやって見ることになったようです。

 

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