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2024年 10月

小学生たちが地域マップづくりで安全な場所の確認に

2024/10/31

ピンポーン!玄関のインターホンがなると、そこには黄色い帽子をかぶった和泉小学校の児童たち。卒園児の姿もあって、どうしたんだろう?と出てみると地域マップを持っていて「総合で危険な場所をチェックしている」と教えてくれました。保護者の方が付き添っています。「この保育園は安全なところだから、何か危ないことや困ったことに出会ったら、ピンポーンって鳴らしてここに逃げ込めばいいからね」と伝えました。

保育園はいろんな公園に出かけたりしているので、公園マップを大人だけで作らずに、子どもたちと一緒に作ると保育園と小学校のつながりが出てきそうです。

ブロッコリーと柿の販売 11月13日(水)

2024/10/30

今回は秋らしく「ブロッコリー」と「柿」です

低農薬、路地物の野菜と果物です。産地直送なのでお得な価格でご提供。

もちろん低農薬の安心・安全な果物です。

ご予約はコドモンのアンケートから。11月8日(金)までにご予約ください。

昼間の食育活動では、レンコンの味を探究します。

お昼ご飯の副菜も、そのときに焼いて作ります。

20241113 ブロッコリーと柿

10月30日 昼食

2024/10/30

ロールパン

ポークチャップ

マカロニサラダ

野菜スープ

バナナ

他のクラスの生活もご覧いただきたくて・・

2024/10/29

毎日の保育記録をみていると、やっぱりみんなに見てもらいたいと強く感じます。先生たちが子どものそばにいながらこんなに、ていねいに子どものことを見ていて、また子どもたちが何を感じて、どうしたいと思って、そうしているのかを読み取っている写真と文章だからです。

「それでも文字数が限られていて、もっと書きたいことがあってもなかなか書けないから、工夫しているんです」と先生たちが言っているので、そのあたりは課題ではあるのですが。

それでも、一つのクラスだけではなくて、ほかのクラスのことも見てくださると、一つ先のクラスではうちの子も、来年ならこうなっていくのかなあ、とか、もう少し先になったらこんなこともやるようになるんだなあ、とかが分かって成長を楽しみにしてくださるといいなあと思います。

0歳児の「ちっちさん」の和泉プラザでのコンビカーを一緒に使う様子とか、1歳児「ぐんぐんさん」の自分でできることがどんどん増えていく様子とか、さりげない瞬間なのですが、そこを切り取っていて、私はそこに着目する先生たちがいいな、と思うのです。一緒にすることが楽しいという実感を持ち始めている「にこにこさん」(2歳児)の姿から、一気に、かけっこ、氷鬼、リレー、野球などを興じるようになっていく34歳「わいらんさん」の姿を続けて見ると、その世界の広がりが手によるようにわかります。

さらに年長すいすい(5歳)たちは、バスで町田へいもほりに出かけたのですが、そのあとは海ほたるでお弁当を食べました。かなりの活動量でしたが、充実した時間を過ごしています。今日持ち帰っていただいた「さつまいも」は、すいすいさんが掘ったものです。

11月から、すべてのクラスの保育ドキュメンテーションを見ることができるように変更していきます。読みたいところだけよんでくだされば構いません。負担のないように進めていこうと思います。

目の前でよそう食べられそうな量と温かいご飯へ

2024/10/28

こんな連携がありました。保育園の中にはいろいろなチームがあるのですが、調理チームの話し合いで、こんな改善が0歳の担任から提案されました。「Nちゃん、Mちゃんのご飯の食べがあまり進まず、調理の先生と相談して、明日から幼児食と同じお釜からご飯をよそう形にさせていただきます。理由としては、保育者がふたりの食べそうな量を盛り付けられることと、温かいご飯が食べられるからです。」こういう小さな改善が、子どもの出会う世界を広げていくことになります。

というのは、こういう視点もありではないか?と思ったからです。日本の保育は食事をかなり大事にしていると思います。私たちは毎日、食べるということをやっているのですが、そうでないと生きていけないからですけれど、でもその「食べる」という行為がどこから始まって、どこでお仕舞いになるのかを考えると、ずっとつながっていて、始まりもおしまいもない、要するに生態系の一部なんだということに気づきます。

それを赤ちゃんからみると、どうなっているのだろう?ということです。人は成長するほど、それに気づく「長さ」が、長くなっていきますね。だれが食べさせてくれるか、食べ物は目の前に、どこから出てくるのか、誰が作っているのか、どう作られているのか、そして私たち大人は育て方や産地がどこかとかフードロスのことも心配しだす。

貿易の関税のことや、気候変動や人口爆発まで。子どもは目の前の食事の「いただきます」と「ごちそうさま」の前後の広がりにも、だんだん気づいていくようになっていきます。自分で料理をしてみたり、野菜を育てたり、魚を釣ってみたり、食の営みの世界に徐々に出会っていくのですね。そういう意味でも、私は乳児の担任と、その提案を快く進める栄養士二人に対して「子どもの心の動きを捉えた担任とそれに快く応じる二人の調理さんは、素晴らしい連携ですね。世界を広げていくのは先生たちのチームワークのよさですね」と伝えたのでした。

第6回 親子運動遊びの会

2024/10/27

10月26日(土)の「親子運動遊びの会」(和泉小学校の体育館)は、いかがでしたか? 普段の様子は21日配信のビデオ(11月4日まで)でお伝えしまししたが、親子でやってみて、どうでしたか? 一緒にやってみると、子どもが好きな体の動かし方や、体が気持ちとつながっていることに気づかれたのではないでしょうか? また大人の方は、自分の体と身体の硬さをいろいろ感じますよね。

子どもの頃にちょっと大切にしてあげたいのは、身体のまわりの環境への関わり方を多様に経験してみることです。その関わり方の中に、子どもの方に育つものを、入園案内の説明の頃から「自分通りに体を動かせる」とか「体のバランスをよくしてあげたい」と申し上げてきました。

ダンスを取り入れたのは、体を動かすことの楽しさのなかに、「こんな風に体を動かしてみると、こんな“いい感じ”を覚える」といった、自分の身体へ気づきを育てているだろうと、期待しているからです。そこでダンサーの青木尚哉さんと、活動内容を作ってきました。昨日の会では、ダンサーの宮崎知佳さんも参加していただきました。

体育館のような広い空間は子どもにとっては、それだけで不安を覚えたり、気持ちが固まったりすることもあります。

初めて場所だと、そういうこともあります。そこで乳児0歳から2歳児クラスまでの第一部では、ウォーミングアップとして「親子で音と身体で楽しもう」として、大好きな「とんとんとんひげじいさん」「しあわせならてをたたこう」「かもつれっしゃ」で「心と体」を温めました。

幼児の方では最後のプログラムに「鬼さん鬼さんなにするの?」を大人が体験してもらいました。即興性を求められるのは大人でも抵抗感を覚えるものです。

ちょっと難しいと感じるのですが、子どもは大人のやることを真似してやってみるだけにしました。「できる、できない」がはっきりするので、そこは振り付けのあるダンスに近くなるのですが、ただ真似することは好きなので、バラバラの好きな場所で、みられない状況だと、楽しんでいる姿がたくさんありましたね。この辺りは今後の工夫がありそうでした。

もう一つ、ダンスの特徴の一つは音楽性です。動画でもお伝えしましたが、音やリズムや歌とともに体が動きだす要素が、すべてのプログラムに入っています。大半は坪井保育士のピアノとギター、菅田さんのカホンの生演奏で、それぞれにふさわしい音楽空間になっているのです。

これに思わず同調したり共鳴したりしていました。伴奏の多くは自由演奏ですが、その運動にあったものを即興で演奏してもらいました。

(これは朝のリハーサル)

子どもたちによっては、このような運動よりも、鬼ごっこやかけっこ、リレーや綱引き、玉入れなど、競争性やゲーム性の高いものは楽しいです。こちらも今後、親子でやってみたいと思っています。

ただ普段の生活のなかでは、競技性の強いスポーツや勝ち負けのはっきりする遊びの方が圧倒的に多いこと、乳児ではあまりできないことなどから、この会ではあえてダンスを選んできました。いずれにしても、トータルに体の感覚を多様に育ててあげたいと思っています。

音楽空間で心地よく動く身体へ(親子運動遊びの会)

2024/10/27

昨日26日(土)の「親子運動遊びの会」は、いかがでしたか? 普段の様子は21日配信のビデオ(11月4日まで)でお伝えしまししたが、親子でやってみて、どうでしたか? 一緒にやってみると、子どもが好きな体の動かし方や、体が気持ちとつながっていることに気づかれたのではないでしょうか? また大人の方は、自分の心と身体の硬さをいろいろ感じますよね。

子どもの頃にちょっと大切にしてあげたいのは、身体のまわりの環境への関わり方を多様に経験してみることです。その関わり方の中に、子どもの方に育つものを、入園案内の説明の頃から「自分通りに体を動かせる」とか「体のバランスをよくしてあげたい」と申し上げてきました。

ダンスを取り入れたのは、体を動かすことの楽しさのなかに、「こんな風に体を動かしてみると、こんな“いい感じ”を覚える」といった、自分の身体へ気づきを育てているだろうと、期待しているからです。そこでダンサーの青木尚哉さんと、活動内容を作ってきました。昨日の会では、ダンサーの宮崎知佳さんも参加していただきました。

 

体育館のような広い空間は子どもにとっては、それだけで不安を覚えたり、気持ちが固まったりすることもあります。初めて場所だと、そういうこともあります。そこで乳児0歳から2歳児クラスまでの第一部では、ウォーミングアップとして「親子で音と身体で楽しもう」として、大好きな「とんとんとんひげじいさん」「しあわせならてをたたこう」「かもつれっしゃ」で「心と体」を温めました。

幼児の方では最後のプログラムに「鬼さん鬼さんなにするの?」を大人が体験してもらいました。即興性を求められるのは大人でも抵抗感を覚えるものです。ちょっと難しいと感じるのですが、子どもは大人のやることを真似して楽しんでいました。

「真似したい、でも、できた。できない」がはっきりするので、そこは振り付けのあるダンスに近くなるのですが、ただ真似することは好きなので、バラバラの好きな場所で、子どもによっては、みられない状況だと、楽しんでいる姿がたくさんありましたね。この辺りは子どものViewにあった環境をどう包摂してあげれるか、今後の工夫がありそうでした。

もう一つ、ダンスの特徴の一つは音楽性です。動画でもお伝えしましたが、音やリズムや歌とともに体が動きだす要素が、すべてのプログラムに入っています。大半は坪井保育士のピアノとギター、菅田さんのカホンの生演奏で、それぞれにふさわしい音楽空間になっているのです。これに思わず同調したり共鳴したりしていました。伴奏の多くは自由演奏ですが、その運動にあったものを即興で演奏してもらいました。

子どもたちによっては、このような運動よりも、鬼ごっこやかけっこ、リレーや綱引き、玉入れなど、競争性やゲーム性の高いものは楽しいです。こちらも今後、親子でやってみたいと思っています。ただ普段の生活のなかでは、競技性の強いスポーツや勝ち負けのはっきりする遊びの方が圧倒的に多いこと、乳児ではあまりできないことなどから、この会ではあえてダンスを選んできました。いずれにしても、トータルに体の感覚を多様に育ててあげたいと思っています。

(ホームページの「行事」(パスワード必要)の方にも写真入りで載せました)

生活の流れの中にあり、潤いを与える、練習のいらない行事へ

2024/10/25

何かのために練習するのはいいことです。練習というのはある行為を繰り返すことで、その度に体験することが深まっていったり、何かが良くなりことを、最も端的に表す日常語でしょう。ですから、これを否定的に使うことはそう多くありません。ところが保護者のみなさんはどう感じるかわかりませんが、保育では練習という言葉は、もっと多義的で、肯定的なものから否定的なものまである気がします。

私は保育の仕事を始めた頃、もう30年ぐらい前のことですが、日本保育協会が主催する研修会に参加して「保育は訓練や鍛錬ではない」と強調されていたその講義をよく覚えています。そのように、あえて強調していました。子どもになにかを身につくようにするために、大人が一方的に子どもにさせる練習への注意を促していたのです。

幼稚園教育要領には、行事について次のように留意するように書いてあります。

「(5)行事の 指導にあたっては、幼稚園生活の自然の流れの中で、生活に変化や潤いを与え、幼児が主体的に楽しく活動できるようにすること。なお、それぞれの行事については、その教育的価値を充分検討し、適切なものを精選し、幼児の負担にならないようにすること。」

この解説文では「・・・なお、行事そのものを目的化して、幼稚園生活に行事を過度に取り入れたり、結果やできばえに過度な期待をしたりすることは、幼児の負担になるばかりでなく、ときには幼稚園生活の楽しさが失われることにも配慮し、幼児の発達の過程や生活の流れから見て、適切なものに生産することが大切である。・・・」となっています。

当園の行事は、自然な生活の流れに変化や潤いを与えるものであり、子どもが期待感をもち、行事を楽しみに待つようなものでありたいと思っています。ですから、あすの「親子運動遊びの会」は、子どもたちが親御さんと一緒にやることを楽しみにしているようになってもらいたいし、終わった後も、もっとやりたい、またやりたいと思うようなものでありたいと考えています。

開会式や入場行進といったものもありません。それは、入る場所と出る場所の空間を区切り、そのエリアで見るものとするものを分断する空間を作り上げてしまうからです。子どもは見せる側で、大人が見る側と言う見えない空間の壁を作りたくないからです。

 

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