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2024年 11月

園だより「巻頭言」11月号

2024/11/01

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「もう一回やりたい!が探究です」(青木尚哉)

2024/11/01

20241101 巻頭言11月号

先週の「親子運動遊びの会」についてのアンケートを昨日、遅ればせながら、お願いさせてもらいました。よろしくお願いします。月曜日にすでに何人かの方からは楽しい感想をお寄せいただいていましたので、ここで、ちょっと紹介します。

「まだ恥ずかしくてあまり参加はしなかった◯◯◯。実は帰宅後、太鼓を叩きながらラッパを吹くという二刀流で演奏がはじまり、『ママ〜青木さんのダンス踊って〜』と言って自分は坪井先生になりきっていました!! かなりの無茶振りでしたが、その音楽に合わせて◯◯◯と一緒に青木さんのダンスを踊る母でした。参加しなかったと勝手に思い込んでいましたが、◯◯◯は、誰よりもこの運動遊びの会を楽しんで観察していたようです!」

その姿が目に浮かぶようです。坪井先生がハーモニカを吹きながらギターを演奏し、となりで菅田さんがカホンを叩いていたので、その「二刀流」ということですね。ハーモニカがないから代わりにラッパですよね。よく見て楽しんでいたんですね。家でダンスが再現されたというのは嬉しいエピソードですね。

実は今日、先週の「親子運動遊びの会」に関して、ダンサーの青木尚哉さんを交えて職員で反省会を開きました。そこでU先生が次のような話をしてくれました。

<・・・青木さんがおっしゃっていた、子どもにとっての探究とは、「もう一回やりたい!」が無意識的に沸き上がってくるものだという言葉が心に残っており、この視点と出会えたことで、探究の幅が広がったように思います。こどもたちが、「もう一回!」とか「思わず体が動いてしまう」といった、楽しい雰囲気がとても大切なのだなと気づきました。>

このように子どもの姿を捉えたら、子どもは世界の探究者だって思えてきます。それが例えじゃなくて、本当にそうだ!って、思えてくるので、私たち大人もワクワクしていきます。こうやって子どもたちから大事なことを教わっているように感じてきます。

今回はプレイエリアと客席をできるだけ分けないようにして、体育館全体がダンスホールです!とやってみたのですが、参加の仕方もそれぞれで構わないようにしました。でも青木さんは「アート性の高い空間になったと思う」とおっしゃっています。みなさんの身体も子どもと一緒に喜んでくれたとしたら、それは嬉しい限りです。

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