今日3月13日は、偶然ですが、同じテーマを違う組織の方に説明することになりました。テーマは「園庭のない保育園」です。子どもたちの外遊びや運動を確保するために、どんな課題があるのか、どうやったら、それでもなんとかやっていけるのか、そうした話をしました。
年度末は1年間を振り返って、いろいろなテーマについて総括していく時期なのですが、一番の目的は子どもたちの育ちなので、それに結びついているかどうか、またその育ちが可視化できているかどうか、保護者の方にも伝わっているかどうか、そうしたことに挑戦続けなければならないと考えています。そのうち後半の「可視化」は、義務でもなんでもないのですが、意味を説明することはとても大切なことだと私は思っています。
違う団体というのは、3階の運動スペースに設置してあるネットの販売会社の方と、毎日新聞の記者の方。あのネットはドイツ製(HABA社)なのですが、設置してからこれまでのネットを使った遊びの実際、安全性との兼ね合い、遊具として子どもの発達にどう効果があるか、特にどういうところにその成果が現れたか、それを先生たちはどう見ているか、保護者の方はどうか、行政の担当者はどうか・・・そうした多面的なことに、お二方とも関心を持たれていました。説明することで、こちらもいい自己評価の機会になりました。