子どもたちが大きくなった頃、今よりも世界は小さくなっているでしょう。今日9日のニュースで日本人の富豪が宇宙旅行を楽しんでいることが報じられていました。その宇宙船が先ほど日本上空を通過したそうです。ロケットを打ち上げるのに、どれくらいの二酸化炭素を排出するんだろう?エネルギーの無駄じゃないか?とも思いながら、それでも宇宙旅行ができる時代がきっと来て、園児たちが乗るようになるのかもしれないと思います。確実に地球は小さくなっていくのでしょう。
すると、今よりもずっと多くの外国の人たちとの出会いや交流も増えることでしょう。国際機関で働く人も増えるに違いありません。グローバル化はさらに進展するでしょう。保育園では、時々世界に目を向ける機会を意識的に作っています。東アジアの国々や、世界の国旗に親しんだりしています。
今日は午前中にカナダについて学びました。講師は世界40ヵ国以上を旅行したことのある坪井先生。首都オタワの町やトロントの大都会の風景を写真で説明してもらいました。
世界地図を広げて、日本はここだよね、とポイントしながら「じゃあ、カナダはどこでしょう?」というと、ハイハイとたくさん手がありました。
正解だったのは5〜6人ほど。国旗のカエデの由来を聞きながら、同じ名前の園児も興味津々で嬉しそうでした。楓の樹液がメイプロシロップであることを初めて知った子どもたち、ケーキにかかった写真が出てくると「食べた〜い」「おいしそう」と、目がらんらんでした。
子ども目線の国際理解教育の時間でした。