MENU CLOSE
TEL

園長の日記

危険な核抑止論の罠

2022/08/06

8月6日の広島平和式典で、湯崎英彦広島県知事は次のように述べました。全く同感です。現実を直視することは、核抑止論に依拠しない知恵と行動を求めました。その部分を引用します。

「・・しかしながら、力には力でしか対抗するしかないとする現実主義者は、なぜか核兵器について肝心なところは、『指導者は合理的は判断のもと使わないだろう』というフィクションたる抑止論に依拠しています。本当は『核兵器が存在する限り、人類を滅亡させる指導者が出てきかねない』という現実を直視すべきです。今後再度、人間のこの逃れなれない性に根ざす行動を取ろうとするとき、人類全体、さらには地球全体を破滅へと追いやる手段を手放しておくことこそが、現実を直視した上で求められる知恵と行動ではないでしょうか。」

top