当園を運営しているの社会福祉法人省我会(藤森平司理事長)は、現職の保育士のキャリアアップ研修を主催しているのですが、この秋からは現職の園長やその候補も含めた養成研修も手掛けることになりました。そのスタートアップ・イベントが今日31日(日曜日)、東京・高田馬場の「日本児童教育専門学校」で遠藤洋路・熊本市教育長をお招きして開かれました。
遠藤氏は、文部科学省に勤めていたことから国が進めている教育改革の内容を熟知している方で、昨年中教審が答申した方針を熊本市で早速具体化しています。この日のイベントでは藤森理事長と遠藤教育長が、これからの教育や保育について対談しました。キーワードは個別最適な学びと協同的学び。このフレーズは、私たちの周囲に留まらず広がっていく言葉になっていくといいのですが。保育に置き換えると「自分らしく、思いやりをもって」ということと重なります。
遠藤氏はその紹介サイトなどによると、1997年文部省(現・文部科学省)入省し、2002年ハーバード大学ケネディ行政大学院修了(公共政策学博士)。06年7月文化庁文化財部伝統文化課課長補佐。07年4月熊本県教育庁社会教育課課長。09年8月内閣官房知的財産戦略推進事務局総括補佐。10年10月同省退職、11月に青山社中株式会社を起業し、共同代表。14年法政大学キャリアデザイン学部兼任講師(現代教育思想)。17年より現職。著書に『みんなの「今」を幸せにする学校』(時事通信社)などがあります。
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