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園長の日記

にこにこ組(2歳児)の保護者会

2024/01/29

今日の2歳の保護者会では、これまでの1年間の育ちをビデオで見てもらい、また子どもの同士が関わる距離感や関わり具体の深さや広がりなどを、担任が図式化して説明しました。遊びも並行遊びに近い段階から、役割分担のあるごっこ遊びが増えていったことがよくわかりました。

3歳児クラスになると、それぞれの興味や関心の世界が広がっていきます。それだけやりたいことがたくさん見えてきて、どうやったらそうなるんだろう、という見通しも出てきて、その実現のために試行錯誤や工夫もたくみになっていきます。

これまで、この子たちが歩んできた道は、実際は複雑極まりない地下茎のように入り組んだプロセスなのですが、それをあえて数本の道の例えるなら、そのブッシュのような藪のなかを、どの子もそこを通ってきたと言えるわけですが、今度はだんだん幼児なると、発達の差よりも興味関心の差が大きくなっていくので、地下茎から伸びた幹から、好みの遊びが枝分かれした先に枝葉が大きく広がっていくような感じになっていくと、例えていいかもしれません。

幼稚園が3歳児クラスから始まるのは、生活面の自立がある程度前提になっているのですが、3歳児クラスに進級するまでに、なんでも自分である程度できるようになっていないといけない、と焦ることはありません。個人差も大きいですし、何よりも「自分で」何かを制御できるようになっていくことに、一つひとつ達成感を感じながら、おおらかに、歩んでいきましょう。

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