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園長の日記

たわいもないことを語り合える空間に

2024/02/27

どんな人にも「井戸端会議」と呼ばれるようなことがなされる場があると良さそうです。あるいは路地裏の「縁側」のような空間です。人と人がゆるやかに交わるようなところ。そこではたわいもないことが話されていて、話すことがまるで体の振る舞いのようなものとしているような言葉のやり取り。そうだね、そうかな、まあね、でもさ、それはいいね、それもいいじゃないの、またね・・・。

ぽんぽん、と肩を叩き合って、何を話すわけでもなく、それでもつながっていることを確認しているようなこと。そういうつながりは、意味がないように見えて大事なことかもしれないと思わせるものがあって、そう思ってしまうと、また意味か!となってしまうのですが、いやいや、そんな場所ではありません、と何気ない背景に引き下がっていくようなところです。そこにいるもいないも、その時の気分次第。でも顔を見せないと「最近顔を見ないね、どうしたんだろう」と心配してくれる人がいて、「ちょっとお裾分け」とか言って、惣菜やら貰い物やらを分け合ったりするようなところ。

保育園の中がそんな感じにならないかなあ。気兼ねのない空間。居心地のいい場所を一緒に作り出すような場所。今日は玄関の金魚の水槽を掃除しました。3人の年長さんが手伝ってくれました。優しく金魚を両手で救ってくれました。とても上手でした。保育園の玄関は金魚に餌をあげたりしながら、ちょっとした井戸端会議風の空間でもあります。

・・・今年の桜前線は早くきそうです。東京の開花予想は3月21日だそうで、卒園式の頃は桜の蕾が膨らんでいそう。暖かくなってきたら、公園でまた花見を兼ねたピクニックでもしましょうね。・・

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