今週月曜日に保護者の方からおたまじゃくしをたくさんいただきました。日曜日にA公園の池にいたそうです。幼児クラスで飼い始めたのですが、今朝何人かの子供たちが覗き込んでいたので、その会話を聞いていたら、Yくんとおたまじゃくしの絵本を探すことになり、千代田せいが文庫から、かこさとしの「おたまじゃくしの101ちゃん」を読むことになりました。おたまじゃくしの入った水槽を目の前に置いて、絵本を読んであげていると、8人ぐらいが集まってきました。
この話は、母親のカエルとその子どもたち(おたまじゃくし)が池の中を散歩に出かけると、101ひき目の「101ちゃん」が迷子になり、母親が探しているうちに、タガメ親分やザリガニの餌食になりそうなピンチを辛うじて切り抜けるという冒険物語。
そのあと、運動ゾーンで、おたまじゃくしとタガメの鬼ごっこ。ルールは子どもたちがおたまじゃくし役ですが、まだ手足がないので、クライミングやネットに登って逃げることはできません。だんだん手足が出てきたら、のぼったり、跳んだりして逃げることができるきまりになっていきました。
それにしても、子どもの遊びは、なんとエネルギッシュで躍動的なんだろう、と感動します。保育の最初にまずはこの実感を共有したい。どうして子どもがこんなにもエネルギーを注ぐのか、こういうことが面白いんだという、当たり前の前提を忘れないようにしたいと思うのでした。