今日は今年度2回目の園内研修を夕方から行いました。研修にはいろんな方法がありますが、子どもや保育の見方を学び、子ども育ちや自らの保育を振り返り、面白さや素晴らしさに気づき、そのよさを味わうことが基本になります。個人でやる場合も、集まって語り合うことも両方必要です。実際の保育事例をもとに書かれたものや、写真や動画も使います。
今回のテーマは、今年度の研修の進め方と保育の中に一貫して流れている「子どもの探究」です。大人が子どもを探究するというよりも、子どもが自らの世界を探究する方にウェイトがあります。その方法として、千代田区が採用した研修プログラムを受講しながら、併せて様々な「子どもの探究」の報告事例を集団で学びながら、進めることになりました。
少し前の研修方法とずいぶん変わったと感じるのは、インターネットで研修動画を使うことができるようになったことです。学ぶ側も、関心の向いた内容の選択がオンデマンドによって可能になりました。
この研修の学びが保育中の意識に流れ込み、子どもの見方や捉え方、受け止め方、かかわり方の変容を引き起こし、リアルな発見や喜びを見出せる循環が起きるといいですね。
東京都のすくわくプログラムも始まります。学びから探究へ、子どもの姿を進化させたいものです。