園庭や公園があってもこんなに暑いと使えなくなった日本の夏。多くの園で室内に運動できる空間を朝から用意していることでしょう。その点、当園には室内に運動ゾーンがあるので、ブランコやクライミング、ネット遊び、トランポリンなどで朝から体を動かしています。クーラーの効いた室内で天候の関わらず運動遊びができるのはありがたい。
また、外遊びができない日でも、日陰を作って風通しのいい屋上の水遊び空間は、短時間でも水に触れることが可能になるので、適度の運動と涼を取ることができます。
これからは、こんな猛暑続きの夏や、急激な天気の変化、避難生活などを前提として、乳幼児空間の設計を考える必要があります。