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園長の日記

赤ちゃんの運動遊びの意味は?

2024/09/12

赤ちゃんの室内遊びが楽しそうです。その姿からどんな意味を見出すといいでしょうか?

9月11日のドキュメンテーションで担任は次のように振り返っていますね。

「体を動かすことが大好きなちっちさん。凸凹道を作るとアクティブに歩いたりハイハイしたりする姿がありました。段差の上り下りを楽しむだけでなく、なんとなく落ちないように歩いているのかなぁという印象も持ちました。いつもとは違う高台では慎重に登ってみたりトンネルくぐりをしてみたりと、普段とはまた違う姿がありました。高いところからの景色やトンネルを抜けたときに見える景色が面白いようでした^^」

この保育事例から、どんな意味があるのか考えてみましょう。chatGPTに聞いてみました。

1.運動機能の発達
まず、凸凹道や段差のある環境で赤ちゃんがアクティブに歩いたり、はいはいする姿は「運動機能の発達」を示しています。赤ちゃんは、体を動かすことで筋肉やバランス感覚を鍛え、動きの精度を高めていきます。段差を上り下りする際に注意深く歩く様子は、単に運動能力の向上だけでなく、「自己調整能力」や「身体の自己認識」が発達していることを示しています。

2. 空間認識と探索行動
段差やトンネルをくぐるときに慎重に動いたり、景色に興味を示す行動は「空間認識能力」や「探索行動」が育っている証拠です。段差を避ける行動やトンネルをくぐることで、子どもは自分の体と環境との相互作用を学んでおり、これが未来の「問題解決能力」や「論理的思考」の発達につながります。特に、段差の上り下りやトンネルを抜けたときに見える景色を楽しむ様子は、子どもが自分の行動の結果を予測し、それを楽しむ知的な成長を感じさせます。

3. 感覚の刺激と環境への適応
この事例では、赤ちゃんがいつもとは異なる高台で慎重に登ったり、トンネルをくぐるなど「新しい環境への適応」が見られます。これは、赤ちゃんが新しい感覚刺激を楽しみつつ、「未知の環境に挑戦する意欲」を示しています。保育者は、こうした行動を観察し、子どもが安全に新しい挑戦を行えるようサポートすることが重要です。新しい感覚を体験することは「感覚統合」の発達にも寄与します。

4. 慎重さとリスク管理
「なんとなく落ちないように歩いている」という観察は、赤ちゃんが自分の行動に対して「慎重さ」を持ち始めていることを示唆します。これにより、子どもはリスクを管理し、より安全に行動する力を育んでいることがわかります。保育者はこの慎重さを尊重しつつ、「自律的なリスク管理」を促進するために適切な挑戦を提供することが求められます。

5. 知的好奇心と自己効力感
トンネルくぐりや高台からの景色に興味を持つ姿は、子どもが「知的好奇心」を満たしている過程です。新しい景色や視点の変化に対して楽しみを感じることで、子どもは自分の行動が新たな経験や学びにつながることを理解し「自己効力感」が育まれます。保育者はこうした興味を活かし、子どもの探索意欲をさらに引き出す活動を提供することができます。

まとめ
この保育事例は、赤ちゃんの運動機能、空間認識、感覚的な刺激への反応、そしてリスク管理や知的好奇心の発達を示しており、保育者としては、こうした行動を「見守りつつ、適切なサポート」を提供することが求められます。これにより、子どもが安全に探索し、成長していく過程を最大限にサポートできるでしょう。

・・・以上がChatGPTのコメントです。

そこで私が気になるのは、いろんな「〜力」とか「〜感」という、あたかもそういう力を活動の流れから切り出してきて、もともとあったかのように述べるあり方です。そういう捉え方でいいんだろうか? 幼児教育の見方・考え方と合致しているのかどうか?それを踏まえて考え直せと再入力してみたのですが、期待した回答ができませんでした。まだネットのなかで市民権を得ていないようです。

 

 

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