保育園で2歳児クラスから3歳児クラスへ移行するというのは、乳幼児期で最も大きな節目といえるかもしれません。幼稚園が通常3歳児クラスからという理由の一つは生活習慣が自立しているかどうかが大きいのかもしれません。食事、睡眠、排泄、衣服の着脱、清潔、挨拶などが、だいたいできるようになっていくことが前提だからでしょう。という生活習慣になっていってほしいというのは、心の育ちからすると自信にもなるからです。満3歳というのは大きな節目なんです。
遊びは個人差が大きくなっていきます。ごっこ遊び一つとっても、大谷選手ごっこや戦いごっこが好きだったり、プリキュアの世界のごっこ遊びや家族ごっこが好きだったりと、幅広いわけです。絵本もお話が好きだったり、昔ばなしが好きだったり、あるいは図鑑類に首っきりという子もいます。世界が一段と広がると思えばいいのでしょう。
ですから移行のときは最初は遊びのゾーンを一つずつ、こういうふうに使うと楽しい、面白いという使い方を教えていきます。使い方や関わり方を知らないとつまらない、とか危ないとか、可哀想ということになりかねませんから。そのうえで、だんだん幼児クラスの遊びが楽しい、面白い、また行きたいという気持ちになりながら、遊ぶ場所の移行が進んでいきます。
食事は同じ2階の隣なので、いつもみているので真似しながらできます。午睡の場所も、3階に移動しますが寝ないで済む子もも2割ぐらいいるかもしれませんが、保育園は生活が長く朝が早かったりするので、休憩が必要な場合がおおいでしょう。ちなみに年度の初めは4歳が半分、5歳だと8割が起きています。それがほとんど起きて過ごせるようになっていきます。
言葉の発達についても少し説明しました、とくに強い言葉や乱暴な言葉について。その資料を以下に載せておきます。