◆子育ての6つのポイント
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今日20日土曜日のシンガポールからの報告は、藤森先生からの「家庭での子育ての6つのポイント」です。昨日19日から開かれている「マイ・ファースト・スクール」のイベントですが、今日は保護者が集まりました。今日の講演では、自分のことは自分でやる自立力や、お互いに助け合う力がどうやったら育つのか、その大切な考え方が保護者に紹介されました。要点だけを、まとめると次のようになります。
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1つ目は、子どもは、それぞれの年齢で学ぶことがあるということ。
2つ目は、子どもがやろうとすることを代わりに親がやってあげてしまうのは、子ともにとっては「迷惑」だといこと。
3つ目は、大人が問題を除くのではなく子ども自らで解決できるように援助することが大切だということ。
4つ目は、子ども同士のトラブルが起きたら、大人はすぐにどっちがいい、悪いを判断するのではなく、そのときの子どもの想いを聞いてあげるといいこと。
5つ目は、子どもがやったことを罰したり、褒美をあげたりすると、それが目的になってしまうこと。
そして最後の6つ目は、子どもが自立することを喜ぶべきだということです。
この6つの要点は、保育園でも大切にしていることですが、家庭でもやっていくと、子どもたちの気持ちは安定し、自信を持ってやっていくようになるでしょう。
ここには、保育の原理、プリンシプルが含まれています。私たち保育者も忘れてはならないものです。
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◆MIMAMORUアプローチ
藤森先生を招待したMFSのジェネラル・マネージャー(GM)であるアイリーンさんは会場に集まった保護者に向かって「シンガポールでは、子どもたちに、ああしなさい、こうしなさいと、つい指示して子どもにさせてませんか?藤森先生の見守るアプローチは、そうしません。MIMAMORUというのは、ウォッチ・アンド・ウェイトです。子どもがやろうとしているなら、よく見てちゃんと待ってあげることが大切なんです。そうしないと、子どもが自分で考えて学ぶことができないでしょ?」と、わかりやすく説明していました。