「彼がこの作品の作者です」ーー。
◆アート作品としての料理
今日はお迎えのとき、玄関の「展示食」を見ていたお母さんに、仕事を終えて帰ろうとする「彼」を紹介しました。栄養士の古川先生です。今日の食事は誕生会メニューだったのですが、それがあまりに素晴らしい「アート作品」だったので保護者の方に、ぜひ見て欲しいと思っていたからです。
◆スイカの金魚が泳ぐ
冷たいゼリーのなかを、スイカの金魚が3匹泳いでいます。その金魚、ちゃんと立って、しかも宙にに浮いています。味はラムネ味で、色はご覧の通りのマリンブルー。昼休みに先生たちがみんなで装飾したビスケットとセットのおやつは、食べてしまうのが、もったいないほどでした。このような「美」は、子どもに嬉しさと美味しさと楽しさを与えます。
◆技巧を駆使した職人技です
作り方を聞いて、また驚きました。金魚鉢は3層になっていて、一層目が固まってからその表面に小さな切れ目をつけ、金魚の型をとっておいた薄いスイカが、そこに立つようにします。二層目は金魚に当てないように、しかも一層目を溶かさないように注ぎます。職人技です。
◆大人気のお子様ランチ
人気だったのは、おやつだけではありません。昼食が「お子様ランチ」です。主食はチキンライスで、主菜がハンバーグとエビフライ、副菜はポテトサラダ。もちろん、お代わりも盛況でした。視覚、味覚、嗅覚のハーモニー。そんなことが出来るアートは、料理だけです。
◆誕生会はまた来週やります
ちなみに、8月に誕生日を迎える子が今日はお休みだったので、みんなでお祝いするのは来週にすることになりました。