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園長の日記

北の丸公園で「秋」を堪能

2019/11/13

千代田区の保育園ならではの公園へ行ってきました。北の丸公園です。

天皇の即位を祝う式典のために、トイレが封鎖されていて簡易トイレになっていた以外は下見の時と変わらない、美しい公園でした。今日、散策したのは広い芝生の場所と池の周り、そして隣接する雑木林です。

鬼ごっこやりたいという数人の子と原っぱを駆け回ったり、芝生の上を転げて遊んだりしました。

池には大きな鯉が悠々と泳いでいて、近寄ってくると、にこにこさんは珍しそうに「おさかなさんだね」「おっきいね」と興味津々。しばらくその姿を眺めたり、泳いでいく先を追っかけたりしていました。鴨が池に浮かんで水草を食べている様子を見たり、枝を探してきて、池のふちに座ったり寝転んだりして、「おさかな釣りするの」と、魚釣りごっこをずっと楽しんでいる子もいました。

天気予報を見ると、今年は紅葉の時期が少し遅いみたいです。北の丸公園の紅葉も、これからという感じでしたが、すでに赤くなり始めた葉はとても綺麗で、澄んだ空気とともに、気持ちのいい散策ができました。日が照ってくると、らんらんのHくんが「日向ぼっこしようよ」を誘ってくれました。

木々の下で子ども達が夢中になったのは、どんぐり拾いでした。木場公園で拾ったどんぐりの数が20個だとすると、こちらは100個200個の世界。いくら拾っても拾いきれないくらい、たくさんのどんぐりが落ち葉に埋もれているように落ちていました。

名前を書いてもらった個人のビニール袋に、せっせと集めていた子どもたち。見ていて面白いのは、どんぐり以外にも綺麗な石、葉っぱ、枝など、その子なりに「これは!」と思ったものが袋に収まっています。その量も種類も微妙に異なるあたりに、その子の個性が現れているような気がします。

この雑木林には、マテバシイが多いのですが、中にはコナラやスダジイ、シラカシの実がたくさんありました。木場公園で拾ったどんぐりは、まん丸いクヌギが多かったのですが、小ぶりのシラカシの枝につながった帽子が珍しかったようで、集めている子もいました。

10時から11時45分まで、あっという間に過ぎた北の丸公園。お休みの日に、ご家族で遊びに行かれるといいと思います。これからの紅葉はほんとにオススメです。

 

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