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園長の日記

歯科健診は「楽しい?」

2019/11/21

「また来てね、ばいはい!」。歯科健診が終わった後、山本先生と歯科衛生士のお二人に、1歳児クラスのぐんぐんの子どもたちが、そんな顔をしていました。そんな顔、というのは、「また来てね、ばいはい!」と言っているような顔のことです。確かに、そう言ったわけではなくて、あたかもそう言ってもおかしくないような、晴々とした表情をしていたからです。

泣く子がいない。歯科健診などで白衣を着た先生が現れると、泣いてしまう子どもがいてもおかしくないのに、人見知り中の、ちっちの一部の子を除いて泣く子がいない歯科健診。6月の時も、あまり泣く子がいなかったのですが、今回は不安なそぶりを見せるどころか、幼児に至っては「次の人どうぞ」って、待っている友達に声をかけるほどの余裕を見せてくれる子もいました。

そんな話よりも、健診結果はどうだったのか? そうでした、その報告が先ですね。山本先生は「とてもいい結果でしたよ。虫歯も少ないし、歯も綺麗です。仕上げ磨きをしっかりしていただいていることがよくわかります。この調子でいってください。園長先生も自慢していい結果でしたよ」と嬉しい言葉をいただきました。

歯は乳歯も大切ですが、永久歯が丈夫で長持ちすることが最も大切です。そういう意味では、乳歯のうちから歯の健康を保つ基本的な習慣を身につけていくといいわけですね。その辺りのことを、山本先生も「勝負は永久歯です」とおっしゃっていました。そのためにも、小学生、中学生、高校生と成長していくときに、病気にならないように歯の健診を続けることが肝心なのかもしれません。

さて、また話は戻りますが、山本先生は「お子さんと仲良くなるようにしています」と言います。子どもがリラックスして自分から「あ〜ん」と口を開けている姿を見ると、確かに山本先生への信頼関係ができているなあと感心しました。そういう感想をお伝えすると、こんな話が返ってきました。

「それは、この園にはそんな雰囲気がちゃんとあるからですよ。そういうのが子ども達をそうさせているんじゃないですか。こんなに落ち着いた子どもたちはいませんよ」

山本先生の専門性と子どもたちの育ち。その両方がマッチした歯科健診だったようです。歯も健康、心も健康。今日はいい健診の日でした。

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