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園長の日記

MIMAは全ての基盤である

2019/07/25

◆ファンデーションとしてのM I MA
「MIMAMORUプラクティスは、保育の分野や方法論ではなく、全てを支える基盤(ファンデーション)となるものです」。
マイ・ファースト・スクール(MFS)のジェネラルマネージャー(GM)のアイ・リーンさんが、なぜ藤森先生の保育から学ぶ必要があると考えたのかを説明します。
「2017年4月に幹部を連れて北京と東京を視察しました。印象的だったのは、新宿せいがの子どもたちが幸せそうでした。・・このMIMAMORUプラクティスは世界を変えることなので、決して高い投資だとは思いません。私の側近たち、4人のエリアディレクターと16人のクラスターマネージャーは、これが子どもにとって必要なことであると自然と理解できました。・・2019年はこうして実践して学びを深めています」
◆「MIMAMORUアプローチ」誕生
7月18日からのシンガポール視察研修も24日、最後の日を迎えました。この日はMFSのオフィスで、終日ミーティングです。この視察研修には日本から22名が参加していますが、過去2年間の振り返りと今後の展望に繋がる会合になりました。
このブログを読んでいる全ての方に伝えたいことは、冒頭のアイ・リーンGMの言葉に尽きます。世界には、様々な保育方法があります。MFSもモンテッソーリ教育やレッジョ・エミリアなども吸収しています。ただそれらのフェーズというかレイヤーとは異なり、もっと根本的な根幹となるものだということです。
GMは教育学の修士資格を持ちシンガポールの教育省に勤めてしましたから、この保育の意味深さがすぐに分かったそうです。
そのことが理解できると、メソッド(方法)という言葉では言い表わせないと考えるようになってきます。彼女たちがMIMAMORUの実践のことを「MIMAMORUアプローチ」というのが、わかるような気がします。
ちなみに、ピーステーブルの実践で私が感じた違和感の理由がよくわかりました。アイ・リーンさんも、子ども同士の関係のなかで育つ可能性の大切さを、本当によく理解されていました。現在の子どもたちの状況から出てきた課題を解決するために、ピーステーブルと感情のクールダウンを組み合わせたのでしょう。私の認識も変わりました。
 
◆2019年は90人を日本に派遣研修
GMは2017年4月に藤森先生に会ったときに受けた印象、インスパイアされた内容、そしてその後のスピーディな導入の経緯を説明しました。2017年の8月には早速導入を決めて、自らが143人の全ての園長に説明しています。そして全施設の中から21人の施設長がパイロットスクールになることに手を挙げています。昨年2018年は団体全体に広げています。そして今年2019年は実践しながら、さらに深める年にしてします。年間90人分の日本派遣研修の予算を組んでいます。すでに今年4月には26人が来日しましたが、そのなかには設計士2人や用務員も含まれていました。8月にも第2グループが来日します。「MIMA」が「基盤」であるからこそ、保育者だけではない専門チームが必要なアプローチなのですね。
◆今回の視察研修で学んだこと
私たちがやってきた保育実践のどこにどんな意義を見出し、それをどう理解しているかがよくわかりました。また、どのように広めようとしているかもわかりました。大きな組織のなので、一つの園のマネジメントとは違いますが、「違うけど同じ」の視点でみると、一人も組織も、基本には「学びのプロセス」というものがあり、それは子育ても同じ事がいえますが、それぞれが心から納得しないと、他人に説明できません。まずは一人ひとりが本気で「わかる」とこが必要です。

見学レポート2 園庭の意味(下)

2019/07/24

◆千人を超える園の散歩先は?
7月23日、見学2日目の午前中は、マイ・ファースト・スクール(MFS)の中で最も規模の大きい保育園で、園児数は1000人(千人)を超えます。これだけ大規模になると、私の常識では理解が及ばないことばかりでした。
散歩先は屋上です。散歩コースは巨大園舎のなかに設けられた巨大なスロープです。膨大な保育需要に対応するための、緊急手段なのでしょうか。
巨大な住宅地に巨大な保育園。それでも子ども一人ひとりの主体性を発揮できる生活の場所作り、保育作りに挑戦しようとしています。よりよいかどうかは別にして、工夫すればこんな大胆なことも出来るという見本かもしれません。スロープも散策エリアにしたらもっと面白くなりそうです。千代田せいがの廊下も絵本ゾーンや探索できるようにしたいですね。
◆ショッピングモールの中の園
MFSの園最後の、見学5つ目の園は大型ショッピングモールの中にありました。入り口に立っても、旅行代理店か何かの入り口のようにしか見えません。同じような施設は日本にも駅前や駅ビルの中にある保育園はたくさんあるので珍しくありません。驚いたのは園児の定員が300人を超えていたと言うことです。園庭はありませんでした。
◆マレーシアの保育園
さて、立地条件や制約がある中で、子どもの発達をどうやって保障していくのか、シンガポールの「今」を見てきました。1965年8月9日にシンガポールはマレーシアから独立しましたが、その独立記念日が近いこともあるのか、耳をつんざくような戦闘機の爆音か時々私たちの会話を中断させます。18歳になると2年間の徴兵があります。
見学の最後は、その隣国マレーシアの園です。シンガポールから車で15分もありません。その園の隣は道路を挟んで本物のジャングルがありました。雑木林ではありません。日本では見られない背の高い植物が繁っていました。午前中にはそこで1時間遊んできたそうです。子どもたちは、石や植物などの自然の素材をふんだんに使って見立て遊びや制作 、造形活動が盛んです。
人口密集地の園庭のない園から一転、園庭が無くて困るのではなく、ジャングルがあるから「いらない」という園環境です。たしかに、人間の歴史で園庭が登場するのは、フレーベのキンダーガーデン前後でしかありませんから「園庭」があるからよくて、ないからダメというのは発達に必要な「普遍」を見えなくしているかもしれませんね。なんとも面白い一日でした。

見学レポート1園庭の意味(上)

2019/07/23

今日23日はシンガポールの保育園2園とマレーシアの保育園1園を視察しました。昨日22日の4園と合わせて今回は2日間で7つの保育園を見ましたが、規模や立地環境などが全て異なっており、それぞれに際立った特色を持っていました。
(マリーナベイ・サンズ)
それでも、どんなに環境が違っていても「子ども主体」の保育を追求してる姿勢は同じなので、その「違いの中の同じ」「変化の中の不変イコール普遍」を探してみたいと思います。今日と明日は千代田せいが保育園のテーマでもある「園庭がないこと」にスポットを当てながら、7つの園を振り返ります。
(マーライオン公園)
◆人口密度は実質世界一
東京23区と同じぐらいの面積のシンガポール共和国は人口560万人のシンガポール・シティがそのまま国であるという都市国家です。人口密度はモナコに次ぐ2位ですから、規模としては世界1です。また地方自治体がありません。ですからシティは行政区ではなくて一般用語です。シンガポール川がそそぐベイエリアの都心部は、斬新なデザインの超高層ビルやイベント会場の密集する観光スポット。例えば「マーライオン公園」や「マリーナベイ・サンズ」などで有名ですが、旧市街地とこの新しい埋立地にこれだけの人口が集積しているので、人が住む住宅も高層化せざるをえません。見学した7つの園は、これらの地域から少し離れた新興住宅地などにありましたが、子どもにとっての「外」の意味を考えると、とても面白いことに気づいたのです。
(マリーナベイの展望台から)
◆意外にも「園庭の確保」が課題に
見学した園の室内は、どの園も遊びのゾーンとダイニングのエリアが区分されていました。乳児の寝室が独立している園もありました。
戸外での活動エリアとしては、園舎に繋がった1階に園庭を持つのは7園のうち1園のみでした。シンガポールはもともと土地が狭いためベイエリアを埋め立てながら国土を広げてきた国ですが、新しい保育園は地面に園庭を作るのは難しく、新設園は屋上か室内にその機能を作るしかないようです。「狭い国土をいかに有効に活用するか」という同国のテーマが「園庭」にも見られました。これは千代田区と同質の課題ですね。
(マリーナベイの展望台から)
◆オフィスをリフォーム
最初にみた園は、国営の高層住宅棟が周りを取り囲むというロケーションでした。玄関は車が走る通りに面しています。GMのア・イリーンさんが「ここは前はなんだったと思いますか?」とクイズにしたくなる気持ちがわかる気がします。答えは「銀行」だったのですが、銀行の店舗が消えて、その代わりに保育園が建つというエピソードは、キャッシュレスの【AI時代でも超アナログな保育はコミュニティに必要だ】ということを示すものです。大きなパラダイムシフトを起こしている時代でありながら、そこに変わらないものとしての保育が前面に出てくるということ。この認識は、非常に重要です。
室内は1階フロアを改装して使っていますが、100平米ほどの園庭は、電動オーニングのあるテラスによって室内と繋がり開放的な空間になっていました。大きな木が園庭らしさを醸し出し、隣の宅地とのフェンス沿いに並ぶ花壇の、20種類ほどの植物に子どもたちが先生と一緒に水をあげていました。生活のなかに自然との触れ合いを意図的に取り入れていることがわかります。
(園庭。周囲は国営の集合住宅がびっしりと建つ)
(テラス側からみた室内)
◆国立自然公園のなかに保育園
2つ目の園は、国立の自然公園の中にありました。園庭が国立公園という、なんとも羨ましい話ですが、逆にいうと、そうでもしないと園庭が確保できないことを物語ります。日本の都市部でも土地のない自治体は、公園のなかに保育園を作っています。世田谷区や港区の都立公園のなかの保育園と似ている印象を持ちました。そういえば、木場公園にも保育園がありますね。
園舎は公園の目の前に建ちます。自然公園の中に違和感なく溶け込むように、外観は木目デザインのストライプが等間隔に並び、心地よいアクセントを生んでいます。その前に広がる芝生で、園児たちが遊んでいました。
公園にいる鳥などの小動物や自然環境は、格好の教材です。室内には自然の中の園にふさわしいようにと、丸みを帯びた山の形をモチーフにした家具や、自然体験を共有するモニターキットを独自に開発しています。
また自然保護団体による鳥の観察ノートは保護者と一緒に使います。またバードウオッチングの内容をウェブにアップして園の範囲を超えた共同学習に発展させていました。
◆急増する保育需要に政府がとった手段は?
3つ目の場所は高い住宅棟が何ブロックも並ぶ大規模団地です。団地のなかで外食やショッピングができるのと同じスタンスで、団地のなかに保育園を急速に増やす必要がでてきました。
そこでシンガポール政府は、駐車場をリフォームして保育園を作り始めたのです。4つ目の園は巨大な駐車場でした。駐車場の最上階が保育園になっていました。さらにその上の屋上が園庭です。雨漏れ対策などが大変だったようです。
(4園目の屋上)
政府は調理室などをもつ拠点園を作って、200メートルほどの範囲にその分園を配置していく計画があるようです。分園方式は日本でもすでに実施されましたが、課題が多い方法なので、アイ・リーンさんも慎重になっていました。
(明日に続く)

4つの園を見学して

2019/07/22

理念や考え方をよく理解すれば、具体的な保育環境が生まれます。その保育環境には「理念の理解の仕方の差」が現れます。その意味を、今日22日に4園見学したシンガポールの実践から探ってみましょう。今日みた園には、それぞれの特徴がありましたが、まずは共通する保育環境の特徴を拾ってみます。
◆例えば「子どもの自立」について
例えば私たちが大切にしている理念の1つに「自立」があります。藤森先生が2日目の講演で提唱した「子育てに大切な6つのポイント」の6番目にも「子どもの自立を喜びましょう」が入っていました。
この理念は世界共通の価値観であり、近代以降の個人主義が成立している社会の中では、当たり前のこととして受け止められています。”一人ひとりが大切である”とか、”かけがえのない人生である”とか、”一人の命は地球よりも重い”とか、そういった言葉に説得力をもたらしているのは、私たちが「個人の尊厳」に価値を感じているからでしょう。この理念から、子どもの意思を尊重したり、子どもが遊びや活動を「選ぶ」ようにするという環境になります。
◆ゾーニングされた室内
今日見た4の園は、全てそうなっていました。一斉に同じ内容をするデイリープログラムではなく「children choose activities〜」となっています。室内はゾーンに分かれています。絵本、制作、ボードゲーム、積み木、見立て遊び、ロールプレイなどにゾーニングされています。
家具は固定をやめて移動できるものに変えた場所もありました。
「選択」は遊びだけではなく、食事の量を選んだり、清潔の自立を図るための「身だしなみセット」(鏡、ティッシュボックス、ゴミ箱のワンセット)が置かれていました。
◆気持ちを落ち着かせるために
精神的な「自立」はどうでしょうか?人間はいろいろな感情に振り回されて生きています。その状態は自由ではありません。自分が「感情にコントロールされている」からです。いま自分がどんな感情の中にいるのか、そのことに自分で気づいたら、人は自分が好ましいと感じる心理状態を選ぼうとするように心が動くから不思議です。そんなことが子どもにできるだろうかと思われるかもしれませんが、実はできることを、私たちの保育では立証してきました。その気づきは、ある種のメタ認知です。自分の感情のことに関する知性なので「心内的知性」と呼ばれることもあります。それを子どもたちの関係からゆっくりと育もうとするか、それとも子どもたちによい行動に結びつくように誘導するか、その違いは「子ども観」の違いに繋がっていく微妙な問題でもあります。
◆感情ボードとピーステーブル
その実例が「感情ボード」です。子どもの情緒の安定を図るために「感情ボード」が有効であることに、私たちは随分前に気づいたのです。見学した園は、この感情ボードとピーステーブルをセットにした場所が多く見られました。子ども同士の関わりのなかでトラブルになったり葛藤を抱えたときに、どうやったら自分で自分の気持ちを落ち着かせることがてきるか、その方法が「選べる」ようになっていました。
◆子ども同士の関係からの学び
一人ひとりを大切にしながら、選択を引き出す環境構成は、意欲的で自発的な心情を育てます。ただ、見守れるためには、もう一つの大切なエレメントである子ども同士の関係性が育っていく必要があり、それには時間がかかります。心を落ち着かせる環境や方法は、一人ひとりのアプローチで、多様なアイデアが参考になりましたが、子ども同士のなかで子どもたち自身で解決策を見出して行くことを信頼したピーステーブルの使い方とは、少し違っていました。このことの背景には、子ども観という理念の違いがあるかもしれません。

MIMAMORU導入の理由

2019/07/21

シンガポールの保育会社マイ・ファースト・スクール(MFS)が「見守る保育」を自らの保育に導入した理由について、GMのアイ・リーンさん(写真)は、昨日20日の会議で3つのことを挙げました。

1つ目は、子どもの持つ潜在的な力を信じ、それを最大限に引き出す方法であること、2つ目は、子どもがよりよくなるように先生がファシリテーター(促進者)の役割を大切にしていること、3つ目は脳科学や人類学、発達心理学などの最新科学によって常に保育をアップデートしていること。この3つがあったから、全ての 保育園でやることにしたそうです。
最初の2つのことは、表裏一体の不可分の関係にある事柄ですが、3つ目の理由は私たちもあまり意識しないで取り組んでいたことかもしれません。
2つ目のファシリテーターの役割については、子どもの経験の質を高めるための環境の再構成や、子ども同士の人間関係の構築などの専門性が必要なことなので、一朝一夕にできるものではありません。 アイ・リーンさんがこの3点に着目するのは、とても理にかなったことであり、私たちにとっても、その重要性を再確認できる機会になりました。

MIMAMORUアプローチ

2019/07/20

◆子育ての6つのポイント
今日20日土曜日のシンガポールからの報告は、藤森先生からの「家庭での子育ての6つのポイント」です。昨日19日から開かれている「マイ・ファースト・スクール」のイベントですが、今日は保護者が集まりました。今日の講演では、自分のことは自分でやる自立力や、お互いに助け合う力がどうやったら育つのか、その大切な考え方が保護者に紹介されました。要点だけを、まとめると次のようになります。
1つ目は、子どもは、それぞれの年齢で学ぶことがあるということ。
2つ目は、子どもがやろうとすることを代わりに親がやってあげてしまうのは、子ともにとっては「迷惑」だといこと。
3つ目は、大人が問題を除くのではなく子ども自らで解決できるように援助することが大切だということ。
4つ目は、子ども同士のトラブルが起きたら、大人はすぐにどっちがいい、悪いを判断するのではなく、そのときの子どもの想いを聞いてあげるといいこと。
5つ目は、子どもがやったことを罰したり、褒美をあげたりすると、それが目的になってしまうこと。
そして最後の6つ目は、子どもが自立することを喜ぶべきだということです。
この6つの要点は、保育園でも大切にしていることですが、家庭でもやっていくと、子どもたちの気持ちは安定し、自信を持ってやっていくようになるでしょう。
ここには、保育の原理、プリンシプルが含まれています。私たち保育者も忘れてはならないものです。
◆MIMAMORUアプローチ
藤森先生を招待したMFSのジェネラル・マネージャー(GM)であるアイリーンさんは会場に集まった保護者に向かって「シンガポールでは、子どもたちに、ああしなさい、こうしなさいと、つい指示して子どもにさせてませんか?藤森先生の見守るアプローチは、そうしません。MIMAMORUというのは、ウォッチ・アンド・ウェイトです。子どもがやろうとしているなら、よく見てちゃんと待ってあげることが大切なんです。そうしないと、子どもが自分で考えて学ぶことができないでしょ?」と、わかりやすく説明していました。

藤森先生の講演の受け止めるは・・

2019/07/19

 

シンガポールで開かれているフェスティバル会場から、昨日の話の続きです。藤森先生は、今日2回の講演の中で「これからの時代にはいわゆるIQ(知能知数)よりもEQ(情動知性)やSQ(社会的知性)が、より重要になります。そのためには、乳幼児の頃から、年齢の異なる子どもたちの中で、お互いに学び合えるような経験をすることです」と話しました。

講演は、昨日も書いたようにシンガポール最大手の保育会社「マイ・ファースト・スクール」が主催する「ラーニング&シェアリング フェスティバル2019」のなかで行われました。講演を聞いていたのは、この保育会社のスタッフたち約1000人で、すでに保育実践に生かしているため、日本の子どもたちが助け合ったり、協力しあったりしている動画とその説明が流れると熱心に見入っていました。主催者によりと、この保育の提唱者本人が目の前にいるという事実が、最も大きなインパクトだったようです。

シンガポールの見守る保育

2019/07/18

今日18日から24日まで仕事でシンガポールにいます。何をしに来ているかというと、統括園長藤森先生に講演の依頼が来たからです。私たちが実践している保育を、シンガポールある保育界最大手の保育団体が数年前から取り入れており、その定着と発展を図るために、明日から大イベントを開きます。そのイベントの目玉が、藤森先生の講演になっており、政府の保育行政のトップも来ます。講演は職員関係者向けに2回、保護者むけ2回行います。この保育団体は「マイ・ファースト・スクール」(以下MFSと略)といい、シンガポール国内に143ヶ所の幼児教育施設を展開しています。私の目的はMFSがこの保育の何を評価しているのか、それをどのように広げようとしているのかを確かめることです。明日の講演が楽しみです。

【園全体】アンケートこれからでも大歓迎です

2019/07/17

お忙しい中、アンケートのご協力ありがとうございます。締め切りの16日で35家庭中25家庭からご回答いただきました。もし「書いたのに提出し忘れた」とか、「半分書いて手元にあるんだけど」とか、「伝えたいことが出てきた」などの方がいらしたら、これからの提出でも構いません。目的はみなさんのご意向を把握させて頂き、きちんと受け止める事が目的です。まとめの作業には入りますが、これからでも大歓迎ですので、遠慮なくご提出下さい。よろしくお願いします。

園長による朝の運動タイム開始

2019/07/16

そんなに人気なら毎日やろう!というわけで、今日から毎日、朝9時から10時まで3階の「運動ゾーン」で【園長による運動タイム】を始めました。毎日続けます。やりたがる子が多いということは、それを使って伸びたい能力があるということです。いろいろな能力は、使わないと発達しません。これを「自発的使用の原理」といいます。たわむネットやクライミング、スイング遊具によって、子どもたちのいろんな身体的能力や精神力が開発されそうで、非常に楽しみです。

 

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