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園長の日記

台風一過、お月さまの観察会

2019/09/09

◆相撲ごっこで運動も

「はっけよーい、のこった!」朝の運動遊びで、最近、お相撲がはやり始めました。「流行り始めました」と言っても、私が流行らせているのですが、むやみに腕を振り回したり、蹴ったりするより、お相撲のように多少、ルールがあって力を出し合うのもいいだろうと、私が行司役をやっています。そんな遊びに夢中になっていると、朝までの台風騒動が嘘のように何処かへ行ってしまいました。

◆こんなに早く役立つとは!

実は朝8時ごろ、園の前の歩道橋下の歩道に人が倒れていたらしく、通行人が園のAEDを借りに来たので貸しました。私は屋上の整備中だったのですが、応急救護が功を奏し一命を取り留めることができました。AEDを置いておいて本当によかった。

◆区の「点検評価会議」が視察

11時過ぎ、区の新井課長が点検評価会議なるメンバーを引き連れて視察に来られました。短時間でしたが、せっかくなので1階では「乳児も子ども同士のかかわりが豊かな方がいいこと」、2階では「遊食寝が別れているから生活の自律が育つこと」、3階と屋上では「園庭がない分だけ、運動や自然との触れ合いができるように工夫していること」をみてもらいました。

◆区長との懇談会は台風で延期に

午後は区長との懇談会だったのですが、台風の影響で中止になりました。残念です、話したいとこがいっぱいあるので。その時間を使って藤森統括園長の著書を読んだり、貸し出しができるように専用の書棚を組み立てました。

◆天体望遠鏡に興味津々

夕方から月の観察会を開きました。台風が一たび過ぎれば(台風一過)、暑い青空が広がるので、きっと「お月見」にはもってこいの条件だ、と踏んでいたら、意外と夕方は雲が多い。「当てが外れたなぁ」と思いながら、夕方のお集まりで、月の形が変わっていく話をしました。なんといっても、大きな天体望遠鏡が子どもたちの目をひきます。早く覗きたくて仕方ありません。

◆ビルの看板、神田川の川面、牛丼のすき屋

そこで、月は見えないけど、いろんな景色を見てみようと、向かいのビルの看板、歩道橋を歩く人、神田川に浮かぶ水鳥などを見て楽しみました。天体望遠鏡で身近な環境を「大きくして見る」というのは、まるで虫眼鏡で都会を観察しているようなもの。これは楽しい。観察ゾーンのツールとして常備しようと思います。

◆都会のビルとビルの間のお月様

その子どもたちの興味に、天気が応えてくれました。なんと、お集まりをしている窓から、お月様がのぞいてくれているではありませんか。都会のビルの間に見えるお月様を、天体望遠鏡で観測するなんて、なんだか、これが「千代田せいが」っぽい!

(天体望遠鏡でみた「お月様」。左右反対になります)

園はいつもの通りです

2019/09/09

【朝7時現在の台風15号】

おはよう、ございます。

 

雨雲は東京からは東部へ抜けました。

保育園はいつもの通り開園しています。

被害もありません。

動いていない交通機関があります。

通勤時間に合わせて、気をつけて登園してください。

【朝8時現在の台風15号】

午前4時現在、東京湾通過中

2019/09/09

東京電力の雨雲レーダーによると午前3時50分現在、台風15号の中心は、東京湾辺りを通過している模様です。都内はかなり強い風と雨が続いています。

 

もうすぐ関東へ上陸へ

2019/09/08

東京電力の雨雲レーダーによると、8日午後10時現在、台風15号は時速20キロでゆっくりと北上中。もうすぐ深夜に関東に上陸する模様です。

JR在来線、始発から朝8時まで運休

2019/09/08

本日8日午後6時の天気予報によると、台風15号は今夜遅くに上陸し、明け方3時ごろ神奈川県、昼前までに関東(東京)を通過します。

朝の登園時刻は、安全確保を優先して決めましょう。

◆記録的暴風となるおそれがあります。

◆明日9日の明け方までに、1時間で80ミリの猛烈な雨のおそれ。夕方までの24時間で250ミリ(多いところ)と予想。

◆雨、風ともに午後9時頃から明日朝にかけて警戒してください。

◆JR東日本は、全ての在来線で午前8時まで運休します。

◆雨雲の動きは、東京電力の観測レーダーも参考になります。

http://thunder.tepco.co.jp

 

 

今夜関東上陸、深夜に都心を通過か

2019/09/08

本日8日(日曜日)正午の天気予報によると、台風15午後は今晩9時ごろに伊豆辺りに上陸し、深夜2月ごろ都心を通過する予想ルートにあります。朝6時ごろは北関東に抜けているでしょう。

ただ猛烈な風が深夜から早朝にかけて吹きます。風速50メートルの風だと、トラックが横転、電柱やブロック塀が倒れています。怖いのは、耐震強度のない解体中のビルですが、確認すると、解体はほぼ1階の高さぐらいまで済んでおり、倒壊の恐れはありません。

今夜は午後9時以降の外出(歩行や車の運転を含む)は避けた方がいいでしょう。

( 1階の高さまで解体が済んでいる、隣のビル。写真は園の屋上から)

明日9日(月)台風15号の予想

2019/09/08

今朝8日(日)7時の天気予報によると、台風15号は今日の深夜、関東に上陸します。最大瞬間風速45メートルから60メートルの暴風圏が東京を通過します。猛烈な風や雨が襲います。登園時間帯には関東北部に抜ける見込みです。

ただし、夜間に猛烈に雨が降り風が強まります。今夜は外出を控えて下さい。また、それまでに対策は済ませましょう。私は神田川の水位が急上昇、風による電線の切断・停電が心配です。また電車の運行取りやめ(東海道新幹線は6時以降に取りやめ決定)などの最新の情報を確認しましょう。

保育園は通常どおり、開園します。台風通過後に安全を確保しながら、登園してください。

昨日から「園のニュース」で台風情報と園の対応方針を案内しています。これから約6時間ごとにお伝えします。

 

来週は晴れたら6時から屋上でお月見会です

2019/09/07

台風15号が過ぎてしまえば、真夏の青空が広がるでしょう。9月の日没時刻はだいたい、6時ごろです。天体望遠鏡を使って、親子で月面を観測しましょう!

 

(屋上からは、ビルに隠れて見えませんでした。写真は歩道橋の階段からです)

 

昨日6日の午後6時過ぎ、南の空に半月が昇っていました。上の写真です。西へ日の入りした太陽と、ちょうど90度の位置にあるので「お月様は、半分だけ日が当たっているから、半分だけ明るいんだね」。園児たちは、まだこの空間的な位置関係はわかりません。上弦の月なんていう言葉も知らなくてかまいません。しかし、お月様はじきに丸くなることを実体験してほしい。そのとき「出た出た月が、まーるい、まーるい、まん丸い、お盆のような月が」の歌詞の意味が迫ってくるはずです。

(今夜7日は、こんな感じでした。左の方がやや膨らんでいます)

月は毎日、少しずつ東の方へずれていくので、日没後に屋上から月が見えるでしょう。9日月曜の夜は、台風一過、綺麗な11夜の月を望遠鏡で観測できるといいのですが。13日(金)が満月の15夜ですから、ちょうど太陽はちょうど真西に近いところに沈み、月は180度反対方向の真東に近いところから昇ってきます。

 

 

自分を見つめる力

2019/09/06

一日の時間の中で、素晴らしい景色をたくさん見たときに、どの景色を絵にしようかと悩むのに似ています。何が似ているかというと、今日の日記に書く内容です。たくさんの素敵な出来事が起きています。園生活の中の、そうした人生の色模様の、どこをピックアップしたらいいのか迷ってしまいます。

◆謝れる勇気を持つこと!

わいらんすいの保護者会資料に、これから全体で進めていくことが箇条書きされています。

〈自律と自立〉

①心のコントロール(心の自律)

②自分のことを自分でやる(行動の自立)

〈自己確立〉

⑦自分を見つめてみる(個人内対話)

⑧自分の思いや考えを表出する機会の充実(対人対話)

〈保育方法〉

④発達に即した経験の充実(保育の基本)

⑥お手伝い活動を通して自身や自分を意識するような経験(人的環境としての異年齢保育)

⑤ピーステーブルの保障(シチズンシップを育てる空間環境)

③一人ひとりの姿を家庭とともに捉えてともに関わっていく(家庭との連携)

⑨バス遠足を通しての探求(保育環境の充実)

・・・

この中で、①心のコントロール⑦自分を見つめてみる、という体験を子どもがする出来事がありました。

朝の運動遊びで、他の子の自由を守らないで勝手に自分のわがままを押し通し、最初に守ると約束したことを、分かっていながらやろうとしない姿を叱りました。

独占したがり、譲り合えない幼さが集団の中ではばを利かすと、ルールを守る繊細な子たちが「保育園に行きたくない」と感じてしまいます。

自分のやっていることは許されないことだと理解した子は、謝りに来たので「よく謝れたね」とその勇気を褒めました。子ども同士の中で、相手がどう感じているか、共感する力を育てる必要があります。

◆幼児のプール納め

屋上のプールは今日のプール遊びで、一旦区切りをつけました。暑い日は、水遊びをすることもありますが、屋上は徐々に秋の遊び場へと切り替えていきます。

◆須田町二丁目町会の納涼大会

柳森神社の前からガード下あたりまで、町会主催の納涼大会があり、わいらんの子たちが「子どもコーナー」で遊びました。

 

色の探求が始まろうとしています

2019/09/05

皆さんは「色」がどうしてあるのか、説明できますか?この質問の意味がわからないかもしれませんね。聞き方がよくないですね。どうして、モノにはその色があるのでしょうか?こっちの方がいいですか? モノには色があるに決まっている、なんでそんなことを聞くんだろうと思われるかも、しれませんね。

では、こんな質問はどうですか。
空気はモノです。窒素や酸素や二酸化炭素でできています。では、どうして空気には色がないんですか?どうして透明なんですか?透明といえばガラスも透明です。水もそうですね。そこには「色」はないのでしょうか?雨は水です。水は透明です。では、どうして湯気は白いのでしょうか?水蒸気は透明なのにどうして雲は白いのでしょうか?どうして透き通った空なのに虹には色がつくのでしょうか?
モノを小さく小さくしていくと、なんでも分子や原子になります。ではその原子には色があるんでしょうか。もっと小さくして素粒子の世界に色はあるんでしょうか。ブラックホールって黒い色なんでしょうか。ホワイトホールと言うのもあるそうです。太陽からは地球まで、強烈な熱と光が届いていますが、その太陽は何色でしょうか。
私が何を言いたいのか、お分かりでしょうか。上の質問には、全て私なりに「説明」できます。でも、謎は深まるばかりです。色という世界が不思議でなりません。
今日、わい、らんの子たちが色遊びをやりました。いろんな色といろんな色を指で混ぜ合わせると、いろんな色になります。そして、知っている色の名前を呼んで、何かがわかったかのような気になって、そこで好奇心が止まってしまわないか、心配なのです。
でも、そんな心配はいらないようです。同じ黒に見えるけど、薄めると青や緑だったことに気づいたりしています。
最近の活動は「色」をめぐるプロジェクト学習のようになってきました。塗り絵の道具も多様化してみます。新たな色の世界の探求が始まろうとしています。
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