MENU CLOSE
TEL

保育アーカイブ

真似してやってみたがることの意味

2019/04/13

土曜日は子どもが少ないので、先生と子どもの距離が近くなり、関わりが密になります。「先生これやるけど、〇〇君もやってみる?」。絵本にブッカーをかけたり、ラミネートで掲示物を作ったり、階段や廊下の掃除をしたり。先生にとっては仕事であっても、子どもにとっては興味深い体験であり、新しい学びになっています。子どもは大人がやっていることを真似してやってみたくなります。「子どもはどうして、真似をしたくなるのだろう?」と改めて考えてみると、面白いことに気づきます。

【行動の意味や目的を知りたがる】
実は、子どもは真似をする前に、このように考えます。「あれ、先生が絵本に何か透明なものをくっつけようとしている。何をしてるのかなあ」と思って、子どもは、こういいます。
「先生、何してんの」
なぜ子どもはそう聞くのでしょうか。何をしているのかと聞きながら、実は何をしているのかだけを聞いているのではありません。そうすることの意味、あるいは目的も聞いているのです。
また、お友達がそう聞いて先生から返事をもらっているその様子を、じっと見ているお友達もいます。このように、人がやっていることには意図があることを察して注意を向けるのが9ヶ月ぐらいから始まっています。言葉が上手に話せるずっと前から、人は観察によっていろいろなことを学習しているのです。
【目的志向の模倣について】
絵本にブッカーを貼りながら「この透明なのはね、ブッカーって言うんだけど、こうやっておくと、絵本が長持ちするんだよ」と、先生が説明しています。
同じように、ラミネートをする時も「2枚あったのが1枚になって、中に紙がサンドイッチみたいになったでしょ。これで丈夫で綺麗な掲示になるね」といったやりとりが見られます。
このように、やっている事の「意図を理解すること」で、その目的に向かって自分もやってみると言うのが、ヒトしかやらない模倣の本質です。ただそのままやり方を真似ると言うことも多いのですが、幼児になってくると目的を達成するためなら子どもなりにやり方を変えることもあります。そして、自分のやった出来栄えを確認したがります。狙っていた目的にかなった結果になっているかどうかを確認しているのです。それが「みて、みて」と言ってくることの意味なのです。
このような目的志向の模倣は、ホモ・サピエンス独特のものです。そのような場面が、今日はたくさん見られました。

小学校の入学式

2019/04/08

千代田区は今日が、小学校の入学式。私はこれまで、八王子市の小学校に毎年、卒園児の入学をお祝いに行っていました。千代田せいが保育園からの卒園児をお祝いするのは、来年からです。数年も経てばいくつもの小学校に入学することになるでしょう。当園のある神田岩本町は、千代田小学校区になりますが、今年は当園から最も近い和泉小学校にいかせていただきました。
並ぶ官庁    広場   濠
帝の官居    とりめぐり
わが千代田区に誉あり
大東京の中心地
江戸の名残も風情にて
ここを都の都とぞ
澄める千代田の城の月
これはご存知、「千代田区歌」です。作詞は佐藤春夫、作曲は山田耕作。国家斉唱の後に、子どもも含めた参会者一堂で、これを歌うという千代田区にあっては当たり前の事ながら、新参者の私にしてみると新鮮でした。
「わが千代田区に誉あり」という歌詞は、祈念でも、希望でも、願いでもなく「大東京の中心地    江戸の名残も風情にて    ここを都の都とぞ」という「歴史的事実」であることに、改めて感慨を抱いたのです。ちなみに私の師匠は、今川中出身なので、この歌を歌うことができます。
さて、私の感慨について、もう少し触れさせてください。この3月まで私がいたせいがの森こども園は、八王子市の多摩ニュータウンにあり、街開きの1997年に開園しました。同じ年に小学校も開校しました。ですから地域の歴史はたったの22年です。開園当時のキャッチフレーズは「地域を創る保育園」でした。当時よく使われたキャッチフレーズに「地域に開かれた保育園」と言うものがありました。しかし、開く先の地域がなかったのですから、地域を創るしかなかったのです。
それにひきかえ、千代田区は徳川幕府の開幕まで遡るわけですから、その歴史の差はあまりにも大きすぎます。「千代田の城の月」の「城」は「江戸城」ですから、月を眺めるお月見ひとつにしても、その味わい深さは格別のものを感じます。今年は園のテーマを「地域」としました。千代田区が一体どこへ向かおうとしているのか。地域の方々と語り合いながら、まずは、よく見つめていく1年にしていきたいと思います。

藤森統括園長の講話

2019/04/06

藤森統括園長と私は、兄弟でも親戚でもありません。クラスの担任から「保護者の方から聞かれた」と聞きました。兄弟ではありませんが、私の師匠です。師匠がいなかったら、私はこの世界に足を踏み入れる事はなかったでしょう。そのいきさつは別の機会に譲るとして、今日は私の師匠の皆さんへのお披露目の日、と言うと変ですが、とにかく師匠の話をたくさんの保護者の方に早く聞いてほしいと思っていました。開園して1週間、最も早い土曜日に設定させてもらいました。今日ご参加いただいた保護者の皆さん、ありがとうございました。以下、話を要約してご紹介します。

【どうしてこのような保育なのか】
今日の講演の内容は、2つテーマがありました。1つ目はどうしてこのような保育なのかということでした。私たちの保育は、「子ども一人ひとりを大切にした保育、子どもの主体性を育む保育」と言うことができます。
世界ではいま、保育の質に関する研究が盛んです。中でも、脳科学の進展によって、人生が健康で幸せであるためには、乳児の頃の在り方がとても大事であることがわかってきました。
例えば、一歳になる頃までに、環境から受ける刺激の感受性がピークになるという研究があります。その研究が正しいとすれば、赤ちゃんにとって必要な環境は親だけではなく様々な人々の応答的な関わりだ、ということになります。
これは人類の進化の中で、ずっと行われてきた子育てとも一致します。しかし日本では、家庭や地域にこども同士の群れ社会がなくなってしまいました。大人がさせる体験ではなく、子どもの方から環境に働きかけて、その変化が子どもに戻ってくるような体験が大事なのです。
【これからの時代に必要な保育】
AI技術の進展によって、今ある仕事の約7割近くがなくなってしまうだろう、と言われています。どんな時代になっても必要な資質や能力は何か?それは一言で言うと非認知的能力です。平たく言うと、何かを認識して覚えたり理解したりする力は、コンピューターが得意です。
しかし、人の気持ちに共感したり、自分の感情をコントロールしたり、何かと何かを組み合わせてクリエイティブで芸術的な営みを行うこととか、人と協力して何かを成し遂げる、そういった人間力が将来も、もっと必要になるだろう。そうした力を育てていくためにも、人と人の関わりを大切にして、長所に着目しながら持って生まれた力や脳のシナプスが強くなった部分を伸ばしていくこと、その人格特性を一人ひとりの個性として伸ばしていくような教育が必要になります。
【子育てのポイントについてQ&Aも】
参加された方々から、いくつか質問もありました。家庭での育児のポイントは?睡眠時間が与える発達への影響は?お稽古事についてはどう考える?こんな質問に、「師匠」から答えてもらいました。

子どもの内面世界を想像しよう

2019/04/05

すべての子どもたちが帰った後の保育園。誰もいないのに、子どもたちが残していった、様々な出来事がおもちゃ箱のように積み重なっています。1日を振り返ると言う事は、そのおもちゃ箱の中から私だけが知っているおもちゃを、もう一度手に取って、その数個のおもちゃをめぐる子どもの内面世界を追想することに似ています。まだ5日しか経っていないのに、もうこんなにたくさんのおもちゃが積み上がってしまった。もう、全てを紹介することを不可能です!毎日1冊の本が書けそうな位ですが、残念ながら1日は24時間しかありません。本当に残念です。
【だんだん子どもらしさを発揮】
「だんだんその子らしさを発揮してきましたね」「本当はこんなことやりたがってるんだよね、やっぱり」。日を重ねるごとに、そんな先生たちの会話が聞こえてきます。
ママやパパと別れて、1人で過ごした寂しさを、たった1日で乗り越えた赤ちゃんがいました。「たった1日で、けろりと泣きやんで。あんなに泣いてたのに」と今朝、ちっち組の先生が教えてくれました。君はどうしてそんなことができたのと、聞いてみたい。その子がもし話すことができたら何と言ってくれるんだろう。「ママと別れるのは嫌だけど、別れちゃったあとは忘れてた。だって、こんな面白いことがいっぱいあるんだもん。泣いてる暇はないわ」とでも言ってくれそうな気がします。
私はこういう子どもたちの姿の中に、本来の子どもらしさを見出します。心理学者だったら、順応性が高いとか、レジリエンスが高いなどと言うのでしょうが、私には、「子どもは複数でいて初めて子どもであり得る」と思えて仕方がありません。だから先人は「子」ではなく「子ども」と複数形で表したのでしょう。英語のchildrenも複数形ですね。
【制止を振り切ってでもやりたい欲求の強さ】
また1歳児クラスの中だけでは飽きたらず、とにかくいろんな場所を探索してみたいと言う子もいます。その、やってみたいと言う意欲の強いこと、強いこと。まさしく子どもらしい子どもです。私はその姿を、おおらかに肯定します。大げさな話ではなく、真実の話として、この「新しいものへのあくなき欲求」という、持って生まれた資質があるからこそ、アフリカではなく日本と言うこの極東の地にまで、私たちホモ・サピエンスの先祖がたどり着けたのです。「そっちには行かないでね」「それはやらないでね」と言う制止言葉を振り切って、人類は地球上に広がっていきました。
【好奇心いっぱいの子どもたち】
その子もまた、移動できるようになってこの数ヶ月の間に、同じような制止言葉をもう何十回も聞いてきたはずです。それは顔を見たらわかります。その子はその言葉を聞く前から、「この人もまたきっと、私に向けて、やっちゃダメとか、そっちに行かないでとか、そんなことを言うだろう」と、もう想像がついている顔をしています。ものすごく賢くて、そんなことを言いに私に近づいて来てるんだろうなと、空気を読みきっています。子どもにとっては、全てが新しいことの発見の連続だから、その面白さ、楽しさに比べたら、「それを我慢してやらないでおくなんてできないわ」と言う表情をしています。
【ちょっと想像してみよう】
私たちはその欲求の強さをどうやったらリアルに想像できるでしょうか。大人の場合に置き換えて想像してみるとしたら、こんなのはどうでしょう。例えば、その欲求の強さは、ディズニーランドのアトラクションに2時間並んだ後で「今日はもうこれで終わりです」と言われて入れなかったときの気持ちぐらい悔しいと想像してみてください。そんなことになったら、ブーイングの嵐ではありませんか。私にはまだ子どもの方が素直だと思います。まだ生まれて2年も経っていないのに、とても我慢強く物事に接しています。それに比べて大人の方が切れやすく短気です。
だから、たいていの保育園は、最初からそんな面白い情報に接しないように、そんな習慣をつけないように、管理保育を行うことになっていくのです。
社会的なルールを身に付けて、自分の気持ちをコントロールできるようになるのはもう少し先です。ですからこの時期を大人から見たら何でも抵抗するように見えるので「いやいや期」などと名づけましたが、これは現代社会の環境がそういう名前をホモ・サピエンスに貼り付けただけです。子どもたちの中には、何でもやりたがるキュリアス・ジョージ(好奇心いっぱいのジョージ。日本語訳はおさるのジョージ)がたくさんいるのです。

地域に根ざした保育園をめざして

2019/04/01

ご入園おめでとうございます。いよいよ園生活のスタートです。4月から仕事を始めるにあたって初めて子どもを保育園に入園させる方、仕事は継続中だが他の保育園などから転園される方、いろいろなライフストーリーの中で、入園は皆さんのご家庭にとって、一つの大きな節目になることでしょう。私たち職員にとっても、できたばかり園舎での生活ですから、正直なところ、どんな生活が始まるのか、楽しみであると同時に、まだまだ見通せない面もあります。ただ昨年11月の開園説明会や2月の入園説明会でお伝えしてきたように、子どもたちが保育園生活の主人公です。この町が故郷になっていく子どもたちにとって、何がふさわしい経験や環境になるか、皆さんと一緒に楽しい生活を作り上げていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

ところで、千代田せいが保育園の住所は、神田岩本町15番地7です。神田須田町二丁目がすぐ隣です。保育園は4月から岩本町三丁目町会に入会します。皆さんはご存知なのだと思いますが、昭和通りができる前までは、保育園のある場所と、通りを挟んだ東側とは、同じ町会だったそうです。現在は昭和通りによって園のある場所が飛び地のようになってしまいましたが、柳が昔並んでいた柳原通りは東西に長く繋がっています。保育園が所属する町会は岩本町三丁目町会なのです。訳して「岩三」と呼ばれるこの町会は「既製服問屋街発祥の地」で、高度経済成長期には、ここから全国のデパートへ既製服がどんどん出荷されていたそうです。さらに歴史を遡ると、江戸時代には古着市が開かれていました。今風に言えば「メルカリ発祥の地」でもあるのです。

こうした専門問屋街が江戸城下町にまで遡る下町文化だとすると、その風情を少しでも感じてもらえたら、と園舎を「蔵」のイメージにしたのが、私の上司にあたる統括園長の藤森平司です。藤森は今川中学校出身で、幼少期を鳥越神社のそばで過ごしました。この地に私たちが縁をいただいたのも、それが決め手です。江戸っ子は「喧嘩っ早いが涙に脆い人情家」「いきでいなせで、細かいことにはこだわらない」と言われます。藤森も「話はぶっきら棒に聞こえるが、本当は優しい人が多い」とよく言います。

4月6日(土)には、藤森統括園長が保護者の皆さんに講演をします。アフリカのことわざに「一人の子どもが育つには村中の人が必要」というのがあります。私が好きな言葉です。いろいろな視点で保育を語っていきたいと思います。この巻頭言の他に、ホームページの園長の日記も併せて読んでみてください。

「令和」元年の入園式

2019/04/01

【地域に根ざした保育園をめざして】

(園だより「巻頭言」 2019年4月1日発行)
ご入園おめでとうございます。いよいよ園生活のスタートです。4月から仕事を始めるにあたって初めて子どもを保育園に入園させる方、仕事は継続中だが他の保育園などから転園される方、いろいろなライフストーリーの中で、入園は皆さんのご家庭にとって、一つの大きな節目になることでしょう。私たち職員にとっても、できたばかり園舎での生活ですから、正直なところ、どんな生活が始まるのか、楽しみであると同時に、まだまだ見通せない面もあります。ただ昨年11月の開園説明会や2月の入園説明会でお伝えしてきたように、子どもたちが保育園生活の主人公です。この町が故郷になっていく子どもたちにとって、何がふさわしい経験や環境になるか、皆さんと一緒に楽しい生活を作り上げていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。

ところで、千代田せいが保育園の住所は、神田岩本町15番地7です。神田須田町二丁目がすぐ隣です。保育園は4月から岩本町三丁目町会に入会します。皆さんはご存知なのだと思いますが、昭和通りができる前までは、保育園のある場所と、通りを挟んだ東側とは、同じ町会だったそうです。現在は昭和通りによって園のある場所が飛び地のようになってしまいましたが、柳が昔並んでいた柳原通りは東西に長く繋がっています。保育園が所属する町会は岩本町三丁目町会なのです。訳して「岩三」と呼ばれるこの町会は「既製服問屋街発祥の地」で、高度経済成長期には、ここから全国のデパートへ既製服がどんどん出荷されていたそうです。さらに歴史を遡ると、江戸時代には古着市が開かれていました。今風に言えば「メルカリ発祥の地」でもあるのです。

こうした専門問屋街が江戸城下町にまで遡る下町文化だとすると、その風情を少しでも感じてもらえたら、と園舎を「蔵」のイメージにしたのが、私の上司にあたる統括園長の藤森平司です。藤森は今川中学校出身で、幼少期を鳥越神社のそばで過ごしました。この地に私たちが縁をいただいたのも、それが決め手です。江戸っ子は「喧嘩っ早いが涙に脆い人情家」「いきでいなせで、細かいことにはこだわらない」と言われます。藤森も「話はぶっきら棒に聞こえるが、本当は優しい人が多い」とよく言います。

4月6日(土)には、藤森統括園長が保護者の皆さんに講演をします。アフリカのことわざに「一人の子どもが育つには村中の人が必要」というのがあります。私が好きな言葉です。いろいろな視点で保育を語っていきたいと思います。この巻頭言の他に、ホームページの園長の日記も併せて読んでみてください。

園長の日記〜子どもの育ちと私たちの保育

2019/04/01

「子どもを取り巻く環境によって、子どもの発達を促す経験がどのように違ってくるのか」。私たち社会福祉法人省我会は、このことの探求に多くの時間を費やしてきました。この「園長の日記」では、園長から見た園全体の動きや、保育エピソードをとおして、保育の意図や意味、子どもの姿の捉え方などを語っていく予定です。

和泉小学校といずみこども園

2019/03/28

今日はいよいよ建築会社から法人への引き渡しです。園舎の管理運営が本格的に法人の手に委ねられました。
午前中に、和泉小学校といずみこども園に挨拶に行ってきました。和泉小学校の渡辺校長先生は、私たちのために校庭や体育館の提供を約束してくださいました。また、いずみこども園の小林園長先生は19日の内覧会にも足を運んで下さりました。子どもたちとの交流などで何ができるか相談させてもらうつもりです。地域の小学校とこども園と、心強いパートナーを得て、地域に根ざした保育を作っていく気持ちを新たにすることができました。

姉妹園とどう連携するか

2019/03/27

私はこの日、八王子のせいがの森こども園で職員会議と園内研修でした。社会福祉法人省我会は、1979年に八王子市に「省我保育園」を開園して以来、1997年に同じ八王子市内の多摩ニュータウンに「せいがの森保育園」(現在は、こども園)を、2007年には新宿区下落合に「新宿せいが保育園」(現在は、こども園)を開いてきました。今日開かれた法人理事会で、千代田せいが保育園の新年度事業計画と予算案も承認されました。姉妹園はそれぞれ地域環境に特徴があります。新宿には、園舎の隣に「おとめ山公園」がありますし、八王子にはすぐ側に自然保全型の「長池公園」があります。それぞれの場所を子どもたちが体験できないか、どうやったら距離を乗り越えられるか、そこが課題です。

園庭はなくても、町全体を園庭に

2019/03/26

ちっちゃな園庭でこじんまり遊ぶより、広い地域そのものが園庭なんだ。そんなつもりで戸外活動も積極的に行う予定です。今日は散歩コースの確認。園舎から、歩道橋を渡って昭和通りを越え「和泉公園」「佐久間公園」「美倉橋東公園」の遊具状態をチェック、人の混み具合なども皆で体験しました。柳原通りを直進して美倉橋を渡るルートが比較的、安全です。
エアスプリング素材の布団が届きました。通気性の良い新品の布団です。厚みがあって、程良い反発性が心地よい眠りを作り出しそう。サイズは大きめですが、2つ折りにして布団庫に収まりました。この布団のサイズにぴったり合う専用のシーツを使ってもらい、保護者の方には、週に1度取り替えてもらうつもりです。
神田川側のベランダには、窓ガラス上部部分に転落防止のネットを張りました。普通に生活している限り、十分な高さの窓ガラスのフェンスですが、子どもは思いもよらぬ行動をとることがあり得るので、万が一に備えた措置です。子どもたちは窓ガラス越しに、風景を楽しむことができます。またその窓ガラスには、外部からの覗き見や、撮影などから子どものプライバシーを守るために、ドットの大きさがグラデーションになったフィルムを貼りました。和泉橋の歩行者や、向かいの高層ビルなどからの視線を防いでいます。
top