MENU CLOSE
TEL

2019年 5月

散歩ギャラリー12ナズナ

2019/05/22

5月22日

散歩ギャラリー12  ナズナ
ご存知、ペンペン草。雑草の代表格というとナズナに失礼でしょう。春の七草ですから、食べられる草ですし、もう一つの別名が「貧乏草」という命名も、いったい、どうしたことでしょう。
余談ですが、雑草観察が趣味になると、最初は雑草なんて言えなくなって、そのうち、愛着を込めて雑草と言いたくなり、そのうち「まぁ、どう括ってもいいや」となってきます。
「・・・ペンペンとは、三角形の実の形が三味線のバチに似ていることから、三味線の音にちなんで、ペンペン草と呼ばれている」
おぉ、断定している!〜とされている、とか、〜といわれている、じゃないぞ。ホントかなぁ?
ただ稲垣さんは、貧乏草の命名由来について「庭や畑を放っておくとすぐに繁茂するので」としながらも、家が落ちぶれても屋根にナズナは生えにくい、『屋根にぺんぺん草が生える』というのは間違った語用だというから、楽しい。
・・・ナズナの種は風で舞い上がったり、鳥に運ばれたりすることはないそうで、痛んだかやぶき屋根に生えたのは、その高さまで飛ぶことができるのは、風に乗せて綿毛で種を飛ばすことができるホウキギクなどキク科の雑草。・・・
花言葉は「全てを捧げます」です。どこかで使ってみたい?かった?かも?

散歩ギャラリー11 スミレ

2019/05/21

〈 お知らせ〉再掲

■5月22日は全園児対象の健康診断です

5月22日(水)は全園児対象の健康診断があります。午前中9時30からです。健康診断(内科)は、0歳児(ちっち組)は毎月ありますが、1歳児以上になると年2回で、今回のはそのうちの1回目です。病気などでない場合は、出来るだけ登園してください。

〜〜〜〜〜

5月21日散歩ギャラリー  11  スミレ

スミレが雑草?そう思うかもしれません。昭和天皇は「世の中に雑草と言う植物はありません」とおっしゃいました。ここで紹介している雑草は、雑草を愛している稲垣さん、自称「みちくさ研究家」を導き手としています。その本の「道端で見られる雑草」の1番最初に紹介されているのが、実は「スミレ」でした。キャッチフレーズは、「野に咲く花のシティライフ」とあります。「・・・野山に咲くイメージがあるが、コンクリートの割れ目や石垣の隙間など、街の中でもよく見かける・・・」
そうなんだ!そう思って街中を歩いていると見つかりました。たしかに、よく見かけます。すみれを見つけると、心が弾みます。どうしてなんでしょう。
『子どもに教えてあげられる散歩の草花図鑑』の著書で、気象予報士の岩槻秀明さんは、その図鑑のなかで「菫色と称される濃厚な紫色の花を咲かせ、その可憐な姿は多くの人を魅了してきました」と書いています。これを見れば、子どもも「わぁ、きれい!」というだろうなあ。前回のチチコグサモドキには、申し訳ない気がしてきた。
属名のラテン語Violaは紫色を意味します、そしてスミレの小種名mandshuricaは「満州の」の意味です。日本に自生するスミレの仲間は、約60種あるそうでコスミレの小種名はjaponicaで「日本の」の意味で、同じくノジスミレのそれはyedoensisで「江戸の」という意味だそうです。だんだん、日本の花らしい話になってきました。

散歩ギャラリー⑩チチコグサモドキ

2019/05/20

散歩ギャラリー ⑩チチコグサモドキ(父子草もどき)

母と子の花があるなら、父と子の花はないのだろう?ちゃんとあります。チチコグサです。でも数が減って、あまり見かけなくなったそうです。そのかわり急激に増えているのが北米原産のチチコグサモドキです。確かにいっぱいあります。ちょうどこの時期は、紫褐色の小さい花を盛んに咲かせ、すでに小さな綿毛が惚け立ち、茶色く枯葉のように見えます。春から秋にかけてずっと見られます。
〜〜〜〜〜
■親子遠足とファミリーバザール
夕方から久しぶりの雨模様ですが、親子遠足のある25日(土)は、晴れそうです。昨日「お知らせ」しましたが、この日は、岩本町三丁目町会と東神田町が実行委員会を担う「ファミリーバザール」の初日で、やっぱり晴れて欲しいですね。
このバザール、年2回やっていて、昨年11月に参加してみると、凄い人出で、竹下通り状態だったので(若い人はあまりいないんですけど^_^)、親子遠足は、最初計画していた時は、柳原通りは避けた方がいいかなぁ、と遠足係と話していたんですが、神田祭のとき、バザール実行委員会の事務局の方と親子遠足の話をしたら、「タイアップして何かやりたいですね」ということになりました。
今回は、タイアップといっても、何かあるわけでもないんですが、まあ、お互いに気持ちはタイアップ、というか、同じ場所で同じ時間を共有することにしました。「バザールの初日の午前中の早い時間なら、ちょうどいいんじゃないな、車も入って来ない歩行者天国だし」(実行委員会)ということで、親子遠足は、柳原通りはコースに入ります!
■ゾーンについて
今日、幼児クラスの子たちが、ダンゴムシを虫眼鏡で観察することが、遊びになっていた、という報告があります。これを読んでいて大切なことを思い出しました。子供の経験の質が良いと言う時、大抵子供は熱中しています。何かに夢中で取り組んでいる時、それは生活でも遊びでもないのかもしれません。いや、確かに遊びであり生活ではあるのですが、それをもっと超えた何か、別の次元の営みだと言う気がします。大人でも、熱中してやっている仕事は、もはや仕事と言うよりは遊びに近いと言うことがあります。やりたいことに意識や体が集中して、没頭している状態を、スポーツではゾーンに入るといいます。この場所のことでありながら、より大事なのは、精神状態としてのゾーンです。このゾーンのことを、私たちは保育の中で実現させていきたいと考えているのです。

散歩ギャラリー⑨ハハコグサ

2019/05/19

散歩ギャラリー⑨  ハハコグサ(母子草)
今日は日曜日。ちょうど1週間前は神田祭でしたが、その日、12日は母の日でもありました。日本人が自然に対して抱く情緒は、優しいものが多いのですが、草花から受ける印象と名前が一致するものと、そうでないものとがありますよね。
このハハコグサの写真は、保育園の東側の花壇です。撮影は5月10日です。(ちょっとピンボケ)
⭐︎
この「母子草」は、花と印象と名前が一致します。葉は柔らかく、薄く産毛のような毛に包まれています。花は淡い黄色で、茎と葉がゆらりと丸みを帯び、名前をつけた人ば、全体の姿を見て子どもを抱く母親をイメージしたのかな、と思います。
・・・しかし、実際には、綿毛の種子が「ほうけだつ」ことから、あるいは「葉の毛がほうけだって見える」ことから、ホウコグサ呼ばれていたのが転じてハハコグサになったとされる・・・(『散歩が楽しくなる雑草手帳』(稲垣栄洋))んだとか。
それでも、「転じて」母子草とよぶようになる経緯には、雛祭りの風習と関係しているというから、話は一気に民俗史と関わってきます。なぜなら、ハハコグサは、あの春の七草の「ごぎょう」のことなんです。
「せり    なずな
ごぎょう    はこべら    ほとけのざ
しずな    すずしろ    これぞ七草」
「御形」 は厄除けのために川に流した人形のことですから、その人形の姿に似ていると思ったのかもしれません。雛祭りに人形が飾られるようになっていく物語に母子草が登場してくるというのは面白いですね。
ちなみに花言葉は、「いつも思う、優しい人、永遠の想い、温かい気持ち、無償の愛」です。やはり親が子を思う気持ちと重ね合わせたのでしょうか。
自宅の近くで、撮り直しました。
左はチチコグサモドキ。次回、紹介します。

散歩ギャラリー【拡大版】⑧アカカタバミ

2019/05/18

散歩ギャラリー【拡大版】 ⑧アカカタバミ(赤片喰)

花が黄色と紫のカタバミが、園の近くにはたくさん見られます。同じ黄色の花をつけているカタバミでも、葉が赤っぽいのもありました。【注】カタバミの和名には、片喰と傍喰の二種があるようです。
生物は世代交代の度に、変異体を生じるように出来ています。ヒトも同じです。異なる特性を持つ個体のうち、その環境で次世代を多く残した個体の特性が、結果的に環境に適している。そう考えるのが、現代の生物学が支持する進化論です。葉っぱが赤っぽいという特性が、どう環境に適しているだろう。散歩中にチラリと思いついた疑問符は、まだ疑問のままです。調べても「突然変異」という説明までしかありません。こういうときは、大抵まだ有力な説がないことを意味します。
■子どもは小さな科学者
「アカカタバミの生存戦略はなんだろう?」その納得できるような説明理由を思いついて(仮説を立てて)、その根拠を調べようとするのが、科学者の営みです。この「不思議だなぁ」と思うことが「科学」の始まりです。保育界には「子どもは小さな科学者」という言葉があります。子どもと一緒にいると、確かに「子どもは小さな科学者だなぁ」と、思います。
「どうしてブロンズプレコ(熱帯魚)」は出てこないの?」「どうして園長先生は仕事を先にするの?」「どうして眼鏡をかけているの?」・・・子どもの「どうして」には、いろいろなメッセージが盛り込まれますが、内面から立ち上がる自発的な動機を持って、自己主張できることは、素晴らしいことです。大人は困るかもしれませんが・・(笑)
■論理的な疑問を持てるのは無矛盾性を探究する「善さ」である(佐伯胖)
なぜ「素晴らしいか」というと、社会的行動規範はやがて身につきますが、自発的動機をなくすのはたやすく、一度じぶんの言葉と頭で考えることに意味がないと教え込まれると、自分で問う力を取り戻すのことが、どうも困難な教育の仕組みと社会になっているような気がするからです。子どもの思考のシナプスを、そのまま太い幹線道路にしてあげたい。その脳を楽しく使い続けることができる生活環境にしてあげたいのです。
■子どもには負ける好奇心
前のこども園(保育園時代)で、恐竜が好きだった子は研究者になっています。何でだろう?どうして〜なの?という、子どもの「?」には、一緒になって不思議だなぁと、思うしかないこと、答えのないことがたくさんあります。この教えなくても子どもが持っている好奇心、探究心を、持ち続けられるようにしてあげるには、大人が好奇心、探究心を、持ち続けることが大事なんでしょうね。それが忙しくてできなくなったり、大人の都合で作った職場のルールも含めて、いろいろな理由で人生を探究するテーマを諦めたり、先送りしながら生きざるを得ないのが、私も含めて一般の大人たちなんでしょうね。

記念すべき日になった今日

2019/05/17

■初めての園庭遊び

今日は2つの意味で記念日でした。何の記念日でしょう?それは千代田せいが保育園が、初めて「園庭」で遊んだ日として、記念すべき日になったこと。そうです!佐久間公園で遊んできたんです。
開園してから、まだ一度も園庭の代替地の公園に行ったことがなかったとは、事情を知らない他人には、言いにくいものです。でも、子どもたちと私たちにとって、一つ一つの課題をクリアしながら、やっとここにたどり着いたという「安堵感」が、ジンワリ胸に来ます。えっ、まだだったの?という声なき声が聞こえそうですが、「そう簡単じゃないんだよ、いろいろあるんだから」という気持ちが、フツフツと込み上げて来ます。でもそれはこちらの問題であって、子どもたちには関係ありません。子どもたちには、たかが普通の公園で遊ぶために、こんなに待たせてしまって、申し訳なかったなぁ、という気持ちです。
■日比谷線の地下を通り抜けて
懸案の昭和通りは、日比谷線の地下を通って渡り、柳原通りから、美倉橋に抜けて行きました。このルートが一番安全だと思います。職員は幼児の担任3人と私の合計4人態勢です。
朝のお集まりの後、10時過ぎに園を出て和泉橋を渡って行きます。佐久間橋児童遊園に行き慣れたわいわい、らんらんの子どもたちにとっては、余裕のルートで始まります。この時刻の地下鉄は通行人も減っていて、スムーズに地下通路を通り抜けることができました。
■子どもたちの頑張りと成長
そして、もう1つの記念すべきことは、子どもたちの頑張りです。あの場所まで、ルールを守りながら歩いていくのは、まだ幼い子どもたちにとっては、かなりの努力が必要です。道路側ではなく壁側を歩く、前の人との間を開けない、横断歩道が右左を確認して渡る、その都度の先生の話を聞く、気になるものを見つけても我慢して歩く・・いろんな頑張りがありました。本当に心から褒めてあげたいと思います。
■佐久間公園は、砂利土が入っていて砂埃が舞いやすい状態でした。アスレチック遊具があるエリアは、よくある赤土で程良い湿度を保つ地になっていました。滑り台やロープ付登斜面、平面鉄棒などからなるアスレチック遊具は大人気で、公園にいた1時間ほどの間ほとんどをこの遊具で遊びました。黒アゲハが、ツツジの花の蜜を探しに来ていて、葉っぱに止まった瞬間、坪井先生が虫取り網で豪快に捕まえました。虫かごに入れて持って帰り、昼食後に観察した後、自然に返してあげました。公園散歩は、笑顔と歓声の絶えない小一時間でした。

散歩ギャラリー⑦ムラサキカタバミ

2019/05/17

5月16日

散歩ギャラリー⑦ムラサキカタバミ(紫片喰)
第⑥回で紹介した散歩ギャラリーのコオニタビラコ(小鬼田平子)から、一つ先の街路樹(消火栓がある所、駐車場の前)の下には、タンポポやノゲシ、カタバミなども花や綿毛の静かな“競演”が楽しめますが、これらの花の色は全部、黄色です。同じ場所に、花が赤紫色のカタバミが生えています。
一般に、花が赤や黄色など色鮮やかのは、蝶や蜜蜂などの昆虫に見つけてもらい、花粉をつけてもらったりして欲しいからですが、このムラサキカタバミ(紫片喰)は結実せず、種を作らないでも子孫を残しています。株元に小さな鱗茎を何十個も作り、土が耕されると、それを拡散させていくそうです。その方法と花の色が関係あるかどうかは分かりません。でも、蝶や蜜蜂などの昆虫に見つけてもらわなくても殖える方法で生きているんだなぁと思うと、赤紫色のカタバミに、「孤高」を感じた武士が昔いたかもしれませんね。この色に、深い色合いを感じてしまいます。
■柳原通りのムラサキカタバミ
佐久間公園まで歩いた柳原通りに、何箇所かムラサキカタバミを見つけました。散歩していて分かるのですが、どうも柳原通りは、通り沿いに緑を愛する市民が多い印象です。緑が少ないビルだらけの都会だけに、返って少ない街路樹の下の半畳程の地面を、小さな花壇にしている所があります。土を耕すことが多いので、ムラサキカタバミも増えているんだと思います。以外の写真は、すべて柳原通りです。

〈散歩ギャラリー〉 ⑥ コオニタビラコ

2019/05/17

5月17日

〈散歩ギャラリー〉 ⑥  コオニタビラコ(小鬼田平子)
柳原通りの南側、園から30メートルほど先の交差点にクリニックがありますが、その前の街路樹の根元に、春の代表的な雑草が生えています。この時期に発見しやすいのは、花をつけてくれるからです。
葉の花びらの先が、まるでトリミングされたかのように四角に揃っています。舌のような形だからでしょうか、舌状花というそうです。直径は1センチもありません。漢字でかくと鬼田平子。こんな可憐なかわいい花なのに、どうして鬼と言う事が付いているんでしょう?やや複雑ないきさつが分かりました。稲垣さんの解説はこうです。
⭐️
田んぼで、平らに葉を広げているから「田平子」とかきます。・・・もともと「たびらこ」と呼ばれていたが、タビラコより大きな本種が、「鬼たびらこ」と呼ばれるようになり、今度は「鬼たびらこ」より小さいとされて「小鬼たびらこ」と呼ばれるようになってしまった・・・
⭐️
つまり、大きいだけで鬼扱いされるとは、可愛そうですね。昔、タビラコと呼ばれていたのがコオニタビラコなんですかね。それより大きいのがオニタビラコ、と言うことですか。ややこしいですね。ちなみに「鬼たびらこ」は春の七草の「ほとけのざ」のことです。また、鬼には都会を好む青鬼(葉の色が濃い)と、田舎を好む赤鬼(葉が赤っぽい)がいます。日本人の命名は、楽しいですね。その代わり、名前がどんどん、長くなっていきますが。

初めてのバスでの園外保育

2019/05/16

■青空の下で思う存分、原っぱを駆け回ってきました

ボールを思いっきり投げたり、蹴ったり、モンシロチョウを網で追いかけて走り回ったり、木の根の周りでアリやダンゴムシ、テントウムシを捕まえたり。こんなにシンプルで、単純なことをやることが、楽しい。空は青空。澄み渡った空気。広い原っぱに、大きな桜の木。何をしても自由。子どもたちにはやっぱりこんな環境が欲しいと強く思いました。
■区が無料でバスを提供
今日はマイクロバスで東京都立木場公園へ行って来ました。朝9時40分ごろ出発して、10時過ぎから11時30分まで公園で遊び、12時過ぎに戻ってきました。初めてお揃いの体操服を着ての戸外活動でしたが、服はもちろん、お尻や手や顔も土で汚れました。園庭のない保育園のために千代田区が無料でバスを提供してくれました。感謝です。6月は3〜4回やる予定です。
■戸外遊びに絶好の季節
梅雨入りの6月中旬までのこの季節は、バスによる遠出以外にも、安全には気をつけながら、外に出たいと思います。体を動かす遊びが、子どもたちの心と体をほぐし、柔軟でしなやかな足腰を作っていきます。それは、思い通りに体を動かせる身体を手に入れることになり、怪我の防止にもつながります。併せて、心も優しく強くなっていきます。健康で丈夫な心と体は、幸せの基礎です。自分でやりたいことを見つけ、自分でやることができる『自立・自律』を獲得できるように、育っていってほしいと願います。
■小さな怪我が大きな怪我を防ぐ
子どもたちが原っぱを駆け回り、勢い余って、バランスを崩して転びました。でも彼は、また立ち上がって走り出すたくましい姿が見られました。ちょっと走って立ち止まり、痛かったからでしょう、自分で膝小僧をさすっていましたが、隣で友達が「大丈夫? がんばれ〜」と励ましていました。このように走り回ったり、ボールを追いかけているうちに、転んで擦過傷を作ったりするかもしれませんが、そんな小さな怪我は、必要だと思って頂きたいのです。この考え方は、世界的にみても保育界では共通した考え方で、例えばドイツ・ミュンヘンの公立幼稚園は、入園する保護者向けのパンフレットに「子どもは小さな怪我をする権利がある」と書いています。転んで膝小僧を打つような怪我があっても、その積み重ねが大きな怪我を防ぐと言う考え方です。勢い余って倒れそうになっても倒れなくなる力を身につけるには、倒れそうになってしまう位勢いをつけて走ってみる体験が必要なのです。その体験の中で、これ以上走ったら危ないとか、こうしたらバランスを崩すとか、そういう自己判断の力も育っていくのです。

散歩ギャラリー⑤ノゲシ

2019/05/15

散歩ギャラリー⑤ノゲシ

黄色い花を咲かせる、タンポポと同じキク科の植物です。春の野げし、けしあざみ、ともいいます。園の周りでたくさん見かけますよね。成長が早くて、いつのまにか園の玄関右手に、一株生えています。お気づきですか?  これから、花がたくさん咲きそうです。葉がギザギザしていて、ノゲシは茎を切ると、粘り気のある真っ白な液がでます。そこから、別名を「乳草」ともいいます。明日の園外バス活動先の木場公園でも見つけることができるでしょう。
top