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TEL

2019年 8月

8月5日 昼食

2019/08/05

夏野菜カレー

冷しゃぶサラダ

オクラのすまし汁

巨峰

麦茶

子どもの心が解放される意味

2019/08/04

子どもの心が解放されるときって、どんなときだろう? 今日はそんなことを考える1日でした。きっかけは「高畑勲展」に行ったからです。
◆心が躍動している時間
早々と脇道にそれますが、ここでいう「解放」は解き放すというときのカイホウです。「人質が解放されました」の方です。校庭開放の「開放」ではありません。自由になること。束縛や拘束から逃れ心や身体が自由になることの方です。
◆自由に解放された遊び
高いところへ登り、虫を触り、動物や植物の神秘に驚き、心を躍動させて思いっきり自由に遊んでいるとき、子どもの心は解放されています。保育園では、そんな時間があります。子どもの心が自由になる時間に、子どもの心は成長します。子どもの精神世界は、思い通りにやりたいことができる時に、広がっていきます。・・・・そんな思いを強くする展示と出会いました。
 
◆プレヴェールのことばから学んだこと
高畑勲がアニメーションの世界に進むきっかけとなったのが、アニメーション映画『やぶにらみの暴君』を観たからだそうで、展示会場で、その一部が上映されていました。その脚本がフランスの国民的詩人ジャック・プレヴェール(1900~1977)です。映画「天井桟敷の人々」の脚本も彼です。
そして驚いたのは、当時未訳のプレヴェールの詞華集(アンソロジー)の代表作 『ことばたち』(ぴあ2004年)を訳したのが、高畑勲だったのです。プレヴェールの詩は、大きな影響を与えているそうです。その本は絶版なので今、アマゾンで調べたら1万円以上するのですが、その本の中で高畑は、こう解説しているそうです。
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「プレヴェールは、早くから太陽や月や大地や海への敬愛や、草木や動物たちへの連帯と自由意思尊重を、子どもの心とユーモアで歌った」
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私の興味を引いたのは「子どもの心」で、どのように「太陽や月や大地や海への敬愛や、草木や動物たちへの連帯と自由意思尊重」を歌ったのだろうか?ということことです。
それがわかれば、私たち保育者も、子どもの心を捉えながら、子どもが心動かされている対象の「太陽や月や大地や海」つまり「自然」への敬愛や連帯そして自由意思尊重を捉えることができるはずだからです。
◆奈良美智の「子ども」
そして、わかったのです、「子どもの解放された心」の意味が。
まず、プレヴェールの詩『鳥への挨拶』(ぴあ2006年)を高畑が編・訳を手がけたとき、その詩に奈良美智の絵がついているのです。「子ども」はあの奈良美智の子どもです。自由の意味がはっきりしてきました。
さらに、私にとって「あぁ、そういうことか!」と、はっきりしてくるのは、高畑が手がけた作品「太陽の王子  ホルスの大冒険」「アルプスの少女ハイジ」「母をたずねて三千里」「赤毛のアン」「じゃりン子チエ」「セロ弾きのゴーシュ」「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」「平成たぬき合戦ぽんぽこ」に登場する子どもたちと、その子ども(=自然)が躍動するために必要な舞台こそ、高畑がこだわってきた部分であり、その装置にプレヴェールと同じ精神が息づいていることに気づいたのです。
◆ハイジは服を脱ぎ捨てて走る
展示でそれを象徴的に解説していたのは「アルプスの少女ハイジ」のオープニング・エピソードでした。「“解放される心”第一話アルムの山へ」で、ハイジが、ふうふういいながら急斜面を登りながら、重ね着をした服を一枚一枚脱ぎ捨てながら登り終わり、ペーターと屈託なく大笑いするシーン。こんなにわかりやすい「心の解放」があるだろうか、と誰もが共感するはずです。
◆8月になるといつも・・
高畑は2つの世界大戦をナチスから解放されるまでフランス人として生きたプレヴェールについて、こう書いています。
「まず何よりも自由と友愛の、そして徹底した反権威・反権力の詩人だった。彼はあらゆる支配や抑圧や差別に反対し、戦争や植民地支配を憎み、人間性の解放と自由を擁護して、抑圧された者たちへの友情と連帯を歌った」
平和しか知らない私たちには、想像しにくい心情かもしれません。そこにこだわって日本のアニメーションを世界に発信した高畑勲の遺作は「かぐや姫の物語」になりました。
(図録「日本のアニメーションに遺したもの  高畑勲展」より)
子どもの心が解放された生きやすい世の中かどうかが、私たちの目指す社会でありますように。

気持ちが触れ合うおままごと

2019/08/04

ゆずちゃんが、ぐんぐんのかえでちゃん、まりあちゃんとおままごとをしていました。

かえちゃんが、スプーンで 「あーん」と食べさせてあげています。
ぐんぐんさんたちが「めんめん」と呼んでいるこのチェーンリング。今日も麺🍜を食べているのでしょうか。

かわいらしいシーンにほっこりしたのと同時に、皆でおままごとを楽しむ姿に担任はぐっときてしまいました。

というのも・・・

↑少し前までは、同じような見立ての遊びを各々で楽しんでいたのですが(2ヶ月ほど前の写真です)・・・

それが、だんだんとお友だちとのやりとりを介した遊びへと変化してきたからです。これまでも、大人を介して一緒に楽しむ ということはありましたが、子どもたち自身からそのやりとりが生まれ、ごっこ遊びを楽しむ姿が見られたこと—なんだか大きく成長した感じです。

ゆずちゃんもかえちゃんの「あーん」に応えて口を大きくあけています。

ごっこ遊びを通して、やりとりそのものを楽しめるようになってきたみたいです。

 

ごっこ遊びには、心が育つ”大切な要素”がたくさんつまっているような気がします。想像力を膨らませながら、同じイメージを持って一緒に楽しむ…相手のやりたいことや求めていることを読み取って、それに応える…自分の思いやイメージを表現して相手に伝える…それが徐々に言葉でのやりとりとなって広がっていく… 「ごっこ遊び」って、心を通わせ合う大切な遊びなのではないかな、と思います。

 

これから、この遊びがどんな風に発展していくのか、とても楽しみです。
そして、子どもたちの遊びがより一層盛り上がっていくために、 「どんなアイテムがあったらもっと盛り上がるかな? どんな空間だったら楽しいかな?」 と、わくわくした気持ちで遊びの環境を考えていきたいと思います💭

 

和泉公園の盆踊り

2019/08/03

日本で夏らしい風景といえば「盆踊り」もそうですね。先週は隅田川の花火を見物しましたが、今日は「和泉公園広場」にいます。昨日2日金曜から開かれている「第39回秋葉原東部納涼大会」です。子どもは故郷の景色の「思い出」の一コマに必ずなるでしょう。

◆華やかな櫓と提灯
盆踊りの櫓を中心に、そこから放射状に提灯が華やかにぶら下がり、その周りをぐるりと町会などのお店のテントが取り囲んでいます。親子遠足のゴールだった同じ公園なのに、とても狭く感じるのは、人が多いからでしょうか。それとも何組もの保護者の家族とお会いして話ができたからでしょうか。きっと「私たちが共にしている公園」という感覚が狭く感じさせているのでしょう。
私にとって懐かしい音頭が公園全体に流れています。櫓の上では今、自治会婦人部が踊っています。学童のお友達がさっきまで踊りを披露していたそうです。その周囲を浴衣姿の家族が緩やかな輪を作っています。
◆企業がささえるコミュニティ
平安時代や室町時代に遡る「盆踊り」が日本の村々で長く続いてきたことについて、いろいろな説明がありますが「宗教的な意味よりも庶民的な感覚で村中の人たちの団結力が高まったり、男女の出会いの機会にもなっていた」という説明に私は共感します。現代の都市部の盆踊りは、危険な部分は漂白されて健全なイベントとして定着しています。
高度経済成長期に住民による村々での盆踊りが解体されたあと、ここのように再興された都市部の盆踊りは、商店街や企業の社会貢献活動が下支えして初めて成り立っています。食事を提供するテントは飲食店の協力を得ているそうです。課題はここでも町会と同じ高齢化です。20〜30代の親の家族は、子育てで忙しいので「実働部隊」を担うのは難しいでしょう。このような盆踊りに参加する家族は、子どもが小学5年生ぐらいまでで、中高生になると、見向きもしなくなります。若者向けのコンテンツへの若返りと伝統との共存がテーマになっていきます。それはニュータウンで経験済みだからです。
◆若者世代にとっての「盆踊り」を創造したい
実際のところ、音楽と踊り、食事とお酒、家族単位の交流が成立する機会は、日常生活のなかにありそうであまりありません。とても貴重な機会なのです。そういう意味では年配世代にとっては、格好のハレの時間です。しかし、子育て中の家族にとっては「子どものため」にきています。このままでは、老人と子どもの盆踊りのままでしょう。
数年後、例えば秋葉原のアイドルが櫓の上で、またスマホのSNSで初音ミクとコラボしながら婦人部や青年部と一緒に、米津玄師がアレンジした「ニュー大東京音頭」を踊っている。そんな「和泉公園」も楽しいかもしれません。

環境の再構成

2019/08/03

日々、子どもたちの姿を近くで見ていて、一人ひとりが興味関心を持って遊び込める環境が不十分であると強く感じていました。
一人ひとりが自分のやりたいことを見つけて、自分らしく楽しく生活できるように保育環境についてじっくり話し合いました。
園長先生に私たちの思いの丈を丁寧に聞いていただき、保育環境のエッセンスについてたくさん学びながら、保育室の環境を再構成しました。今後も子どもたちの姿をよく見ながら、一人ひとりの興味関心が広がり深まっていくよう、環境を見直していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

にこにこの部屋を模様替え

2019/08/02

にこにこ組は今日、保育が終わってから模様替えをしました。ちょうど4ヶ月経ったところで、子どもたちが今求めている「空間」へ再構成しました。

遊びの空間を大きく静と動に分け、右側の静の空間には従来からある絵本、制作、見立て遊びに加えて隅に「くつろぎ」を、そして窓側には「観察」の場を設けます。のんびりと安心してリラックスして過ごす場所は、とても大切だからです。また、せっかく乗り物がたくさん通る昭和通りも生活環境として、取り入れたいからです。にこにこさんたちの月曜日が楽しみです。

気付き

2019/08/02

積み木ゾーンの写真です。
二つのタワーを作り、周りを区画のように分けてあげ、その一つ一つが部屋になりその中に作ったLAQの生活空間へと広げていました。

 

四、五月の頃同じように遊んでいたことを記憶していますが、その時と今の姿で気付いたことがあります。それは、タワーを崩さないであげようとする『気遣い』が少し見られた事です。 もちろん、今日も壊してしまった場面はあったのですが、タワーにぶつからないように身体をネジって避けてあげていたのです。このような、自然な気遣いはやはり自然に身に付いていってほしいですね。そのためには、崩すことの経験の繰り返しも必要な1つです。

崩れる前の写真を積み木ゾーンに貼ってありますのでそちらもご覧ください。

8月2日 昼食

2019/08/02

ご飯

冬瓜のそぼろあんかけ

スティックきゅうり

肉団子スープ

麦茶

打ち水

2019/08/02

昨日の夕方に打ち水をしました!

打ち水をするとなんだか『涼しい』と体感。心でも何か涼を感じていました!

『もっとやりたい!!』という意見も子どもたちから出ていて、水遊び?と混ざっていないか、活動がどうなるか楽しみではありますが、体験を通して沢山感じていけたらいいのではないかなと、早速機会を作って行かないとです!!

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