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TEL

2020年 6月

6月29日 昼食

2020/06/29

中華丼

ツナサラダ

わかめのスープ

デラウェア

オレンジ

麦茶

見る力と学びの関係

2020/06/28

写真は歯科検診(6月25日)

子どもが何を考えて、どうしたいと思っているのか、それを言葉で人に表現できるようになる前と後で、本人の気持ちの整理の仕方はどう変わるのだろう。言葉にしなくても、表情や仕草や行動で伝わっていたのに、それだけでは伝わらない内容を心に抱えていることが、子どもにはあります。もちろん、大人もありますが。その思いが自分だけの世界で「〜というわけでした、マル」と完結しているならともかく、まあ、人間である限り、そんなことはあまりなく、誰かにわかってもらいたいという気持ちがあるものです。

これは人間だけが強く持つものなのですが、世界と自分を表すための道具としての記号、つまり表象を持つことができるようになった人間は、言葉もその表象の1つですが、その表象の世界の中に入り込んで、学び始めるということが起きます。没頭して遊んでいる時がそうです。また、昨日の日記で紹介したMちゃんが、モビールを触ってみたことで、それまでの「それ」とは全く異なる対象として「見る」ようになった時、モビールをじっとみているだけでも、それまでの「見る」とは意味が全く違う学びが生じていることになります。もし、また触りたいな、という思いが強ければ、それを見るたびに自分との感情的な対話も生じて、いつになるかわからないけど待つ、という能動的な「待つ力」を育む機会になっていくでしょう。見ることが学びにもなるのです。

その条件は、繰り返しますが、自分の世界の中に位置づくことです。その対象がMちゃんにとってのモビールのように、あるいは、ちっちのブログにあるようにAちゃんやYくんが「見た」くるくるチャイムのように、私もやってみたい、僕もやってみたいという興味の対象となっているような場合です。反対に節分に鬼が来たり、フェイスシールドをつけた歯医者さんが来て怖い体験をしたり、嫌な体験をしても、その対象は、避けたいものとして、その子の世界の中に位置づくわけで、これも「見る」こと、観察すること(思い出すことも含めて)が学びになっていくのです。どうやったら避けられるか、考える、みたいに。反対に、少し大きくなると怖いもの見たさ、というのもありますが。

そこに言葉が獲得されていくと、その自己の内面世界を「言葉」で再表現できるようになるわけですから、世界と他者と自分の3つの関係が「串刺しになって」(汐見俊幸)いく学びが、ダイナミックに展開されていくのです。面白ですね。子どもがそばにいることの面白さ、子育ての醍醐味は、その様相を大人が直に知ることができることにあります。子育ての楽しさを知るには、子どもの世界に私たちが入り込むことに限りますね。

見る力

2020/06/28

あやかちゃん、「くるくるチャイム」にボールを入れて遊んでいます。


最初は遊び方が分からなそうな様子でしたが、大人がやって見せると、すぐに真似をして、上からボールを入れてくるくると落ちていくのを楽しんでいました。

見て真似る力、すごいですね。感心してしまいます。

それをうしろで見ていたのは ゆいとくん。
ゆいとくんも、あやかちゃんの姿をよく見ていました。同じようにボールを上から入れて遊び始めます。

こうして赤ちゃんの頃から発揮される、見て真似をするという力は、のちに〈自分で考えて学んでいく力〉につながっていくようです。
なんでもよく吸収する子どもたちに対して、大人はつい”教え込み”たくなってしまう場面が多いかもしれません。でも、子ども自身が見て真似て考える という力を育てるためには、それが本当の「育ち」にとって必要なことなのか、考え直さなくてはいけないですね。

この「見る力」ということに関して、興味深い話をききました。ある脳科学の研究の中では、がまん・自制する力が育つためには、見る力を育てることが大切だという見解があるそうです。「今は我慢しなさい」とただ抑え込むのでなく、「これ、どうなるかな?そのあと◯◯しようね」と、子どもが状況を見て、自由に考えながら待つ・判断できるようにすること が自制心の育ちにもつながっていく ということなのだそうです。

我慢する ということは、自分の中でうまく気を紛らわせながら気持ち切り替えていけること とも言えるでしょうか。そう思うと、自分の力で 見て考えて待つ という力の大切さを改めて感じられるような気がします。

「見る力」は、考える力や学ぶ力、自制の力 などさまざまな育ちの基盤となる、重要なものなのかもしれないですね。

1歳5か月の子の学び

2020/06/27

(写真は木場公園 6月26日)

 

土曜日の保育で子どもの様子を見ていたら、歩けるようになったMちゃんが自分で移動でき、移動していった先の物や人との出合いを楽しんでいました。時々、私に寄ってきて指を差すので、それに向かって一緒にいきます。たまたま、だったのですが、天井から下がっているゾウさんや、松ぼっくりモビールを指差すので、「あれ見て、ほら面白いよ」と私に教えてくれているかのように感じたので、抱っこしてあげて、それにだんだん近づいていくと、手を伸ばして触りたいような仕草をしたので、体を近づけては離し、近づけては離し、と触れそうで触れない、触れそうで触れない、と遊んでいたら「キャ」っと笑い出しました。遊んでもらっているということが十分に分かっているようです。そして、ついに触りました。とっても嬉しそうです。(本当は、触って遊ぶものではないのですが)

赤ちゃんなりに見ているものについて、こうしたい、という考えがあって、それを私に指差して教えてくれます。私のほうは、当てずっぽうで、こうしたいという意味かな?と想像して対応します。「Mちゃん、そうなの、触ってみたいの、そうか、よ〜し、できるかな、・・・(チョンと触る)あ、揺れたね、面白いね、Mちゃん、触ったら揺れたね、よかったねえ、ねえ。・・ん? もう一回、またやりたいの、よ〜し、ほら、・・(またチョンと触る。そして握ろうとする)。あ、掴んだね、ざらざらしているね」

こんなことを数分繰り返しているうちに、Mちゃんと私の間にモビールという第三項が位置づきました。当分は「あれ」という言葉でしかありませんが、Mちゃんの中に関わりの中でえたイメージが興味の対象として輪郭を持ったことでしょう。こうして言葉を獲得しているのですが、最初から興味があったわけではなく、私という関わりの中で、もう一度自分のものになっていった世界との出合いが成立しています。

このように子どもからみたときの対象を「見る」ということが、それまでは、ただ漠然とあった周囲のいろいろなものの中から、自分の世界の中の対象となったとき、見ることで発見された世界との関わり方が始まったと言えるでしょう。大人もこうして、今までもみていたはずの世界が変わって見えてくることがたくさんあります。子どもたちもそうして毎日、小さな気づきを積み重ねているのですね。

6月27日 昼食

2020/06/27

ご飯

肉じゃが

厚揚げの味噌炒め

わかめの味噌汁

麦茶

なりきって遊んだよ

2020/06/26

 

日中は、わいわい組さんだけでお集まりをして、

運動ゾーンで体を使った遊びをしました♩

 

 

題して『みんなでいろんなものになりきろう』

↑ダンゴムシになりきっています。

それぞれ「こーだよ。丸まるんだよ。」

「みてみてー。背中は硬いんだよ。」など

みんなで話しながら

思い思いになりきっていました😊

 

 

 

 

ヘビさんにもなってみたり…🐍

 

 

この後もリクエストと自分たちで出し合い「キリン」「ライオン」「恐竜」「おばけ」などになりきって、沢山体を動かして遊んでいました!

 

一人ひとり想像力を働かせて、友だちに教え合う姿があったり、次は〇〇になろうと伝えたり…✨

 

わいらんすい組での生活の中では、よく上の子が下の子に教える姿が見られますが、わいわい組さんの中でも(上下関係などとは違いますが)遊びを通して教えたり伝えたりという姿が見られました…!

 

 

そして最後には、みんなで笑い転げて楽しく終わりました✨

 

 

また来週も子どもたちが笑顔で楽しく過ごせるような活動や環境をつくっていきたいと思います♩

 

 

 

 

 

すいすいさんみんなで楽しむ‼︎

2020/06/26

すいすい組で日中遊びました。

朝のお集まりでは爆弾ゲーム

 

そのあとは新聞紙遊びをしました。

クライミングやネット遊具などではなく、違ったもので体を動かして楽しく遊べたらと思い、みんなで初めて新聞紙を使って遊びました。

 

「広げた新聞紙の真ん中をパンチしてみて!🤛

 

簡単に2つに破けました。

「え!すごい!🤩

そのあとは思い切り指先を使って新聞紙を破ったり、ボールにして投げたり、大人が広げた新聞紙をパンチやキックをしたり、

 

ねじった新聞紙をネットに引っ掛けてブランコに、、、と思ったらちぎれて尻もち😂

全身を使って遊びました。

新聞紙一枚ですごく楽しそうに無邪気に遊ぶすいすいさんを見ていて私もとても楽しかったです♪

最後は片付けも含めて袋に新聞紙を入れることにしましたが、その姿はとても真剣でまるでスーパーで野菜の詰め放題でもしているかのような😅

新聞紙で散らかってしまった運動ゾーンも綺麗になりました。

最後はボールにして遊びました。

 

 

とても楽しかったようで、

「これ持って帰りたい!」という子どもたちでしたので、袋に入れてお持ち帰りすることになりました。びっくりされた方もいらっしゃると思いますが、保護者の皆様お許しください。

子どもたちにとっては楽しい思い出が詰まった宝物なんだと、、、そう感じます…きっと。

 

今日の新聞紙遊びをかずとくんが絵にしてくれました♪

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