13日(水)に職員会議を持ちました。毎月実施している会議の一つですが、その中で「子ども同士の呼び捨てについてどう考えていきますか?」という保育の相談を議題に出しました。
これには、理由があって「子ども同士の関わり方が強い印象があるな」「友達との接し方」「感情の起伏」「言葉」など、それぞれのテーマについてクラス担任で今話しをしています。子どもたちへの育ちの場面です(問題や課題ではなありません。育っていく事柄だからこそ、気になる。気づく、目に留まるのでしょう)。このようなテーマだと考えています。
会議で話した内容や結びの一部を紹介すると、次のようになりました。
「→心のありようが問題。名前にくん、さんを付けることが大事ではなくて、心のありようを見ていく必要がある。相手との信頼や気持ちの通い合いの上でのかかわり方であったか。ただ、当人はそのつもりでも、周りから見ると「怖い」とか「ちょっと嫌だな」というイメージを持つこともあるだろう。また避けるような姿も出てくるであろう。すいすい組を中心にモデルであってほしい。ただ、モデルであるのは大人も同じ。叱ることは悪いことではないが、本人が反省できる叱り方を考えよう。(怖いという事が原因でやめる。怖がらせたりして辞めさせるのは違う。育てていくという認識を忘れてはならない。) 言われたり、見ている相手の気持ちに気付くことも大事。
※大人に心の余裕がないといけない。そこをまず基本としておくこと。
このような内容です。このほかにも3つのポイント(子ども理解、経験の環境、育ちの変化)など話したのですが、心の育ちや心と身体が結びついて適切に行動できるようになるまでには時間がかかります。なので、物理的に止めること、気づくように伝える事は引き続きやっていくことも共有しています。
〇大切なご報告
保護者の皆様にお詫びしないといけないことがあります。 本日の集まりの中で「一人一人が大事」「友達を傷つけないでほしい」「自分を傷つけないでほしい」 大事な命であることを伝えようとお話をした際に不覚にも泣いてしまいました。大人が涙を流すという事は、子どもにとっての印象が強いという事から気を付けなければならない事でしたが、今の子どもたちに響いてほしいとお話をしている中でそのような出来事もありました。お迎えの際にその様子を見られた保護者の方々もいましたが、子どもたちの心に残って欲しいなと強く願っています。
今子どもたちにできる事を精一杯愛情をこめて接していきたいと思います。もし、お家にて「先生が泣いていた」などのことや子育ての事、園の様子や気になることがありましたらお知らせください。家庭と保育園とが互いに信頼して、共有して子どもたちを見ていくことが必要なのが今のように思っています。
今日も一日ありがとうございました。