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2020年 10月

10月12日 昼食

2020/10/12

 

ご飯

高野豆腐の卵とじ

里芋の煮物

なめこの味噌汁

かき

麦茶

アートで心の洗濯しませんか!

2020/10/11

柳原通りは昔、服屋さんがずらりと並んでいたそうです。その風情を残す貴重な建物が「海老原商店」です。そこで、昔ながらのタライと洗濯板で服を洗って干して・・そんな “ 昭和な体験 ” を通して、心も洗濯してみませんか?そんなイベントが10月17日、18日に開かれます。服と水をぶつけて音楽も奏でてみようというのですから、面白そうです。アーティスト西尾美也さんの企画です。このイベントは、コロナ禍で来年度に延期になった「東京ビエンナーレ」(2年に一度開く東京都のアートイベント)の一環で、プレイベントになります。

20201008 感覚の洗濯

 

歯科医山本先生のミニ講話より

2020/10/10

スズムシの鳴き声がしなくなった虫カゴには卵がたくさん生まれています。玄関の水鉢には数10匹の赤ちゃんザリガニがいます。命はこうして次の世代に受け継がれています。季節は確実に移っています。

台風14号が進路を南へ変えた今日10日(土)、終日、保育室の環境を整備をしました。そして皆さんからのアンケートを熟読しました。保育参観を通じて子どもたちの生活を確認していただいていますが、私たちも、今月以降の保育や行事の計画を見直しています。

今週は保育参観の3日目に園の歯科医師、山本先生にミニ講話をしていただきました。「保護者の皆さんにご挨拶したい」とおっしゃっていたのですが、その通り、ご家族のことも含めた自己紹介もたっぷりと「予防歯科の大切さ」を詳しく説明してくださいました。普通お医者さんにかかるのは病気になってからですが、歯医者さんは「虫歯になる前に、予防のために年4回は通う習慣を」「子どもが歯医者さんが好きになるには、まず親がかかりつけの歯医者さんに子どもを連れていきましょう」という話にナルホド!と思いました。

話は変わって、警視庁から異例の通達が届きました。幼児の交通事故が発生しているので注意してほしいというものです。ポスターもあるので「園からのニュース」でお知らせします。

海老原商店からもアート情報が届きましたので、こちらもお知らせします。

10月10日 昼食

2020/10/10

ご飯

肉じゃが

厚揚げのみそ炒め

わかめの味噌汁

 

麦茶

育ちに合わせて変わる環境

2020/10/09

人は練習を重ねると何につけ上手になります。いわゆるスキルが向上します。それと同じことは子どもの遊びにもあります。どのクラスの子どもたちもそれが向上しているので、全体的にやることが高度になってきました。それに合わせて、過ごす空間も、扱う物も、そして人的環境も少しずつ変わってきました。

例えばちっち。歩ける子どもたちが多いので匍匐室にも立って遊べるマグネット遊具が壁にできました。これで手先の巧緻性や造形力も育まれます。ぐんぐんは見立てる世界が広がって「ごっこ遊び」の種類が増えてきました。にこにこは「お話の世界」が一気に増えて、動物など何かになったつもりの遊びに興じています。わいわいはぞれぞれの興味の対象が多様化しています。ゾーンの選び方にも個性が現れています。らんらんは、ぞれぞれの探求が深まっており、そのこだわりぶりには目を見張るものがあります。すいすいは心も体も常に「その先」を目指しています。これまで保育園になかった環境が必要になってきました。

そういう視点で今週を振り返ると、運動ゾーンのネットは過去にないほど高く張っています。

今日はネットの高さを3つのグループで変えました。夏のプールが水の深さで「イルカグループ」や「カニグループ」に分かれたように、ネットの高さで蜘蛛の巣のように天井に並行に貼った「クモグループ」と、低いところから高いところまで、大木に開いた丸い穴のように貼った「小リスグループ」に分かれました。つまり、運動遊びの習熟度別選択が明瞭になってきたのです。

スキルの向上はダンスにも現れました。今日は青木尚哉さんのダンサーグループの「いずみさん」と「ももこさん」が来てくださり、体を動かして遊びましたが、その楽しそうな様子の中に、これまでにない意欲と自由な発想を感じました。

自由に体を動かしていいと言われて、自由に動かせるものではないのですが、それを思い思いのアイデアでやっている姿を見ていると、「創造力」が生まれている具体的な場面を見ているかのようでした。

確実に成長している子どもたち。それに応えるために環境の再構成は続きます。

3日目の保育参観〜子どものやりたいことを形にしながら

2020/10/08

 

子どもは「やりたいこと」が細部まで決まっているわけではありません。最も多い「やりたい」の中身は、昨日までの遊びの続きです。あれが面白かったから、今日もそれをやりたい!という思いです。さらに、その思いを強くするのは、やっている間にさらに新しい面白いことがあって、もっとそれをやりたいという気持ちになるようになるときです。これを「遊びの展開」と言います。あるいは一般的に「遊びが豊かになる」という言い方で表現する人が多いかもしれません。

例えば、先週末にわいわい(3歳)らんらん(4歳)が木場公園でどんぐりを拾ってきました。どんぐり拾いはそれだけで楽しい遊びだったわけですが、そのどんぐりが、今は「こま遊び」につながっています。今後は動物マスコットやヤジロベー、アクセサリー(ネックレスやブローチなど)の材料になるかもしれません。また、どんぐりが発芽して「どんぐりの木」の苗になるかもしれません。

ちっちぐんぐんの部屋にどんぐりのモビールを飾っていたら、子どもたちが自然発生的に「♫ どんぐりころころ〜」の合唱が始まりました。ちょっとびっくりしました。こんなにはっきりとした声で歌えるようになったんだな、と。しかも「ああ、どんぐりだ〜、嬉しいなあ〜」という気持ちが伝わってきました。

まだ赤ちゃんのMちゃんに先生が「どんぐりころころ〜」と歌ってあげると、ちゃんと一緒に歌います。以下の( )のところは、声にはならないのですが、最後の一音のところだけは、しっかり声がでていました。こんな具合です。

♫(どんぐりころころ、どんぶり)「こ〜」、

♫(小池にはまって、さあ、たい)「へん!」

♫(ドジョウが出てきて、こんにち)「は〜」、

♫(ぼっちゃん、いっしょに、遊びま)「しょ〜」

ちゃんと「頭の中では歌っているんだなあ〜」ということがよくわかります。

先生たちに「Mちゃん、お歌が上手だね」と褒められていました。

 

保育参観の定点観測だけからは見えにくいのが「保育のプロセス」ですが、このように遊びの展開の中に、子どもの育ちが見えてくることがあります。

ちっち(0歳)やぐんぐん(1歳)は、毎日いろいろな季節の歌を歌っているのですが、大好きな歌があると「また歌って!」「もっと歌って!」と先生にせがみます。ぐんぐんの先生によると、Rくんは今日、泣きながらリクエストしていた歌があったそうです。それは彼が大好きな「はたらくクルマ」です。きっと歌が大好きな子どもたちに育つことでしょう。

今日の午前中の、わいわい(3歳)3人との運動遊びでも、自然とどんぐりが登場しました。子どもたちが「リス」になりたいというので、木の枝に大きな木の葉(マット)を置いてあげると、それが「リスのお家」になりました。そして、寒い冬の備えのために、お手玉がどんぐりや木の実になって、それをせっせと集め始めました。登ったり降りたり、大忙しのリスの子どもたちでした。(もちろん、併せて、すごい運動量でした)

稲作が始まる前まで、1万年以上続いた縄文時代は主要な栄養源だったどんぐり。こんなに長く、ずっと日本人のそばにあるどんぐり。まだまだ、深堀してみたい素材でもあるどんぐりですが、せめてその入り口に出会わせておいてあげたいと思います。

 

わかった風ではなくて、わかっている上で伝えること

2020/10/08

今世の中は、インターネット、スマートフォンの普及でグローバル化が大きく進んでいます。簡単に世界中の様々なことが調べられ、私たちの生活や社会はより豊かに広がったように感じますが、逆に「狭い世界にいる」という風にも解釈が出来ます。物事を調べる過程がとてもタイトになったことで、その間の気づきや思考の機会が少なくなるという事が「狭い」という事です。

〇これなに?

少し難しく話そうとしていますが、表題のことを思い返す、気づく瞬間があったのです。


写真は佐久間橋児童遊園の入り口の地面です。

これは、何の表記でしょうか?近くを見渡すと、マンホールがありました。元々知っている人は分かるのでしょうが、仮に知らなくても私たち大人は経験と推測から「きっと水道や電気の表記」という風に答えられるでしょう。でも、知っていないことをわかった風に言っていることは、全てではありませんが正解ではないと思うのです。 子どもと接していると、時に回答に迷う質問があります。よく知っていても、子どものレベルに合わせて説明をしようとしますし、このような事は、無意識に近い所も含めきっと普段から様々な所で出会う場面でしょう。

ただ、この時に子どもが関心を持っているのに、それらしいことで答えて終わりにしてしまう事は、先の話と同様に「世界を狭くする」という風に私は考えています。

 

この写真の表記について調べるために千代田区へ連絡すると公園課の方がわざわざ現地に来ていただいて説明をしてくださいました。  この調べるという行為を子どもたちにも深めていってほしいと願って、わかったつもりではない、本物を知りながら深めていってほしいと思います。

 

これは、水門を動かすための電力、電話など地下の配管や配線関係の表記との事でした!

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