11日(水)の夕方、すいすい組(年長)の保護者会がありました。来年4月からは小学校生活が待っています。その生活に戸惑わないように、今の中から準備して行くことを説明しました。登校時刻を考えると何時に起きて何時に家を出ればいいのか、そのためには何時に寝るといいのか、自分でランドセルを背負って通学できるために必要な「自立」とはどんなことか、そんな話です。また、これからの園生活で、時間割に即した活動リズム作り、すいすいタイム、お手伝い保育、社会体験、学校訪問なども計画しています。
最後に、子どもの姿を語り合いましたが、テレビや映画などメディアの影響をどう考えるか、といった話になりました。子どもに与える環境は、大人の責任でもあります。小学校以降の生活には、その防波堤がなくなります。保護者の間では、そのことへの関心の度合いは異なるからです。就学すると、子どもの中で流行するものを親がコントロールしてあげないといけないことがいくつも出てきます。そのためには、異なる関心度や価値観、温度差の中で、保護者同士が落ち着いた意思疎通を通して合意点を作り上げることが欠かせなくなります。そこは小学校によってPTAを含めた取り組みの差があるでしょう。2年度目の千代田せいがでは、まだそのパイプと手段がありません。保護者支援のこれからの課題です。