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2021年 7月

自分の生活を作る成長の育み・・・

2021/07/13

今日は、2回目の水遊びでしたが、出勤すると4人の子ども達がプール表の「お休み」の欄の選択をしていました。

保護者の方々に「プールについて」2019年度ブログの一文を紹介しましたが、「プールに入れるかどうか、参加するかどうか」という事にはあまり意味はありません。その部分だけをクローズアップしても生活の質が下がることではない事をご紹介しましたが、今日子ども達から「自立の姿が垣間見ることができたのでご紹介します。

 

なぜ、4名は今日水遊びをしなかったのかの理由を聞くと・・・

A「B君と一緒に遊んでいたかったんだよ」とのこと。

B「僕、水に入るの嫌なんだよ」 先生「そうだったんだ。教えてくれてありがとう。それなら、プールには入らないで水遊びをすることはできるんだけど知っていた?」 B「えぇ、そうなの?」 先生「そしたら、水がかからない「かにグループ」を選んで、プールが嫌だったらそれは教えてくれるかな」B「わかった」とのこと。

C「保育園では、先生がいっていたようにダラダラ(水遊び後身体がフワフワする感覚のこと)しなかったんだけど、家帰ったらダラダラしてさ。そうすると○○(番組名)が見れなくなったんだよ。だから今日はプール辞めたんだよ」

 先生「なるほど!!!それは、よく考えたね。でもプールとかはやらなくていいの?」

C「ん~~~~。」

先生「そしたらいいこと教えてあげるよ。先生の子どもは、すいすい組と同じ年齢なんだけど、お休みの日もお昼寝をするんだよね。どうしてかというと、寝た方がそのあと遊べたり、見たい番組が見れるから休むんだって。Cの言う通り疲れちゃうってわかるみたい。 プールも入って家に帰ってからもやりたいことをするなら、お昼寝の時間に休んだらいいじゃないかな。そこまで、わかっていて、考えて行動できたらすごいよ」 C「今度、昼寝してやすんでみようかな~」とのこと

D「Cと一緒にいたかったの・・・・」 とのこと

 

それぞれの子は、自分の生活を作ろうとする姿がありました。また、選択だけを見るのでなく子ども達はしっかりとした意志をもっていますね。もちろん、勘違いではありませんが知らなくてそっちを選んでいたという事もあるのですが、このようにして生活を作り上げていくことの「繰り返し」が自立が育まれていくように感じるのです。  

 

子どもが「嫌だ」、でも「大人はやらせたい」といった場面を前にしたときに私たちはどうあるべきなのでしょうか。 

 

私は子どもを信じて、子どもの思いのままにまずはやらせてみて良いと思うのです。(内容にもよりますが)ただ、自由奔放で良いというわけではなくて、経験できる形を変える、またその経験は本当に必要なのかもよく考えたうえで、子どもと一緒になって考えていく時間や、必要な経験や環境を作ることを子ども自身で作ったり、進めていくこと、それが保育の1つのように考えています。 さて、この夏は本当に色々とありそうですね。

 

※自立といっても、保育園も幼稚園も目指す10の姿は「人と助け合って生きる自立」を意味するため、何でも自分で出来るという事ではなく、そこを忘れてはいけません。

7月13日 昼食

2021/07/13

ご飯

凍り豆腐のそぼろ煮

スティックきゅうり

しめじの味噌汁

麦茶

オレンジ

 

かたつむりがやってきました

2021/07/12

牧野先生が、ちっちぐんぐん組に かたつむりを連れてきてくれました。
箱をのぞきこんでみんなで観察です。みんな何やら思い思いにおしゃべりしながら眺めています。



・・・と、透明のフタの部分に、なんだか黒いものがついているのを見つけた子どもたちです。

「かたつむりのうんちかもね〜」と話していると、そうたくんが早速ティッシュを持ってきました。

そして、ゴシゴシ。

続いて、あやかちゃん、りょうちゃんも…。



かたつむりのうんちがついていたのは、フタの裏面なので、どれだけ拭いても取れないのですが、それでも、一生懸命拭こうとする姿と、ティッシュで拭いてあげようという その発想がかわいらしい、ぐんぐんさんでした。

4回目の緊急事態宣言はじまる

2021/07/12

今日12日(月)から東京都は4回目の緊急事態宣言下に入りました。東京都から千代田区を経由して保育園へ届いた通知の内容は、一言でいうと「基本的にこれまで通りの感染対策を怠りなく!」というものです。それへのコメントは差し控えるとして、私もワクチン接種1回目を受けて左腕が上がらない状態ですが、熱も出ず問題なく出勤できました。こちらについてコメントするなら「過去3回の緊急事態宣言と違うのはワクチン接種をして迎えたが、果たしてデルタ株やラムダ株に効くのかな、という不安は拭えない」ということになります。

もうすぐ梅雨が明けそうですが、今週末に予定していた屋形船乗船会が延期になってもオリンピックはやるのですから、9月には実現させるつもりでいます。多くの人がデータなき空気によるリスク判断に違和感や不気味さを感じていても、曖昧に前に進んでいく日本独特の空気は、やっぱり気持ち悪いものです。声高に煽る人も、背を低くして邁進する人も、命を人質に居丈高に諭す人も、いずれも結論ありきの姿勢ばかりなので、他者への信頼と対話を基本とする「保育の原理」とは、水と油だなあ、と感じています。

保育は「本当はどうなんだろう」(DND=佐伯胖)を常に抱えながら、他者と向かい合います。他者とは子どもであり、また大人であり、さらに自分でもあります。子ども理解も自己評価(自己のと対話)も「本当はどうなんだろう」が深いかどうかが、保育の質の差になっていくからです。最初に結論ありきの言説がつまらないのは、本当の気づきや発見に乏しいからです。子どもとの対話が楽しいのは、気づきや発見がたくさんあるからで、子どもの姿にしても子どもの言葉にしても、対話を重ねることで、そこに新しい出会いが生じるから面白いのです。その事例がクラスブログに出てくるので楽しいですね。

取材も深いほどいい意味で裏切られていたものですが、どうも今はストーリーが裏に透けて見えます。「本当はどうなんだろう」がいろんなところで浅くなっている気がします。

 

いっぱいちょっと はじめました!

2021/07/12

今日は水あそびをしました☀️

たくさん水に触れ、とっても楽しそうでした🎶

 

そして、今日から給食(おかず)のいっぱいちょっとを始めました!

最近は、食器を持って食べる姿も増え、お皿がピカピカになる喜びを感じはじめているようです。お皿がピカピカになると、「みて〜!ヒヨコさんみえた!(お茶碗の底にひよこの絵がかいてあるので)」と嬉しそうに先生やお友だちに伝える子どもたち。お友だちがピカピカになった姿をみて、自分も「ピカピカになりたい!」という気持ちがでてきて、完食することが増えてきたように感じます。

好き嫌いが多い‥全然食べてくれない‥と悩んでいる家庭も少ないないのではないかと思いますが、このような体験から”苦手なものでも食べてみよう” “食べてみたら美味しかった” という姿が出てくると思うので、無理に食べさせたり、焦ったりせず、まずは楽しい雰囲気の中で食事をすることや、お皿がピカピカになった喜び、自信をつける経験を増やしていけたらと思います。そして少しずつ自分の食べられるものや量を知っていければと思います!

7月12日 昼食

2021/07/12

ご飯

とりの香味焼き

ちぐさに

ほうれん草の味噌汁

麦茶

デラウェア

着がえる家(西尾美也)

2021/07/11

昨日10日の夕方、海老原商店で始まった「着がえる家」を楽しんできました。アーティストの西尾美也さんに案内していただきました。プロジェクト型アートになるのですが、たとえば千代田せいが保育園の年度末の行事「成長展」が子どもの作品展ではなく、子どもの成長そのものが作品であるような展示にしているのと同じように、服が作品であるだけではなくて(服の作品もあります)、服を着ることや着がえること、洗うことや干すこと、或いは服を作ることや服を交換するといった中にある「美」を、物やビデオやファイルや写真や家具や空間で、表現していました。

個人のパーソナルヒストリーからケニアの服屋さんまで、人と人、家族、1人の成長の記憶など、人間の営みの中に見られる服をめぐる様々な表象を体験できるインスタレーションになっています。

1階の奥の和室(山本歯科医さんのミニ講座を開いたところ)の部屋では、服をテーマにした絵本や、西尾さんのお子さんが描いた絵が展示されていて、テーブルに座り込んでお絵描きもできます。

9月5日(日)までの期間中に、いくつものワークショプが予定されているので、保育園でも参加してみようと思います。実際に服を作ってみるもの楽しいはず。服の提供は大歓迎だそうです。

東京ビエンナーレ2020/2021の一環です。チケットは全て体験できるパスポートあるいは個別鑑賞券があります。詳しくは公式ウェブサイトでどうぞ。

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