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TEL

2022年 4月

4月12日 昼食

2022/04/12

ルーロー飯

スティックきゅうり

春雨サラダ

中華スープ

いちご

麦茶

朝は9時には、ひと遊びの始まりを

2022/04/12

イベントや行事というのは、これはこれで成長を振り返れたり子ども自身にも記憶として残る事が多いです。でも、実は記憶には残らない日々の体験(生活)こそに本当に大事なことがたくさんあるのです。イベントでは、本質的な人間力はつきません。当たり前に毎朝登園して、リズムある生活を送ること、自ら保育室に入っていくそんな極々当たり前がよほど重要です。

という、前回のブログから。


保育園は遅くとも9時半までには登園を、とお話ししていますが、これは例外的措置と捉えていただき、朝9時には遊べるように登園をしてください。このリズムはなにかと言うと、
朝、ひと遊びをしてから主活動へと入っていくことが子どもの一日のスタートに大きく関わります。

また、園生活の活動時間に余裕とゆとりが持てることがより良いです! 

通勤時間+通勤時間 が 保育時間ではありますが、仮に9時以降でも通勤が間に合う家庭であっても朝に関しては、9時までの入室をお願いします。よろしくお願いいたします。

園内探検

2022/04/11

全部で29人のわいらんすい(3〜5歳児の幼児クラス)には、5つの色で別れたグループがあります。それぞれ6人が基本の、年少から年長までの子どもたちが混ざった異年齢のグループです。今日はこのグループごとに「園内体験」をしました。1階から屋上まで、そこにはどんな場所で、どんな先生がいるのかを案内して回りました。私と担任とで分担して回ったのですが、年長の子たちは、それぞれの場所の過ごし方をよく知っていました。では、年長さんとのやりとりから、その様子を以下にご紹介します。

事務室〜園長先生、事務長先生、保健の先生がいること。用事があるときは「失礼します」というと、「どうしたの」と対応してもらえること。黙って勝手に入ってはいけないよ、お熱の子がいたり、大事なものが置いてあったりするからね・・・「はい、わかりました!」

玄関〜先生「ここには金魚がいるね。餌をあげることができます」子ども「今やりたい!」先生「今はできません」子ども「帰るときにあげるよね」先生「そうだね。大人と一緒にあげようね」先生「これはなんだっけ」子ども「自動ドア。手を入れない。勝手に行かない」先生「ボタンは子どもは、触ってはいけま?・・・」子ども「せん!」

ちっち・ぐんぐん組 私「ここはどうするんだっけ?」子ども「ここはね、赤ちゃんが寝ているかもしれないから、大きな音を出したり、どんどんしたり、大声で走り回ったりしない」先生「そうだね。静かにしよう。話すときは小さき声だったよね」「声の大きさ、1かゼロ」・・年長さんはとってもよく知っているから、びっくりしました。

屋上〜先生「この黄色いのは?」子ども「プール!」先生「もうすぐ、組み立てて、夏になったら水遊びができるようにします」子ども「いつやる?明日?」先生「もうちょっと先かな」子ども「え〜、早くやろう」・・・先生「ここでは野菜を育てよう。きゅうりとかトマトとか、スイカも育てたいね」子ども「うん、やるやる!」(目がキラキラ)・・

わいわい組は移行保育でにこにこ組から、わいわい組に進級しましたが、保育園全体が生活エリアなので、それぞれの場所の過ごし方、居場所としての決まり、どうすると良くなるのかを知っておく音が大事。この子たちに、どんな理由の決まりがあるのか、それを守とどういういいことがあるのかを理解しておくことが、心地よい生活を作り出すベースになっていくでしょう。

決まりの理解の仕方は、次のような話が基本の型になります。

先生「大人になったらね、自動車に乗って自由にいろんなところにいくことができるんだよ。いいでしょ」子ども「うん、うん」先生「でもね、自由に走っていたら、ぶつかって交通事故になるでしょ。だから、決まりがあるんだよ。なんだと思う?」子ども「・・・・」先生「それはね。信号を守ること。信号が青なら走っていいよ、赤は走っちゃダメ、止まれ、だよね」

こんな理解の仕方を、いろんな決まりと理由をセットで「納得していくこと」が大事になります。そのほとんどは、相手がいること、他の人が同じようにしたいから、自分もそうするという関係の質を良くしていくことと関連づけてあげる必要があります。

お友だちの存在を

2022/04/11

近くでごろんと寝転んでいたりょうくんとゆたかくん。

りょうくんは眠たくてお布団の上でゴロゴロしていたので 泣いてしまうときもあるけれど、りょうくんが ふと ゆたかくんの方を見て、目が合うと…


ゆたかくんがニコーッと嬉しそうな表情に…!

それまでもゆたかくんは、ずっとりょうくんの顔を見ようと体をよじって、いまにも寝返りをしそうなくらいでした。
どんなに気になる玩具が近くにあろうとも、今まで ここまで熱心に何かを見続けようとする姿はなかったので、不思議です。「りょうくん」というお友だち(他者)の存在を、しっかりと感じとっていたのですね。
それなので、りょうくんが視線を合わせてくれたのが嬉しかったのでしょうか。

こんなに小さな頃から、目と目を合わせたり、ほかの誰かと触れ合ったりすることを喜び、人とのつながりを求めているんだなぁと感じた瞬間なのでした。

コロナ禍で、ソーシャルディスタンス…オンライン…マスク…等々が当たり前の時代になりました。そして、これまでのように、思い切り関わり合ったり触れ合ったりすることがしにくくなってしまいましたね。

それでも、子どもたちの姿を見ていると、子どもは、くっつきたがります。相手を求めています。よく表情を読み取っています。そうやって人と関わることを喜んでいます。

それが人間の本来の自然な姿なのでしょう。
そのことを、子どもたちは身をもって教えてくれているようです。赤ちゃんはみんな、自分にとって必要なことをよーく分かっているのですね。「人との関わり」は、人間が育っていくために必要不可欠だということです。

人と人とが関わりづらい時代になっていますが、感染対策をしていきながらも、大切な部分は見失わないように、子どもたちの育ちを支えていきたいと思います。

4月11日 昼食

2022/04/11

カレー

オニオンサラダ

コーンのスープ

オレンジ

麦茶

ぐんぐん組スタート

2022/04/09

先日はお忙しい中保護者会にご参加いただきありがとうございました。

 

ちっち組から心身ともに大きく成長した子どもたちと、また新たな1年を一緒に、笑顔溢れる毎日を過ごしていきたいと思います!

 

 

「ちっちさん!」「赤ちゃん!」と新しいちっちさんたちを見て興味津々の子どもたち。

自分たちも1つお兄さん、お姉さんになった感覚をどこかで感じているのでしょうか

お部屋で過ごすちっちさんを見て私は、1年前のみんなもこうだったなぁ〜と今でも鮮明に覚えているので、懐かしさともに今の子どもたちの成長した姿を嬉しく思いながら過ごしている今日この頃です(笑)

ゆうかちゃんは、早速赤ちゃんを抱っこする職員を見て、ぬいぐるみの赤ちゃんを優しく抱っこ♪

はるとくんも赤ちゃんにおしゃぶりをつけてあげようとお世話をしていました☺️

 

そんなある日みんなでお散歩へ。

公園へ向かうまでの道のりはおしゃべりや歌で笑いがいっぱいです!

保「お蕎麦屋さん、今日は何切ってるのかな〜?」

子「にんじん!」

 

 

子「だるまさんは?」(ガラスケースにカラフルなだるまが並んでいる建物があります)

保「だるまさんは、もう少ししたら見えるかな〜」

子「だるまさんが どて!」

「だるまさんが にこ!」

などなど色んなことをおしゃべりしながら、笑い合いながら、時にはケンカも⁈ありながら向かっています。

 

そんな今日はたんぽぽを見つけせっかくなので子どもたちの手元へ。「いひひひひっ!」「たんぽぽ〜!」とうれしそうに見つめる子どもたち。

 

最近は春の訪れを肌で感じているようで、直接目にする機会が増えてきて植物や虫へ興味が深まっています。

季節を感じる体験をたくさんしていきたいですね!

 

園に帰ってくると、、

上を見上げる子どもたちの目線の先には大きなこいのぼりが😳🎏

♪ 屋根より高いこいのぼ〜り

2022/04/09

今週から子どもたちと「こいのぼり」を揚げています。

♪・・・大きい真鯉はお父さん、小さいい緋鯉は子どもたち、面白そうに泳いでいる・・・

この歌を歌ってから、何人かの子どもたちと、よいしょ、よいしょ、と揚げました。

綱を引っ張ると、鯉のぼりが揚がっていくのは、とても面白いのでしょう、とてもいい顔をしています。

こんな体験は、ありそうで案外なくなったもので、しかも子ども心にはたまらない楽しさがあります。

 

 

にこにこ保護者会

2022/04/08

どの子も満3歳になっていく1年間。それがにこにこ組(2歳児クラス)です。それにしても、今年のこのクラス、只者ではないぞ、とワクワク感に溢れています。今日の保護者会でみていただいた最近の動画で、トランポリンの遊び方のルールを子どもたちで決めているではないですか?これはすごい。このようなことができるのは、発達心理学の教科書では、3歳児クラスで紹介されていることが多からです。

これはきっと、ぐんぐん組の時の過ごし方がよかったからでしょう。どのようによかったのかというと、子どもとの関わりの中で生まれる内的体験から、いろいろな思考(考える力)が育まれていることが大きいです。それまでの体験から、新しい場面へ応用しています。自分で考えて行動するプロセスがはっきりと育っています。しかも、相手がいて、自分との考えも調整しないといけないのです。自分は「こうしたい」という自己認識と、お友達は「きっと、こうんなだろうな」という想像的認識とをすり合わせて考える、ということがちゃんとできている。これって、そう簡単なことではないのです。

社会性の育ちと一言で言っても、ちっちの頃、ぐんぐんの頃と、内的体験の積み重ねがあって初めて育ってきている力なので、ただ「仲良くしよう」と言ってもできるものでありません。しっかりと根がはり、幹が育ち、まだ小さいながらも葉っぱを広げ始めてきた子どもたちです。これからが楽しみなクラスになりました。

保護者会では、ぐんぐんからの持ち上がりの先生と、にこにこ組の経験があるベテラン先生の二人から、この1年間がどんな生活になるのかを詳しく説明してもらいました。ぐんぐんの頃から身につき始めている「基本的な生活習慣の自立」も満3歳を目安にしながら、確立していきます。わいわい組(3歳児クラス)では、保育士配置も20対1になるほど、自分でできることも増えます。それだけ、この1年の成長は大きいものになるでしょう。

心の発達の特徴として、満3歳を過ぎて顕著になってくるのは、やりたいことが不適応行動にならないように、「こっちならやっていいよ」という適応行動が選択できるように、環境を構成することです。例えば、机の上に登って飛び降りるということをやる子がいたら、机には乗らないで、トランポリンでやろうね、というようなことです。ところが、やってはいけないけどやりたい、でもやっていいものが見つからない、という状況も起こり得ます。これは今食べちゃダメだから後でね、ということがあったとして、我慢できずに食べてしまったとします。

すると、にこにこぐらいまでは「食べちゃった、えへへ」で許されるのですが、同じようにそれ食べたいけどルールを守っているお友達に見つかったら詰られる、とか先生に見つかったら怒られる、という関係の中に置かれると、「隠れてやる」「食べてないよと嘘をつく」ということが起きてしまうかもしれません。ここで関わり方のポイントがあるのですが、本人が見つかたらやばい、と認識しているということは、ルールはわかっていて守れない自分への罪悪感も育っているということです。

「ああ、悪かったな」と素直に謝れることができる子どもに育てたいのなら、「そんなにやりたかったの」と、一旦、そのどうしても我慢できなかった気持ちを共感してあげてください。すると大抵は、素直に「うん」と認め、そこから「じゃあ。今度は◯◯してみる」という「自分から」という心の動きが生じるはずなのです。それが本来の「自発性」です。行動ではなく心の動きとしての、内面での、目には見えない心の動き、自分から一歩踏み出す心の動きです。これが態度=心の姿勢を形成していくのです。本当の意味で心のこもった「ごめんね」ができるような子どもに育つためのスタート地点です。

まだ友達との関わりの中で、手や口が出てしまうこともありますが、それは自制心と実行機能が育つことで解消されていくので、もうしばらく注意して見守っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。また身体的な活動の幅も広がります。室内だけではなく、戸外遊びも増えていきます。立ち乗りバギーも使って、いろんなところへ遊びへ行けることでしょう。たまにはバスに乗って木場公園などにも散策に行きましょう。自然との触れ合いも増やしたいですね。

 

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