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2022年 7月

あの子たちがいま・・・

2022/07/24

映画公開3日目の24日、午後1時過ぎからの上映は満席でした。映画に登場する子どもたちや親御さんとの「再会」を通して、お互いに「ああだったよね、こうだったんだよね・・・」を確認できる特別な時間を過ごすことができました。映画のラスト近くなると涙腺が緩んで困ったのですが、いろんな思いが浮かんできて、複雑な心境になってしまいました。

映画が終わってから、いま4年生になった元すいすいさんたちが、一人ずつ感想などを話してくれたのですが、こうやって振り返ることがとても大事で、このこと自体もまた、今を生きている時間になっていきます。子どもたちの言葉にしてくれた声を聞くことができ、また言葉にならなかった声も感じることができて、私にとってもいい時間でした。時間がなくなって、私が伝えたかったことは話す時間がなくなったので、お礼を申し上げました。

豪田監督には「これからがスタートですね」とお伝えしました。これで全てが通じ合っているのですが、何がこれからか?というと、保育園での試みで終わらせないということです。この映画がきっかけになって、いろんなことを考えて語りだす大人がもっともっと増えてほしい。多様な意見があるのが当たり前で、その考えが色々あることが不一致で困るや、違う意見を責めたり否定するのではなくて、いろいろあることが当たり前だという感覚を持つことが、市民社会の起点なんだと考えたい。

そして、その異なることが人間であり人権であり、そもそも豊かさの定義だったことを思い返し、そのことを本当に突き詰めていくと、私たちが地球にやってきた理由の根源なんだということに結びついていくだろうから、です。この三日間、千代田せいが保育園の保護者の方も、たくさん親子で見にきていただき、ありがとうございました。コドモンでもいいので、ぜひ、感想をお寄せくださると嬉しいです。よろしくお願いします。

映画「こどもかいぎ」で観てほしいこと

2022/07/23

「保育の意味が、一般の人にも伝わる素敵な映画だなぁと思いました!とってもよかった!」という感想をもらいました。昨日7月22日から始まった映画「こどもかいぎ」を観た方の感想です。この感想はとっても嬉しいものです。「保育の意味」が保育に関係していない方にもよく伝わるなら、これはありがたいことです。

ここに描かれている保育のエピソードの数々には、その「主人公」であるはずの、一人ひとりの子どもにとっての「意味」があります。保育の意味が伝わるというのは、どう言うことなのか、ちょっと考えてみました。この話を明日24日の舞台挨拶の中で語るつもりです。

映画は1年を通じて、普段の毎日の保育風景も描かれています。それはそれで、藤森平司先生が創り上げた普遍的な保育哲学である「MIMAMORU HOIKU」が伝わるようになっているのですが、この映画では、タイトルにもなっているように、子どもたちが輪になって対話を重ねる様子が楽しく描かれています。その「場」で語られる「ことば」は、確かにその子のことばなのですが、私にはそこで発せされていることばの意味(「貸してくれた」)だけの意味ではなく、そのことばが生まれてきた人間関係や過程をセットで捉えることで見えてくる保育の意味の方に、人間の営みやことばの本質を感じるのです。それが、この映画で伝わったらいいな、と私が思う目線です。これを私はあえて「関係の発達」なんだと訴えてきました。

ネタバレになってしまうので、映画の事例を使ってその意味を詳しく書けないのですが、「こどもかいぎ」の言葉は、本来は自分だけでいても決して発されることなかった言葉なはず、であり、本来、ことばがそういうものであることも改めて確認したいいことでもあるのですが、それを含めたその子の全体も「自分」だけでは完結しようのない、「他者」との関係で浮かび上がってくる姿であること、その中のことばであることに、大事なものを確認したいと思うからです。

このような「場」(状況という環境)を想定するデザインが保育なのですが、このことは、やってみて初めて気付かされた環境構成の力でした。そしてこのような場を、もっと社会の中に生み出したい、学校の中にも創っていきたいというムーブメントが、豪田監督を中心に動き始めています。内閣府も厚労省も応援してくれているので、この流れを日本の中で大きくしたいと切に願っています。

身体を使うのが楽しいね

2022/07/22

ハイハイで色んなところに行けるようになっているゆたかくんは、探索するのが楽しそうです。
パーテーションの隙間を見つけると、そこからすかさずお部屋の外へ…。先日、そのまま探検に出かけました。


向かった先は、廊下の階段。

ハイハイでどんどん、登っていきます。あっという間に踊り場まで…!(まだまだ行けそうでしたが、お昼の時間になってしまったのでその日はここまで。)また探検にいこうね♪

今日はお部屋で運動遊びをしました。
マットの坂道を登ったり降りたり。何度も往復して遊んでいました。

 

いっぱい遊んだあとはくつろぎタイム。ミルクを飲んで、お腹いっぱいりょうくんです。

ソファはゴロゴロしたくなるね^^

朝の会

2022/07/22

ぐんぐん組のゆうかちゃんが絵本を持ってきて床に腰掛けると、
「せんせーいおーはよっ♪みーなさーんおーはよっ♪」と朝の歌をうたい始めました。
そのまわりで、ゆうかちゃんの歌を聞いたり、一緒に踊ったりするちっちさんです。

「先生おはようございますっ みなさんおはようございますっ イェイイェイ〜(拍手)」

ゆうかちゃんの姿に合わせて、頭をほんの少しぺこっとするりょうくんとしおんくん。ふたりのタイミングもバッチリです。
ちはるちゃんも少し離れたところから、「イェイイェイ〜」と足を踏み鳴らしながら盛り上げていました。

毎朝歌っているからか、「朝のうた」を聞くとちっち組のみんなも反応が良く、すぐに寄ってきたり一緒に踊ったりしています。


ゆうかちゃんが先生役のようで、小さな朝の会が開かれていました。ぐんぐんさんの再現遊びを一緒に楽しむちっちさんです。
こうして遊びの中で歌ったり踊ったりしているときのほうが、朝の会で歌うときよりもノリノリなのが、いつも不思議です♪

都知事「濃厚接触者の特定を行わない」

2022/07/22

(TBS ネット配信より)

新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、東京都の小池都知事は今日22日、今後は小学校、保育所、幼稚園での濃厚接触者の特定を行い方針を明らかにしました。今後、千代田区から正式な通知があると見込まれますが、これにより当園でも、園児が「陽性」となった場合に、誰が濃厚接触者かを保健所が判断することがなくなります。また政府はこれに先立ち、濃厚接触者の待機期間が原則7日は長すぎると判断し、5日に短縮する方針を決めた模様です。さらに抗原検査で二日続けて陰性となれば3日目に待機を解除できるようにします。保育園でも無症状で待機を余儀なくされることから保育士不足に陥ることが軽減されることになります。

7月22日 昼食

2022/07/22

ごはん

なすの味噌汁

さわらのマヨネーズ焼き

大根の煮物

スイカ

麦茶

第1回「1日保育士デイ」説明会

2022/07/21

9月10日(土)に初めて実施する「1日保育士デイ」について、今日夕方、説明会を開きました。2階会場に5名、ズームで4名の方に参加いただきました。お忙しい中、ありがとうございました。私が用意した2枚のスライド(以下)と、過去の動画を用いて、どんな行事になるのかを解説しました。また私がいた前の保育園で、一緒にこの行事に参加していただいた保護者の方にも来ていただき、いろいろなアドバイスもいただきました。

今回の話し合いでは、以下のような意見をいただきました。結論から言うと、保護者だけで保育をやってみるのは、まだ見えないこと、わからないことが多いという意味でハードルが高いので、簡単にできるところからやってみて、複数回に分けてでも、徐々に作り上げていこう、ということになりました。

案としては・・・

・まず保育のマニュアルを作り、時間にそって何をするのかを把握できるようにする。

・部分的に実際にやってみる。

・参加人数が多くないので、今年は先生と一緒に保育をする体験デイとしてやってみる・・など。

保育園の方で、具体的な方法と段取り案を作って、またお知らせします。

どんな形になるにしろ、親御さんが考えた内容を親子で一緒に楽しむ、と言うのは本当に楽しいものです。

保育をするというと、難しく感じるかもしれませんが、子どもたちに絵本を読んであげたい、一緒に粘土遊びをしてみたい、といった気持ちでやってみてください。

参加しやすい形を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。なお、園長代理だけは本日、決めさせてもらいました。どうぞよろしく、お願いします。

 

7月21日昼食

2022/07/21

ジャージャー麺

たまねぎのスープ

カボチャの甘煮

メロン

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