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TEL

2022年 7月

7月12日昼食

2022/07/12

パン

チキンのトマト煮

ブロッコリーのサラダ

えのきのしる

ゼリー

協力ゲーム

2022/07/12

わらす組では、日本のゲームで多いプレイヤー同士の勝ち負けだけではなくて、意識的にヨーロッパに多い協力ゲームを置いています。

わらす組みんなで遊べるようにと考えていたのですが、やはりボードゲームには発達の特徴や特性をよく研究されているため、ゲームの楽しさを味わえる仲間が必要であり、年齢差などがあると盛り上がりに欠ける様子がここ最近見られていたので、思い切ってクラス別に時間を設ける機会を作ってみました。

5+ と表記されているゲームはすいすい組にとってはとても面白いようです。「先生、私ドキドキしちゃった」とスリルのような要素を感じ、好むようです。

この、協力ゲームは「鬼」対「子ども」となっている鬼ごっこのような要素があり、仮想のプレイヤーにどうやってみんなで勝つことができるのかを考えるゲームです。話し合い、提案、考える といったコミュニケーションゲームですね。  

 


この仲間意識はお泊り保育に向けてよく育ってきていると感じています。  

 

 

 

どう生きるか?世界を広げるという意味は?

2022/07/11

選挙が終わりました。今週は、また梅雨に逆戻りしたような、ジメジメした雨模様の天気が続くそうです。

2階のテラスや屋上で水遊びをしたり、3階の幼児では部屋の模様替えをしたり、協力ゲームを楽しんだりと、それぞれの子どもたちが「新しいこと」に出会って、自分にとっての世界を「広げて」います。

 

私たち人間は、植物や動物のように、一生の間に本能で決められた世界に閉じ込められておらず、自分自身の力で、自分が生きる世界を「広げる」ことができる存在です。このことは、あまり意識しないで生活しているのですが、私たちは現状をそのままにしないで、絶えず、変えていこうとしているように見えます。

 

そこに発展や向上や幸せがあるのと同時に、争いやリスクや不確かさも生まれます。人間のやっていることは、本当に・・・大変?だけど、まんざらでもない?・・・ここの受け止め方は人ぞれぞれですね。

それぞれの違いが際立つ世界に住んでいることを実感します。それは国も地域も家族も個人も、それぞれ「違う」ことが当たり前になっているのですが、それがバラバラのままでは困ることも多くて、「人と関わる力」がもっと必要だと思います。

それは選挙結果を見ても、人を銃で殺す人の動機に触れても、民族と国家の線引きのために他者を抹殺して構わないと考える大統領の言葉を聞いても、何のための「それぞれ」だったんだろうと、訝しく感じます。

今日11日に、大学で学生さんたちに講義をした後の感想にこんな記述がありました。

「助け合うために自立する、という言葉が印象に残りました。自立するというと、自分一人で生きていけるようになる、自分で考え、自分で決定するというようなことを私は思い浮かべてしまいます。自分一人では生きていくことができないということは理解していたが、保育は一人で生きていく能力を育てるために行うことであると思ってしまっていました。しかし今回の授業で、助け合うために支えあうために自立しなければならないという話を聞いて、自分が自立しているから、他の人を助け、支えることができるようになるではないかと感じました。そして、その自立を支えるのが保育者の役割であり、どのようにしたらよいのか、考え続け、環境を作っていくことが大切なのではないかと思いました」

世界を広げることは、自分の生き方と繋がっています。保育のねらいに子どもの姿を「人間関係」から捉える視点があるのですが、そのねらいには、こう書いてあるのです。

「他の人々と親しみ、支え合って生活するために、自立心を育て、人と関わる力を養う」。

人は支え合って生活するために、自立するのです。人間の場合、世界が広がるというのは、協力して支えあう生活を作り上げることなのです。

「一日保育士デイ」説明会 7月21日(木曜日)

2022/07/09

9月10日(土)に開く予定の「一日保育士デイ」の説明会を開きます。

◆「一日保育士デイ」説明会

7月21日(木曜日)

5時30分から6時30分の1時間。

場所は保育園の2階です。

□ 9月10日の内容と、それまでに何をするのかを説明します。

この説明会を聞いてから、一日保育士デイに参加するかどうかをご判断ください。

 

** せいがの森こども園時代の経験者のお父さんにも参加いただく予定です。

 

◆リモートでの参加も大歓迎です。

URLは「コドモン」あるいはホームページの「お知らせ」からどうぞ。

多くの方の参加をお待ちしています。

参加される方は、保育園への参加か、リモートでの参加か、コドモンでご返事ください。

ハイ チーズ!

2022/07/09

レゴブロックの中にある長方形の形をしたブロックがありますが、ご存知の通り子どもたちはそれをスマホに見立ててよく誰かと電話をしています♪

 

この日はカメラに見立てて遊びが始まりました。

初めはかほちゃんがカメラマンになってくれていましたが、モデルさんだったまおちゃんもカメラマン役に。

かほちゃんとまおちゃんのやりとりを見ていたあまねくんやこうすけくんもカメラマン役に!

撮影大会が始まりました。

 

 

「ハイ チーズ!」

カシャ📸

かわいいかけ声と共にシャッターが押されて

先生やお友達をたくさん写真を撮ってくれました。

 

 

 

↑さらちゃんがブロックで遊んでいるところを下からのアングルを狙ってカシャ📸笑

 

また1つ素敵な思い出を残すことができたね♪

記録としては残らないカメラですが心の中に楽しい思い出がきちんと記憶されたのではないでしょうか。

今日も笑ったり怒ったり泣いたりとにぎやかな1日でした♪

納涼会の準備の最中に「テロ」ニュース

2022/07/08

子育てをしていると、自分の子どもや他人の子どもなど、本来は愛している存在に対して、なぜか素直に受け止めがたい時があるものです。愛するがゆえに、生まれてしまう矛盾はなぜ起きるのでしょう。理由がわかれば対策も講じやすくなるはずです。私たち法人の保育理念は「共生と貢献」という言葉で表しているのですが、どんなに考え方や生き方が違っていても、このかけがえのない地球の上で、ともに助け合って暮らしていく方法を作り出さなければなりません。この対策や方法として、着目しなければならないのは、思想や信条の違いなどの動機に目をやることも大切ですが、まず考えなければならないのは、人間関係のあり方です。

今日は夕方、お迎えの時間に、保護者の方が納涼会で使う縁日の風車の部品づくりを、手伝ってくださいました。その最中に安倍元首相が撃たれて亡くなったという衝撃のニュースが飛び込んできました。過去の政治テロを見ても、秋葉原通り魔事件にしても、犯人は人間関係が極めて薄く、思い込みの激しいパーソナリティという特徴があって、何かの行動に移す前に自分の考えや思いを他者と交わし合い、自分を見つめ直すというプロセスが飛んでしまっています。この他者がどう感じているか、自分の考えは偏っているのではないか、そうした振り返りのスキルは、非認知的な力として、極めて重要なものだということを、改めて考えてしまいました。

前の保育園で地域の方々と交流を始めた時、園だよりに「地域をつくる人々」という連載をしたことがあります。その時に、省我会の理事を長い間務めていただいた大妻女子大学の教授で、多摩ニュータウン学会を立ち上げた社会学者の先生に、エッセイを書いていただきました。その内容は「ヤマアラシのジレンマ」を紹介されたものでした。ドイツの哲学者ショーペンハウエルが書いた寓話です。それを精神分析家のフロイトが引用して有名になったと言われています。

私はそれを読んで、初めてこのジレンマを知ったのですが、その内容は、こんなものです。「やまあらしの一群が、冷たい冬のある日、おたがいの体温で凍えることをふせぐために、ぴったりくっつきあった。だが、まもなくおたがいに棘の痛いのが感じられて、また分かれた。温まる必要から、また寄りそうと、第二の禍がくりかえされるのだった。」

ヤマアラシのように、私たちもニューマン・コンタクト(人間的接触)を求める存在です。親しみがますと、精神的に近づきたいという衝動を持ちます。子どももそうです。表現は拙いものですが、気持ちを通わせようとします。大人も同じで身を寄せ合って暮らそうとします。でも近づき過ぎると互いに傷つけ合ってしまうことが、よくあります。子どもはケンカになったりします。この人間関係の葛藤は、私たちが生きていく上で不可欠な体験です。誰も避けては通れません。

このジレンマの大切な意味は、後半にあります、やまあらしたちは、試行錯誤を経て、傷つけないほどよい距離感を見出して集まるのです。適切な妥協点を見出すのです。それは「お互いに」です。児童生徒や学生の友人との関係、恋人との関係、職場の人間関係、そして親子関係にしても、社会におけるいろいろな人間関係において、見出されるジレンマです。親しいからこそ、言わなくてもいい踏み込んだことを言ってしまったり、言われたりして相手を傷つけてしまったり、自分が傷ついてしまったり・・・。このような人間関係の一つの糸を、誰もが担っているんだという自覚が必要です。

私は中学の時にテニスをしていたのですが、ガットが切れるとその度に自分で張り直していました。その時に張り具合を均一にするように千枚通しで止めながら張ります。中島みゆきではありませんが、人間関係も縦と横の糸が張り巡らせることが人生であるように、またニュージーランドの保育理念が織物に例えられているように、一本だけが張り詰めていたり、緩すぎたりすると、テニスのラケットや人生や保育のチームワークは、バランスを崩してしまうものです。

子どもが歩んでいく道には、いろいろな人々との出会いが待っています。その一人ひとりとの出会い方、距離の取り方、くっついたり離れたりする作法を、大人になっても学び続けることが必要です。その作法も一人ずつ異なるので、おおらかにお互いを尊重し合う姿勢が、私たちの共生には不可欠なんだろうと思います。

7月8日 昼食

2022/07/08

ご飯

ナスとタマネギの味噌汁

さわらのマヨネーズ焼き

大根と鶏肉の煮物

すいか

麦茶

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