パン
鶏肉のマドレーヌ焼き
厚揚げのケチャップにこみ
コンソメスープ
バナナ
麦茶
2022/09/14
パン
鶏肉のマドレーヌ焼き
厚揚げのケチャップにこみ
コンソメスープ
バナナ
麦茶
2022/09/13
保護者の皆さんが働いている職場は、働きやすいですか? 机に向かう時間が多い方は、どんな椅子にどんな姿勢で座るかが大きな問題になるはずです。ミーティングの多い方は資料の記録、再生、共有などの方法が大事になるでしょう。また外に出ることが多い方は、移動方法や連絡手段も仕事の効率に影響するでしょう。創造的にアイデアを練る仕事なら、そうなるような環境のデザインが工夫されるでしょう。
保育や教育の場合、子どもがどんな生活や活動をするかによって、室内のレイアウトが変わります。同じ内容を同じ時間に同じ場所で受動的に教えてもらうということなら、教師の声が一斉に届く距離に正面を向いて座る机の配置が効率的だったのでしょう。しかし今は一人ひとりが異なる内容を異なる方法で別々の時間に能動的に学ぶ時代になりました。目的や内容に応じた空間が配置される必要があり、子どもが行き来する動線も考慮したレイアウトにする必要が出てきます。
子どもの興味や関心に基づいた探究活動を展開させたいのなら、そうしたテーマやトピックスに応じた物や場所、空間や人などの環境をデザインする必要が出てきます。そのようなプロジェクト型の学びは、どんなテーマやトピックスであっても、共通する活動の形がありそうです。何が探究のテーマなのかを話し合うこどもかいぎの場。活動の見通しを立てる場所、実際にやってみる多様な活動フィールド、そしてまた振り返り共有する発表や展示のできる空間。
これからの保育室や学校には、このような探究活動を保障するような複合的な場所が必要になります。そこには遠く離れた援助者と話ができるコミュニケーションツールが用意され、活動や探究の軌跡がパッと把握できる共有メディアがあると便利でしょう。そんな時代の新しい学校のイメージは、場所や時間を越えたようなものなので、既存の学校のイメージで捉えると、これからの「学びのスタイル」にそぐわないものになるかもしれません。
活動や探究、遊びのリソース(資源)が分散されてゾーニング化され、それが連動して活用されるとき、学びの軌跡はとてもユニークなものになるでしょう。その学びの軌跡を視覚化して、学びの物語として「子どもの自分史」がどの子にも残せるなら、それが小学校、中学校、高校へと繋がっていく「成長の作品集」のようなものになることでしょう。そこに成績や通信簿などはありません。かけがえのない、宇宙に一つだけの学びのプロセスが、この世に生きた奇跡(キセキ)になるのです。
2022/09/13
保育園では毎年、年間テーマを設けています。今年度は「風と光と・・・」というもので、生活の中の風や光に少し興味を持って、子どもの体験が深まったり広がったりすることにつながるといいな、と思っています。たとえば、13日(火)の2歳児クラスをのぞいてみると、うちわで風船を扇いだり、牛乳パックで作ったものを扇いで倒したりして遊んでいました。この遊びは実習生が考えた「風遊び」ですが、このアイデアは、10日(土)に開いた「納涼会」で遊んだ風の実験からつながっているものです。
この「風の実験」は、机の下から噴きあげるサーキュレーターの上に、筒を置いて、その上にいろんなものを「浮かべてみる」という遊びです。風船やスカーフやカップラーメンの容器とか、「こんなものが本当に浮かぶかな?」というものまで浮かんでしまうので、大人が見ても面白い実験装置です。でも大人が面白いと思うことと、子どもが思うものとは違うかもしれません。
風は見えないし、手で触ることもできないので、どういうものかというイメージも持ちにくいはずです。直接さわったり持ったりできないものだけに、それを感じる場面をいろいろ体験して、子どもは、そこから「風」に要素を抽出してくるのだろうと思います。その時の表現(言葉など)は、その子の感じたリアルな感覚なので、誰一人として他の人と同じものにはなりません。いろんな感じ方や表現になることでしょう。
納涼会では、風車を扇風機に当てて、クルクルと回すという遊びもしました。これらの遊びは、風を使ったものですが、普段の生活の中の風体験とどこかでつながって、いろんな気づきを生んでいるのだろうと想像します。暑いときに扇子やうちわで扇ぐと涼しく感じたり、蝋燭の火をふっと吹いて消す時も、それは同じものと思うことがあるのかどうかわかりません。
ジェット機に乗っている時、私たち乗客は外の風を感じることはありません。台風の最大瞬間風速が50メートルと言われても、きっとそれを実感することはできません。子どもの世界で感じる「風」の世界を、たくさん探して集めたりすることで、見えてくる「風」というものがあるのかもしれません。それは子どもなりに、新しい風の体験になっていくかもしれません。そうしたいろいろな経験を重ねる中で、きっといろいろなものを気づき、子どもなりの好奇心が躍動していくのだろうと思います。
2022/09/13
ケーキ
牛乳
2022/09/13
ごはん
鮭の塩麹焼き
筑前煮
梨
麦茶
2022/09/12
最近は夕方に新しい出会いがあります。いろいろな相談を受けたり、紹介されて、いろいろな人に会っています。今日12日は、若いシェフ(料理人)から、社会改革の夢を聞くことができました。まだ22歳。これから会社を作ろうとしている方で、その事業のテーマが食です。海外のレストランで学び、調理の幅が広く、自分でおいしい創作料理ができるので、起業する仕事は調理と保育がミックスされたコーチングです。いったい、どんな事業なんだろうと思われるでしょうが、実に真っ当な社会事業なのです。
この若者の話を聞いているうちに、「そうか、料理というのは、私たちが持っている先入観を壊して、「お、うまい!」「おいしい!」という感動が、食材そのもの、食べるという行為そのものを、それまでとは異なる感動体験へと誘うものなんだ」といことがわかりました。その体験を子どもたちに提供しようというのですから、これまでとは全く異なる保育観、食育のアプローチです。アーティストとしての料理人でありながら、保育者と同じ発想をする方でした。そこで応援することにしました。近く、保育であり遊びであり食育でありアートでもあるような活動を体験できそうです。
2022/09/12
ちっち組で園周辺のお散歩へ出かけました。
この前、初めてのバギーで泣いていた子たちも、これから何が始まるのかわかってきたのか、だんだんと慣れた様子です。
柳森通りを進み、万世橋を渡って、秋葉原駅のほうから園に戻ってくるというルートです。
しゅっぱーつ!
朝の会で毎朝うたっている「せんせいおはよ♪」の歌を歌っていたら、れあちゃんがノリノリで踊ってくれました。
万世橋警察署ではパトカーを見つけました🚔
・・・が、まだあんまり興味は湧かないようす⁉︎
お散歩ですこし日光浴したあとは、運動ゾーンで身体を動かして遊んでいたれあちゃんとしおんくんです。
りょうくんとすいちゃんは、階段を登って探索に出かけていました。りょうくん、ハイハイでどんどん進み、あっというまに屋上のほうまで…!園内探検、たのしかったかな^^
2022/09/12
坪井先生がウクレレを弾いていると、
まおちゃんも、玩具を持ってきて一緒に演奏です♪
はじめの頃は、かほちゃんが絵本や玩具をウクレレに見立ててよく弾き歌いして遊んでいたのですが、それがぐんぐんのお友だちみんなに広がっていったようです。まおちゃんやあまねくん、さらちゃんもお気に入りのウクレレごっこです。
2022/09/11
10日(土)は、千代田せいが保育園 第4回納涼会へご参加いただきましてありがとうございました。
子ども達は、楽しい素敵な経験が出来たようでこちらもとても嬉しく感じております。 クラスでは、早速ボール転がしをお部屋で再現しようと、昼寝の時間も使ってすいすい組を中心に盛り上がっていました。 また、朝ご連絡させていただいて「わたあめ」についてですが、これも子どもたちに好評で楽しんでいました。お父さん、お母さんと一緒自分では作る事が出来なかったわたがしも、友達と一緒だと不思議と勇気や意欲が出来るのか、納涼会の時とは違った気持ちが表れてきて自分で作って楽しんでいました。 どの子も、よく観察していたせいか手際がよく上手に「出来た」と喜んでいました。
出来たてを、その場で食べる。というのは、食(わたがしはおやつですが)においては、オーソドックスで心ときめくようです。
さて、先日園長日記にて「人との繋がり」という点をお話されていたいました。現代の私達は、人との関わりが少ないのかというと、逆ですね。例えば、目の前の電気、道路、ネット、交通網、水、排水、食材、ガス、といった一つ一つを追っていくと「現代はとてつもない人数の人に関わっていること」が分かります。ただ、文明の進歩がそれを忘れさせられているのではないでしょうか。そのせいか、人は「自分で出来る事が増えた」と勘違いしている方(大人)が大勢いるのです。 このことからも、人は一人では決して生きていけません。 今回の納涼会はとてもオーソドックスな昔ながらの経験をコンパクトに開催しましたが、改めて自分の勘違いを振り返って、子ども同士のかかわり、アロペアレティングの考えを思い返すのです。
そういえば、わたがしは、保護者との共同計画の中で出た企画でしたね。あの時間がなければこの経験はできなかったなと、とても楽しい機会を皆様で作れていつも通りですが、ちょっとしたスパイスが入った清々しい保育園。そんな一日でした。
2022/09/11
先週9月6日(火)のことですが、千代田区の将来の生活環境にとって、画期的な団体が設立されました。名称は「特定非営利活動法人 ちよだの水辺を魅力ある都市空間に再生する会」です。その設立総会が開かれて、来賓として招かれたので参加してきました。
この会の代表は、開園当初からいらっしゃる保護者の方ならご存知の石渡伸幸さん。昭和62年から平成27年まで7期28年もの長い間千代田区区議を務められ、第57代議長も務められた方ですが、コロナ禍の前は保育園の行事に参加いただいたり、神田祭に誘っていただいたりとお世話になっています。また理事長は、皆さんご存知の屋形船の手配で協力いただいている岡田邦男さんです。今年春の屋形船での遠足でも、保育園の園外活動にご理解をいただき、いろいろな便宜を図ってくださっています。(2019年4月17日の「園長の日記」参照のこと)
このお二人が筆頭の「再生する会」が、この日から正式に活動を開始することになりました。設立総会には、樋口高顕千代田区長、千代田区の河川やお堀の水辺再生には連携が欠かせない中央区の山本泰人区長も出席。千代田区議会からは桜井正議長、小林やすお千代田区議会議員連絡会会長を始め、11人の現役の区議さんたち、そして都政からは平けいしょう都議、石島秀起都議のお二人が、また国政からは山田美樹環境副大臣、朝日健太郎参議院議員も出席されていました。
千代田区の「ちよだの水辺」とは、皇居を取り囲む外堀、内堀、当園の前を流れる神田川、三崎橋から枝分かれして区役所の前を流れる日本橋川が主なものになります。この会で初めて知ったのですが、東京都は外堀、内堀を再生するために玉川上水から水を引く計画を持っているそうで、将来それが実現すると、お堀の水に綺麗な水が流れ込み、水泳などのスポーツができるほどの水辺に変わるかもしれません。
保育園にとっても、水辺の再生は散歩や遊び、散策、探究の自然フィールドとして活用できる「魅力ある都市空間」になる可能性を秘めています。都市型保育の保育ビジョンづくりに、また大きな夢が加わりました。保育園として「再生する会を応援する会」を作り、積極的に関わっていくつもりです。興味ある方は、ぜひお声かけください。