今夏、2回目のプール開放でした。
猛暑日のなかのオアシス。
保育園の屋上の稲穂はまだ青く、
都会のビルの谷間で、
親子の笑い声が聞こえていました。
2023/08/19
今夏、2回目のプール開放でした。
猛暑日のなかのオアシス。
保育園の屋上の稲穂はまだ青く、
都会のビルの谷間で、
親子の笑い声が聞こえていました。
2023/08/18
この時間を楽しみにしている子たちが多くて、絵本の持つ力をあらためて感じます。3歳の男の子が「これ読んで」と頼まれたのは『ふたごのおばけ』。「これにしていい?」というと、大勢が「いいよ」と返事してくれたのでそうしました。小学生の男の子二人が主人公なのですが、登校すると朝寝坊してしまったおばけふたりを発見し、それ以来、二人のけらいになってくれるという話です。
絵本を読んであげた後で、その絵本の取り合いになってしまうことがあります。今日は絵本『にじいろのさかな』でそうなりました。お話はしあわせがテーマです。銀色の鱗を身につけた虹色の魚は、他の魚たちにとって羨望の的なので、「一枚ちょうだい」とお願いされることがあります。でも、とんでもない!と拒否していたら、一人ぼっちになってしまいます。そして知恵あるタコに悩みを打ち明けると、幸せになれる方法を教えてもらえ、その通りにやってみるとー。
取り合いになった子の一人は「スイミーの時と同じぐらい(よかった)」と言い、少し頬を紅潮させて「気持ちがポカポカする」とつぶやいた子も。幼児の中でしばらくブームになりそうです。
時間が少しあったので、絵本「つきよ」。みんなも「たぬきさん」みたいに、お月様を探して見てね。形を変えて、ビルの間とかいろんなところから顔を出してくれるからね。・・・月を眺めて風流さを感じるのは日本ぐらいという俗説がありますが、きっと子ども流の風情もあることでしょう。
2023/08/18
ジャムサンド
牛乳
2023/08/18
タコライス
ブロッコリーのサラダ🥦
野菜スープ
スイカ🍉
麦茶
2023/08/17
撮影した動画をそのまま再現すると、5月で6歳になったMさんは私にこう説明してくれました。
「氷が当たって、(コップが)冷たくなってから、それからこの水をこっちに出してきた」
「そうなんだね。こっちに水がでてきたんだね」「うん」
何の説明かというと、冷えたコップはなぜ水滴がつくのかという理由です。
事務室にある冷蔵庫の上が結露して濡れていました。触ってみたら「あ、冷たい」というので、「どうして濡れたのかなあ」ということになり、私が「じゃあ、実験してみよう」ということになったのです。
二つの同じガラスコップに水を注ぎました。室温に冷めていたポットがあったので、その水を注ぎました。
片方には氷を入れてしばらく見ていたら、そちらはコップの表面に露がつきはじめます。
「白くなってきた」と触ります。そして手が濡れたので「それ何?」と聞くと「水」と答えます。
そこで「じゃあ、どうして水が付いたのかな」と聞くと、冒頭の答えが返ってきました。
コップの中の水が出てきたと考えたようです。
大人でも普段何気なく見ていることについて「どうして?」と改めて聞かれると、チコちゃんではありませんが、どうしてだろうとわからないことだらけでしょう。
子どもも見慣れているはずの現象についても、あえて「なぜ?」「どうして?」と考えさせてみることは大事なことだろうと思います。彼女の説明に対して、私は「そうなんだね、中から出てきたんだね」と受け止めたままで終わりました。次は閉鎖された空間の中にできる結露の現象を探してみたいと思います。
2023/08/16
以下のことと「子どもの人権」を結びつけることができるようになって、保育の基盤がさらに強固になってきたと感じます。以下のこととは、保育でよくある活動と活動のつながり、移動の途中だったりするタイミングのことなのですが、この「道草優先」にも、自分らしさの自己発揮の姿が垣間見られます。保育記録の「振り返り」にこう書いてありました。
・・・・・・
2階のお部屋に水遊びへ出発したけれど、部屋を出るなり、MちゃんHくんは、1階のロッカーのボタンを押してみたくて、ちょっと寄り道。Wちゃんも、探索がしたくて、2階は通り過ぎてそのまま階段登りへ。『水遊び』という活動の中にも、そこに行くまでにたくさんやってみたいことがあって、大人や年上の子どもたちに見守ってもらいながらゆっくり探索をすることができた。大人が、その日の活動(水遊び)の場所までストレートに連れて行ってしまうことは簡単だけれど、子どもたちにとっては、そこに行くまでの「道草」が楽しかったり、そこでさまざまな体験が待っていたりすると思うので、一人ひとりのやりたいことやその子のペースに合わせて過ごすことができるよう、これからも、大人同士でうまく連携をはかって、過ごしていきたい。
・・・・・・
こそうそう、こうでなくっちゃ!保育の王道は道草に有り、とでもいいたくなります。室内ならまだしも、たまには外でも、車や自転車を降りて、散歩してみたくなりますね。たっぷりの道草をしながら。こんなに暑いとそうもいかないし。早く秋来ないなかあ^_^
2023/08/16
ぐんぐん組では、最近「紙芝居」がブームです。
ちはるちゃんやすいちゃんは、「”かーみしばいの おーじーかん”がいい!」と、紙芝居の前にいつも歌っている歌で、リクエストしてくれます。
ちなみに、すいちゃんは『ごきげんのわるいコックさん』がお気に入り。(ペロペロキャンディーが出てくるので、すいちゃんはこのお話を『ペロペロキャンディー』と呼んでいます。)
ほかにも、『まんまるまんま たんたかたん』という忍者のお話も人気です。「まんまるまんま、たんたかたん!」のリズムに合わせて手を叩くのですが、みんなで参加して一緒に手をたたく姿がかわいいです。
今日はすいすい組のはなちゃんが来てくれて、紙芝居を読んでくれました。
さっそく集まって熱心に眺めるぐんぐんさんたちです。
ゆたかくんからは「もっかい!」とアンコールも!
はなちゃん、同じ紙芝居をぜんぶで3回読んでくれました。
そんな感じで、空前の紙芝居ブームがきているので、絵本の読み聞かせをしようとすると、「やだ!紙芝居がいい」と、絵本は却下されます。(笑)
とは言っても、普段 絵本もよく読んでいますよ。
りこちゃんは、絵本のイラストを見て、「パパ」「ママ」と指差していました。
すいちゃんは、『おべんとうバス』が好きで、セリフもなんとなくもう分かっているので、イラストを見ながら自分で声に出して読んでいます。
それぞれにお気に入りの絵本や図鑑があります。
場面はかわって、今日のおまけショットです。午後おやつタイムのようす。。
食べ終わると、お片付けも自分たちで…
慣れ保育中だったので 今日が初めての午後おやつだった いよりくんも、初めてとは思えない動きでスマートなお片付け…!
↓おやつ前、午睡明けでまだ眠たい せいごくん。
食事テーブルのほうには来てみたものの、まだ夢と現実の狭間で、しばらくの間このポーズで立ちすくんでいる姿がなんともかわいらしくて…
思わず写真におさめてしまいました。
2023/08/16
今朝、朝の会の最中に、何かに夢中になっていた しおんくん。
なんだろう?と思って見ていると、陽の光が当たって明るくなっている部分を見つけたようです。その部分を指しながら、「あつ〜い!」と教えてくれました。
きのう、にこにこ組のお部屋で窓の外を眺めていたとき、陰っていた太陽の光がパァッと明るくなった瞬間にも「あつい!」と言っていた しおんくん。
ちょうど前日に そんな姿を見ていたので、『太陽が当たっているところ=あつい』と表現しているのだとすぐ分かりました。陽の光が当たると、温められてあったかくなる…ということを、どこかで体験したのでしょうか。
実際、床が熱くなっていた訳ではないけれど、光が当たると熱くなる…ということは、何かの体験を通して、結びついたのでしょうね。
その後も、自分の影で光が見えなくなったり、陽が陰って光がうすくなったりするのを、不思議そうに見つめたり触ったりして、感じていました。
光が見えると「いた!」。
触れてみたり・・・
眺めてみたり・・・
足踏みして踏んでみたり・・・。
しおんくんは何を見てるんだろう?と、すいちゃんも様子を見に来て、ちょこっと触れてみていました。
子どもが面白いなぁと思うモノに出会う瞬間や、その触れ合いを近くで見ていると、同じ世界を一緒に体験できるような気がして、楽しいです。さて、ここからどんなふうに広げていけるでしょうか…♫
2023/08/16
先生たちが見つけたものを、おすそ分けしてもらえるのが保育記録です。
しかも、保育記録は近年、写真入りになってきたので、その様子を先生たちや保護者のみなさんと共有しやすくなりました。
そして、私も赤ちゃん同士の関係のなかに、いろいろなものを見つけるのが楽しくなります。
みなさんにも紹介しましょう。
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今朝のかわいらしいひとコマです。
ちっち組(0歳児クラス)のLちゃんが寝転んでいると ぐんぐん組(1歳児クラス)のCちゃんがやってきました。
赤ちゃんのお人形を、Lちゃんに触らせてあげているようです。
気が付けば、Wちゃん(ちっち)や Rくん(ぐんぐん)も一緒に、みんなでLちゃんを囲みます。
Lちゃんが Cちゃんの髪の毛に手を伸ばすと… Cちゃんが「さわったー🎵」と嬉しそうな笑顔を向けて教えてくれました。
わざと顔を近付けて、触らせてあげたみたいです。
以前は、コロンと寝転んでじーっとしていた Lちゃんですが、今ではすっかり、こんなにも お友だちの顔を見ようと身体をねじったり、手を伸ばして触ってみようとしたりするようになりました。
そうして色んな反応が返ってきて、ぐんぐんさんたちも Lちゃんとの関わりが嬉しそうです。
Rくんも、なんだかあやしているような眼差しや仕草で Lちゃんと関わろうとしています。
Lちゃんに触れてみるRくんに、Cちゃんが「やさしく、やさしく。いいこいいこだよ」と これまたやさしく話しかけていました。
Cちゃんが Lちゃんの耳に触れると、Rくんもそっと耳に触れてみます。
「Lちゃんの おみみ、ちっちゃいね〜」「おみみ、ちっちゃーい」とふたりでお話して・・・
自分たちの耳にも触って、大きさを確かめています。かわいいです(笑)
最近は 大きい/小さい とか 多い/少ない の概念やその違いも気が付いたり興味を持ったりするようになってきているようです。
こんどはLちゃんの 手 に触れてみます。
Rくんが、Cちゃんに倣ってLちゃんの手を握ろうとすると、Cちゃんがまた「やさしくっ(触ってね)」と教えてくれます。小さいお母さんのようです😂
それから Cちゃん、Rくんの手と自分の手を合わせて
「Rくんのおてて、大きいでしょ。」
つぎに、Lちゃんの手に触れて、
「Lちゃんのおてて、小さいでしょ。」
Lちゃん、ふたりの顔を交互にきょろきょろと見回し、かと思えば じっと見つめて…CちゃんとRくんとの触れ合いを全身で感じているようでした。
すごいなあと思ったのは、Lちゃんに玩具を差し出した Cちゃんが、Lちゃんと視線を合わせて「いる?…いるっ?」と問いかけていた姿です。
一見、なんということもない場面にも思えるのですが、こんな小さなお友だちにも、しっかりと気持ちを聞きとろうとして やりとりしてみるその眼差しに、感動します。
Lちゃんはお返事こそまだしないものの、
“自分があげたいから” “自分がやってみたいから”という気持ちの前に、まず相手の意志を聞いてみようとする姿は、大人も子どもも関係なく、見習いたいところです。どんな小さな赤ちゃんも、しっかりと自分の意志を持っています。それを、こうして 子どもたち自身が身を持って示してくれているような気さえします。
Lちゃんには、一つひとつの言葉以上に、やさしく話しかけてもらったり 一緒にふれあってもらったりした あたたかな感覚が きっと伝わっているのではないかなぁ。。
同じくらいのお友だちとは自分の気持ちをぶつけ合ってケンカすることもあるぐんぐんさんたちですが(その姿もまた大切な育ちです!)、こうやって、小さなお友だちに触れて、そっと大切に やさしく関わろうとする姿を見ていると、それぞれの相手との関係性やふるまいを、自分たちなりに考えているんだろうなぁと感じます。頼もしいお兄さんお姉さんたちです。
2023/08/16
ごはん
鮭のしおやき
切り干し大根の煮もの
ほうれん草の味噌汁
みかん
麦茶