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2024年 6月

バットの音の違いを面白がる子どもたち

2024/06/17

今日もいろんな遊びの姿が報告されています。写真付きの説明でだいたいのことは想像がつきます。乳児から幼児までそれをみていると、子どもの躍動的な姿を生み出している仕組みのようなものを、どう汲み取って表現したらいいんだろうと考えます。とくに活動のうねりのような中で見せてくれる、ちょっとした道草のような遊びの楽しみ方、遊びの中に垣間見えるひねりのような面白さを、ちょっと拾ってみましょう。

 

きっかけは「探究」という言葉で指し示すことができることを探しています。すると遊びそのもののなかに、あの課題解決プロセスに似たところは探究と呼んでもよさそうだと思えてきます。たとえば幼児クラスの日誌には「運動ゾーンではらんすいを中心に「音」に注目が集まり、バットを色々な物で試してみる姿がありました。」と、次のように写真とコメントが書かれています。

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いつもはサランラップの芯をバットにしているのですが、ボールが真ん中にあたると、「いい音がする!」とRくん。

色々な物をバットに見立て、どんな音がするのかの探求が始まりました..!お部屋の中を探し回り、バットになりそうなものを見つけ始めました。

「ペットボトルは音が当たると大きい音がする!」

「カーンって音がする!」

「あれ?音がならない?!」

「これはどうかな?」

「みんな静かに~耳を澄ませて~」とLちゃん。色々な音の違いを楽しんでいました。“音“との出会いですね。

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野球ごっこは、このところ、かなり長く期間続いている遊びなのですが、日によって変化してきています。面白いことが、変わっていくのです。それはきっと好奇心というものの、特性でしょうか。それまでとは違うもの、新しいものを面白いと思い、それを取り込んで変化していくのでしょうが、今日はバットに玉が当たるときの「音」の違いを面白いと感じて、それを何人もが共有しているというのですから、ここには同じものを共にして楽しんでいるという、仲間意識も感じます。また同じ面白さを共有しているという暗黙の静かな探究心の交流のような空気も感じます。野球の遊びで、そんなところに興味が向かうものなんだ、面白いもんだなあと思います。

民生児童委員の方を普段の日に招待、バターづくりも見学

2024/06/14

今日は盛りだくさんの日でした。

まずは、らんすい(45歳)のバター作り。ビンに脂肪分の多い牛乳クリームを瓶に入れてよく振るとバターになる、という体験。栄養士の「どうかな、バターになってきたかな? だんだん音がしなくなるよ」という説明に、Rさんは瓶を耳に当てて、じっと音を聞いていました。液体の音がしなくなる、という意味なのですが、でもその「耳をすましてみる」という姿に探究心が表れていてとっても素敵。

固まったバターをスプーンにとって匂いを嗅いでみると、ほんのりいい香りがします。無塩バターができました。今日は民生児童委員の方々も5人、保育園にご招待し、半日ゆっくりと参観していただきました。今年度はこのような日を年間8日設けました。

今日はその初日です。暑い中10時にお客さんが到着すると、すいすいさんには最初に冷たい緑茶を「どうぞ」と出してもらう、おもてなしも手伝ってもらいました。そしてバター作りを見ていただき「こうやってバターができるなんて知りませんでした。いやあ、面白いですね」と楽しんでくださいました。なんだかクッキング教室のような賑わいで愉快な時間になりました。

お昼の給食も召し上がっていただき、お土産は柏屋さんのお煎餅にしました。お煎餅屋さんと雑談すると始まるご主人の東京大空襲の話は、ちゃんと聞き取って証言ビデオに残すことにしました。

わいわい(3歳)は部屋でジュース屋さん、野球ごっこ、家族ごっこなどが繰り広げられていました。反射して綺麗な光を見つけた子や、カタツムリについて図鑑で調べている女の子もいます。カブトムシやダンゴムシが大好きな子たちの観察やお世話も続いています。

2歳児クラスでも、お兄さんたちからプレゼントされたカブトムシを、先生が手や腕に乗せて見せてあげています。

このような、子どもが興味を持っている対象について「もっとよく観察して何かに気づく」探究のための展開も考えてみたくなります。拡大してよくみて絵にしてみたり、実際にそういう場所へ行ってみたり。午後はカブトムシとスズムシを和泉小学校へ届けてきました。

カブトムシは4代目、鈴虫は2代目ですが、それぞれを大事に育てた初代の子たちが、今は小学生になっています。歴代の子どもたちの名前も書いて、M校長先生に渡してきました。帰り道で4年生になったNUくんに会ったので「カブトムシ持ってきてあげたよ。Uくんたちの育てたカブトムシの子孫だよ」というと、「まじ!すっげ。校長先生に聞いてみる!」と走って行きました。カブトムシの魅力は何年生ぐらいまで、続くのだろう? 渡してきて良かった。

そして5時からある本を読み返しながら、夜の勉強会の資料作り。保育園を6時に出て阿佐ヶ谷へ向かったのでした。

 

6月生まれ誕生会

2024/06/14

ちぐん組6月生まれのお誕生日会を行いました。

今月の主役は、ちっち組のみちるちゃんと、ぐんぐん組のりなちゃんです😊

はじめに先生からのお楽しみでは、最近のこどもたちのお気に入りの歌「どんないろがすき」の歌に合わせて色々な色でくだものが描かれていくお話でした。

どんないろがすき?と歌うと「あか」と答えてくれたり、「これはなーに?」とたずねると「バナナ」などと知っているくだものをたくさん教えてくれる子どもたち🍎🍌

黄色いクレヨンでレモンを描くと…

 

りなちゃんは保育者のすっぱいの顔をみて、頬を押さえて、同じようにすっぱいの顔をしていました(´ж`)

なんとも可愛らしいりなちゃんです😳

そしてクレヨンで描いたたくさんのくだものにみんなで、「おいしくおいしくおいしくなーれ!」と魔法をかけると…

すてきなケーキに変身✨

最後に仕上げのローソクとイチゴの飾りつけをりなちゃんとみちるちゃんにやってもらいました😊すてきなケーキに仕上がりましたよ✨

そして先生からのプレゼント☺

受けとるとりなちゃんはじっくり眺めてくれました。

みちるちゃんもプレゼントをぎゅっと握りしめていました。

りなちゃん、みちるちゃん、お誕生日おめでとうございます。素敵な1年を過ごしていこうね😊

6月13日 昼食

2024/06/13

ごはん

中華風ローストチキン

はるさめサラダ

中華スープ

オレンジ

近隣の保育園の園児が来園して今年度初の交流

2024/06/12

今日は近くの「B保育園」の年長さん4人が遊びに来ました。きっかけは「カブトムシ」です。保育園で誕生したカブトムシが増えたので、近隣の保育園の子たちにお裾分けです。そのプレゼントの話を昨日したら、子どもたちが居ても立っても居られなくなったらしく、早速いらっしゃった、というわけです。こういうフットワークの軽さ、大事にしたいと思います。

ちょうどコンテンポラリーダンサーの青木さんといづみさんがいらしていたので、さまざまな「身体的コミュニケーション」を一緒に楽しんでもらいました。保育園の交流は子どもにとっては経験の幅や仲間関係も広がります。また先生同士の交流も進み、いろんなことで連携して活動ができるようにまります。

千代田区は毎年、秋に観劇などで園の交流を図る「合同子ども会」を開いているのですが、担任は「そこに向けての交流を深めていく上で、まずは第一歩が踏み出せた。今後はバス遠足や屋上でのプール遊びなど、子ども達同士の仲を深めていける交流をなるべく多く持っていきたい」と日誌に書いています。お互いの施設の特徴を生かし合った交流もいいですね。

 

子どもの自己発揮を充実させる保育をつくる

2024/06/11

昨日と今日は全国の園の主任クラスが集まって学び合う研修会でした。

参加する前に、各園の課題を出してもらい、それを大まかに分類すると「リーダーのあり方」「人材育成・研修の方法、理念の浸透」「チーム保育」がスリートップで、1月に開催した時と同じ傾向でした。

研修会は子どもの権利条約、子ども観の変化、子どもの主体性を大切にした保育についての講義を受けて、その後、実践発表を聞いてグループディスカッション。活発な議論が交わされた充実した二日間でした。

6月11日 昼食

2024/06/11

ごはん

鮭の塩焼き

キャベツのおかか和え

もやしとわかめのすまし汁

オレンジ

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