MENU CLOSE
TEL

2024年 10月

10月21日 昼食

2024/10/21

ごはん

れんこんきんぴら

ハンバーグ

小松菜のすまし汁

オレンジ

しずくの会がハロウィン・パーティー

2024/10/20

とってもいい天気になってよかった。よかった。

しずくの会の皆さんが開いたハロウィンパーティー。

親御さんたちが手作りで用意した「ピニャータ」と呼ばれる袋を大人がつるして、子どたちが棒で叩いて、袋を破ると、中からお菓子がたくさん。これは楽しい!私は参加できなかったのですが、大変盛り上がったそうです。

良い思い出になりましたね。

 

赤ちゃんを抱っこして伝わりあう「波紋」の感度

2024/10/18

赤ちゃんを抱っこさせてもらい、あやしてあげると笑顔を見せてくれます。「あら、いいね、ママに抱っこしてもらって。ねえ、いいよね、ご機嫌だよね~」などと、色々声をかけて、ほっぺをつんつんと触ってあげたりしているうちに、あ、笑った笑った。私が発する声を受けとめてくれました。そして私の抱っこを受け入れてくれました。お母さんも喜んでくださり、私は「いろんな人に抱っこされてもらおうね」といってまたお母さんの胸元に戻しました。

私に抱っこされていた瞬間の、それ以外時間とはまったく異なる密度。そうした瞬間の粒々(つぶつぶ)が、無限に連なっているように感じますが、「いいね、ごきげんだねえ」の声が赤ちゃんにとどき、ここちよい気持ちが生まれ、その気持ちがお母さんや私にも波紋として広がるように伝わってくる。私にだっこされたものの、ちょっと不安になって、ママに手をさし出して戻って安心する。人が生きている世界とは、その小さな波紋の重なりや干渉のようなことが、大小さまざまな波を立てて連なっている海のようなものかもしれません。

このような波を感じる感性は、確かにあると思えるのに生物学的に、あるいは神経学的に特定できないからからといってないわけはないだろうと思います。視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚などはよく五感と言われていますが、保育では運動感覚の話として固有感覚や前庭感覚が言われるようになって久しいし、身体の緊張度もよく話題になります。おもえば内臓感覚も加速度感覚も、あるいは温痛覚とか時間感覚もありそうです。動物によっては渡り鳥やウミガメなどは磁気感覚があるらしいといわれています。

人間にも種なのか類なのか別にして、人への関心の強さという対人感覚のようなものがあるといってもおかしくないのではないかという気がします。シュタイナーなどはあるといっていますが、人の気配を敏感に感じる人は確かにいます。保育に活かす~感覚を考えると、環境から感じとるセンサーのようなものは、それぞれ感度が違いそうなので、その調整ということもありそうです。

第三者評価のアンケートにご協力ください(10月29日から)

2024/10/18

保護者の皆様へ

東京都の認可保育園は3年に一度、第三者評価機関による審査をうけることになっています。

千代田せいが保育園は開園して6年目になるので、今年受審するのですが、

保護者のみなさんからも「親子運動遊びの会」のあとの週から

アンケートをとらせてもらいますので、あらかじめお知らせします。

回答は Web での回答となります。

回答期間は10月28日(月)から11月10日(日)まで。

アクセスするURLやQRコードの載ったアンケート用紙は10月28日(月)に配布します。

回答は約10分です。印刷媒体が必要な方は、お配りします。

公園という環境から得ていくさまざまな身体感覚

2024/10/17

和泉公園での散策の様子の写真が24枚。0歳児クラスの赤ちゃんたちは、保育ドキュメンテーションによると「葉っぱや石の観察、足踏みをして音を鳴らしてみる、気になるところへの探索、たくさん走る…と子どもたちそれぞれが楽しい遊びを見つけて伸び伸び過ごしていました。「今はこれに夢中なんだなぁ」と思う場面が一人ひとり違っいてとても興味深かったです…!」と描かれています。

こんな様子から、私たちが大事にしている姿を再確認してみると・・・。0歳の頃に遡って「身体的発達に関する視点」を参照すると「まず環境に働きかけることで変化をもたらす主体的な存在としての自分という感覚を育むこと」ということが保育所保育指針の解説書には書かれています。すこし拾ってみます。

「自ら感じ、考え、表現し、心地よい生活を追求していく健やかな自己の土台は、安全に守られ、保育士等による愛情のこもった応答的な関わりによって心身共に満たされる、穏やかで安定した生活を通じて築かれる」

「身近な環境との関わりを通して身体感覚を得ていく」

「身体の諸感覚が育つ中で、子どもが自分の働きかけを通して心地よい環境を味わう経験を重ねることが重要である」

「こうした生活の中で、周りの人やものに触ってみたい、関わってみたいという気持ちが膨らみ、子どもは対象にむかって盛んに自分の体を動かそうとする。興味を引かれたものをつかもうと懸命に体を動かそうとする・・・」

いかがですか。写真の一枚一枚に、こんな姿を感じませんか? このことは一歳になっても継続していく姿です。

子どもたちは毎日、身近なものを面白がって触り、動かし、その身体感覚を得ています。ダンスにもあった身体感覚、今日は自然の中にいるとまた違ったそれを感じているのでしょう。

そして他のクラスの写真と記録と繋いでみてもらうと、同じ公園でありながら、その関わり方が大きく変化していくことがわかります。

次の写真は、幼児たちが同じ公園で野球ごっこを楽しんでいるところです。自分たちで道具を作り、大リーグ選手にはなれないけれど、その世界に強烈な眼差しを向けて先取りし、自分たちの世界を切り開いているように見えます。

その変化の中に変わらない傾向のようなものが見えてくるのですが、そこに私たちが「世界を開く」とでもいっていいような関わり方をしているように感じます。そこをもっと繊細に広がりを持たせてあげたいと思います。

10月17日 おやつ

2024/10/17

ごはん

大根の味噌汁

鶏の照り焼き

ほうれん草のソテー

いちごヨーグルト

コンテで楽しく体をうごかす世界への冒険

2024/10/16

今日はダンスの日。芝田いづみさんと、宮崎知佳さんに来ていただき、乳児の健康診断もあったので、順番をかえて最初に「にこにこ」から、その後「ちっち・ぐんぐん」「わいわい」「らんすい」とダンスを楽しみました。ダンスといっても、音楽性のある空間のなかで、子どもたちが思い思いに体を動かす「遊び」です。何も難しいことはなく、赤ちゃんは、いつも楽しんでいる音楽をかけてもらい、それに合わせて口ずさみながら体をいろいろ動かしてみます。

にこにこ以降になると、床にマスキングテープを貼ったり(探検あそび)、人の体を人形に見立てて動かしてみたり(マネキンとデザイナー)、ダンサーの動きを真似して全身を動かしたり(鬼さん何するの)、手足や体を動かして穴をつくったり(トンネル遊び)、いろいろなものや身体への関わり方に気づいていきます。他人の体を動かすときは「優しくそっと動かす」とか、体をまっすぐに伸ばして寝返りをすると自分の体が棒のように転がるとか、うつ伏せで手足を丸めるとダンゴムシのように「ごろんと転がる」とか、そうした動きの中で、身体感覚が覚える面白さに気づいていく感じです。

身の回りのものには、床という平面があるのですが、普段はそれは歩いて移動する、あまり気にしていない「身近なもの」なのですが、マスキングテープを自由にはって、その形からイメージされてくる「動き」が誘発されます。海にうかぶ島々のように見えたり、線がぎゅっと詰まった場所は、広めに感じるので、そこで一呼吸できて「座る」ことや、「跳びはねる」動きも。

短い点の模様のようにみえるあたりは、爪先立ちでツンツンと歩こうとしたり、急に曲がった直角部分からは、いづみさんが「横歩きしてみようっと」と言ってちょこちょこと歩いてみます。

子どもは「そういう感じか」ということを掴むと、それはある種の制約というかルールのようなものなのですが、慣れてくると、だんだん「じゃあ、こしてみよう」という感じで試したりしているように見えました。

私たちは身の回りにある物の意味は、固定されていてあまり揺れないのですが、このような遊びは新しい世界として立ち現れ、そのなかでどう関わるかという冒険のような楽しさがあります。略してコンテというダンス(コンテンポラリーダンス)は、そのような出会いを作り出す面白さのかもしれません。

top