ご飯
鮭のちゃんちゃん焼き
ひじきのうま煮
白菜のすまし汁
バナナ
2024/10/04
ご飯
鮭のちゃんちゃん焼き
ひじきのうま煮
白菜のすまし汁
バナナ
2024/10/04
2024/10/03
子どもと共にいると励まされる気がしてくるんだよね。私の友人がそういいました。私もそう思います。
その話の影響で、今日はちょっと変なことを書きます。世間ではいろいろなことが起きていますが、それでも、私たちはもはや狩猟生活者ではありませんから、いまのところ日々の食べ物に苦労する事はとりあえず無いのですが、今日、年長さんは魚釣りにでかけたのですが、さっぱり釣れず、戻ってきました。最初から疑似体験や遊びとして計画されている活動ですから、たとえ獲物が取れなかったとしても、切迫感はありません。それなりに子どもたちの落胆はあるのですが、魚がつれなかったとしても、生死にかかわるようなことでないので、死に物狂いなるようなことでもありません。
衣食住に事欠かない平和な社会生活の中にあっても、子どもの飽くことのない熱量に圧倒されっぱなしです。子どもの好奇心の旺盛なことと言ったら、まるでスポーツのハードトレーニングをやっているくらいエネルギーを費やしています。とにかくエネルギッシュで飽くなき探究心に満ちています。それは乳児も幼児も同じです。
次から次へと何かを見つけてきてはやりたがり、その都度、ああでもない、こうでもないと試し、その最中をじゃまされると怒り出し、やった〜できた!と自画自賛しては「ほら、みて」と認めてもらうことも忘れず、外へ行こうと室内であろうと、自分でなんでもやろうとして挑戦し続けるような姿の連続です。もちろんお腹がすけば、お昼ご飯をもりもりとたべて、疲れてうとうとしたり、お昼寝をしたりします。
そういう姿がうまれている仕組みのようなことや、どうしてそうなっていくのかといった意味を理解しようとすると、とてもミクロな営みを大きな流れの中でとらえていくような努力が必要になります。それを解明するのは専門家でも相当に難しいことのようです。
たとえば、保育園生活の1日の中に入っていることを全て取り出すことができるとしたら、その数は宇宙の星の数より多いのかもしれません。まさか!と思われるかもしれませんが、本当にそういういことかもしれません。もしそうなら、とてもそんなことは、できっこないので、とりあえず、共通理解ができる、ある常識的というか、理解し合える程度のコミュニケーションのスタイルに落ち着かせておくことが必要になります。
そうせざるを得ないのは、たぶん人間が切り結んでいる私たちの世界の捉え方が、ある枠組を通して理解しているからで、捉えきれていない世界が膨大であるかもしれないことと関係するでしょう。また一方で私たちの表象や記号は現実とずれているので、否応なく増殖していくという現象となって現れているからでしょう。
赤ちゃんの首が座った、寝返りを打った、初めて歩いた、そんなことも、1つずつの中にさえ、銀河系の星の数ほどの様々なことを取り出すことができるでしょう。そんなことをしても、私たちの普通の生活にとっては、あまり意味をなさないでしょうから、私たちの長い進化のなかで生じた必要に応じて、作られてきたスタイルを基本にしながら、物事が成り立っていると思えばいいのでしょう。
ですから、私たち散文的な出来事を語りながら、ときどきその細部に分け入って、驚いたり、不思議だったりしながら子どもと共にいる面白さを楽しみたいと思います。
2024/10/03
保育アーカイブでは、いろいろなテーマごとに「園長の日記」で紹介したブログを一覧でご覧いただけます。
たとえば年長さんがどんな経験をしてどんな姿に育ちゆこうとしているのか、小学校での生活と学びにどのように繋がっていくのか、そんな様子をご覧になりたい時は「10の姿」のカテゴリーをご覧ください。
https://www.chiyodaseiga.ed.jp/category/hoiku-archive/
(パソコン)
トップページ → 左上の「保護者の方へ」 → 左側「カテゴリー」 →「10の姿」
(スマホ)
メニュー → 「保護者の方へ」 「保育アーカイブ」 →「10の姿」
2024/10/02
令和7年4月の園児を11月21日から12月20日(金)まで募集中。結果発表は2月7日(金)です。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kosodate/hoiku/enjiboshu.html
当園の保育は幼稚園教育要領・保育所保育指針を具体化したものです。
お子さんの「自分らしさ」を十分に伸ばしていく教育です。
可能性を最大に引き出す環境の中で充実した学びや探究ができます。
保育園は幼稚園のような教育をしていないという誤解が解けます。
ぜひ一度、見学なさってみてください。
ご希望の方は千代田区へ応募ください。
<募集人数>
0歳 7名
1歳 1名
2歳 2名
3歳 0名
4歳 5名
5歳 0名
合計 15名
*ただし、千代田区のホームページは定員に対する11月時点で園児数で計算していますが、定員を超えて受け入れるつもりですが、千代田区との調整の結果、どうなるかわかりません。
詳しくは保育園へお問い合わせください。
2024/10/02
子どもたちが環境の方から自らに取り入れていくものはたくさんありますが、ことばはその最たるものかもしれません。昨年ベストセラーになった今井むつみさんと秋田喜美さんとの共著『言葉の本質』を読んだら、保育園で散々やっているCDS(チャイルド・ダイレクテッド・スピーチ)やらオノマトペやらがいかに大事なことかと再認識する機会ともなり、また赤ちゃんたちにとっての周りの人の「声」や身体的な体験(専門的には「身体的接地」ということなのですが)のありようを振り返る機会にもなっています。
先週のお誕生会で、また数年前の3歳児のお楽しみ会で親しんだ「ねこのお医者さん」を、夕方4時ごろ満2歳半の子どもがお医者さん役になって、担任と楽しんでいました。歌に出てくる患者さんは、その場のアドリブで先生がいろいろ演じます。
まぁ、なんでもいいので、先生がお熱が出て体温を測ってもらったり、咳が出たからと咳止めをもらったり、隣にいたRちゃんが鼻水が出ているからそばのティッシュをもってきてもらったりと、2歳のお医者さんが、できそうなことをお願いしながら、いろんな病気を治してもらっていました。
その都度、言葉が通じて、何か行動ができてしまうというのは、一見あたりまえのことのようですが、この本を読んだ後だと、それがいかに凄いことなのかということがわかるのです。
そこで気づいたのですが、あれは何と「もの」の名前をどんどん覚えていく年齢なのですが、「もの」や「動作」から「名詞」や「動詞」を覚えていく方向と同時に、名詞や動詞から、それを理解して見立てることもできてしまう姿をみていると、本に出てくる「言語の本質」のアブダクション推論の「洞察」の具体的な実例を確認しているかのような感覚を覚えました。この本の面白さは「オノマトペ言語起源説」という提案になっていることですが、著者はあくまでも「それも仮説です」と断ってあります。このテーマは永遠の近似値さがしなのでしょうけれど。
とにかく、人間は不思議なことですが、人間の知性がとらえる範囲を超えたところに、世界に組み込まれている生命の仕組みは働いているように思えるので(別に神秘的なことをいいたいのではないのですが)、知覚と行為のその間をいくら細かく分析してみても、子どもの成長という事実は、そうした理屈を超えているように感じてしまいます。
2024/10/02
鶏とひじきの炊き込みおにぎり
食べる小魚
2024/10/02
ロールパン
ポークチャップ
マカロニサラダ
野菜スープ(非常食使用)
バナナ
2024/10/01
これは今日の「ちっち」の日誌です。
「和泉公園では開放的な空間に、思わず芝生の上走り出す子どもたちの姿があった。広々とした開放的な戸外の空気に触れて、その環境により、子どもたちの「動きたい」という意欲が引き出されている。たっぷり探索しているうちに、様々な落ち葉を見つけ、触れてみたり、よく乾いた落ち葉では、そのパリパリとした音が面白いようで、ちぎってみることに意欲的な姿もあった。様々な種類の落ち葉、そして湿ったものや乾いたものなど、その質感やちぎる感覚が異なるので、様々な質感の落ち葉に触れながら、その違いを肌で感じたり、興味をもって関わってみたいという意欲を引き出していきたい。 Nちゃんはマンホールの窪みを発見し、手で窪みに触れる中をほじってみると、土が手につくということを発見していた。じっくりと関心をもったことに関わっていけるように、引き続き、連携して見守っていきたい。」
先生は赤ちゃんが「探究」していく方向性をよく感じ取っています。それはこの部分です。
「様々な種類の落ち葉、そして湿ったものや乾いたものなど、その質感やちぎる感覚が異なるので、様々な質感の落ち葉に触れながら、その違いを肌で感じたり、興味をもって関わってみたいという意欲を引き出していきたい。」
この赤ちゃん自身が「その違いを肌で感じたり」そして、質感や感覚の違いからくることも手伝って「興味をもって関わってみたいという意欲」を引き出していきたい。そう、そう。そこそこ、と思って読みました。
2024/10/01