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TEL

2025年 2月

2月10日 昼食

2025/02/10

ごはん

中華風チキンソテー

春雨サラダ

中華スープ

オレンジ

ちゃんと学ぶこと

2025/02/10

すべての保育者に向けて。

大人でも自分の可能性が開かれたと感じる時、大きな喜びを感じます。それは、何事にも代えがたい気づきであり、学びです。そうだったのか!とわかったり納得できたりする事は、自分が生きていく方向性を見出した喜びです。同じような感慨を人類の先達たちは、何度も繰り返し、述べています。

北大路書房から刊行され始めた「主体としての子どもが育つ」シリーズの『保育内容「人間関係」』の終章に無藤隆先生の解説が出ています。子どもの主体的活動ということの本質的な意味がよくわかります。多くの人に、ぜひ皆さんに読んでほしいと思いました。特に見守る保育を大切にしている人たちに、ここに書いてあることを改めてスタート地点として、これまでのパースペクティブを整理し直すと、保育や教育がどの方向に進むべきかが見えてくるような気がします。

「教えること」の再発見と言う視点をもう一度じっくりと考え直す必要があると思いました。

無藤先生ありがとうございます。

保護者と一緒に「子どもの権利条約」の理解を深める

2025/02/09

新宿・高田馬場にある当園の姉妹園「新宿せいが子ども園」は2007年の開園当初、学童が併設されていたのですが、その卒園児保護者らで作られたコミュニティ「落四小学区域の学童クラブと地域の子どもたちを考える会」(代表・渡辺仁子)が9日(日)午前、同園で「子どもの権利条約って何だろう?」と題するイベントを開きました。会場には20人ほど、オンラインでの参加者が高校生や学校の先生方も含めて100人ほどになりました。

この「考える会」は同園が待機児童解消のために定員を1・5倍に増やした際に、学童が地域に移管され、その後この会が発足して、地域を巻き込んだ活動をしてきました。今回のイベントは7回目になります。

参加申し込み時にとったアンケートによると「子どもの権利」に関するは「優しい教育を受けられる権利」「子どもが子どもとして生きるうえで尊重されるべき必要な権利」「子どもがもつ当たり前の権利」「家庭での子どもの権利のあり方は、とても深刻な課題であると感じる」・・など。最初に司会から紹介されました。

最初に、同こども園の園長で、社会福祉法人省我会の理事長でもある藤森平司園長が、40分ほど話しました。内容はOECDなどの調査結果を紹介しながら、日本の若者の「生きる力」が本当に育っているのか? 主体的に学ぶ力、学ぶことが楽しいから学んでいるという姿になっているのか?といった話でした。

この話を聞きながら、その頃のことを思い出しました。1989年(平成元年)に国連が採択し、その後日本が1994年(平成6年)に批准するのですが、これをうけて平成11年改定の保育所保育指針の第1章総則に「乳幼児の最善の利益」(the best interests of the child)という言葉が冒頭に登場します。日本の批准から昨年は30周年でした。

この間、その理解は<深化>し続けているように感じます。現在は子ども主体の保育といえば、GTでは<子どもの発達にあった選択や参画、自己決定>などがキーワードの一つです。自分に関係することに自分らしくコミットメントできる環境を、子どもにとってどう可視化するか、また同時に、そこで生じる遊びや学び、探究など、ものや他者との間との相互作用や創発する子どもの姿をどう深めていくか、ということと関係していきます。

私たちは慣れ親しんでいる「子どもの最善の利益」。子どもの意向や考え(view)を尊重するということは、実際の保育の姿として深め続けられていると言っていいでしょう。たとえば象徴的な姿をあげるなら、赤ちゃんの鼻水を拭いてあげる時も、今はちゃんと声をかけて同意をえてから拭いてあげるように変わっています。虐待や不適切保育などは論外ですが、いまだに続いていることから目を背けることもできません。

続いて中山利彦副園長は、子どもの権利条約が成立してきた歴史的過程を簡単に振り返りつつ、条約の特徴を説明しました。また4コマ漫画でわかりやすい本『保育に活かす子ども権利条約』も紹介されました。この本は日本保育学会でも推薦されました。続いて元ソニー開発マネージャーで富士大学教授の鬼木一直教授が、主体的な子どもを育てる育児のポイントを解説しました。

その後、グループに分かれて10分ほど意見交換。「学校の決まりやルールが受け身になってしまい、保育園のときのように、自分のこととして、親子で話し合ったり、考えてかかわる感じになれないのはどうしてだろう?そういうことを話し合う機会もなくなってしまったように感じる」(卒園児の母親)など、いろいろな話題がでて、話し合ったことを共有しました。最後に質疑応答のあと地域からの報告がありました。地域からの事例としては「子どもが笑顔になるサポート」がいくつか紹介されました。2時間のなかにギュッと内容の詰まった学びの時間でした。

生まれる前に伝えておきたい 赤ちゃんの生活リズム(2月24日)

2025/02/07

社会と共に子どもの睡眠を守る会(星野恭子代表)は、助産師や保育者、シッターさんは医療従事者向けの研修会を開きます。2月24日(火曜・祝日)13時〜15時、オンラインZOOMで。無料。

この会の代表の星野代表は、瀬川記念小児神経学クリニック(千代田区神田駿河台)の理事長で、当園の園医さんです。

20250224 生まれる前に伝えておきたい 赤ちゃんの生活リズム

会からのメッセージ「赤ちゃんの睡眠の悩みはつきません。夜寝ない、寝かしつけが大変、夜中に起きるなど、ぜひ専門家と共に考えましょう」。

2月7日 昼食

2025/02/07

ご飯

鮭の塩焼き

ほうれん草の磯和え

白菜と厚揚げのみそ汁

みかん

「一緒に食べたかった」という気持ちに気づく保育者の「集団的敏感性」

2025/02/06

6日の午後のこと。おやつはレーズン入りスコーンでした。私も入れてもらって、子どもと食べようと席に着くと、ちょっと遅れて私の前に座った4歳児クラスの子が「一緒に食べたかったあ」と怒って涙をこぼしています。そうか、ごめんね「いただきます」がちょっと早かったんだね、もうちょっとで席に着くところだったのに。

この子の気持ち、大切にしたいです。なぜ、みんながちゃんと席に着いてから「いただきます」をした方がいいのかということを、この子が教えてくれました。行儀の話でもマナーの話でもなく、まさに「みんなと一緒に食べたかった」のです。私の園では、一人で食べる個食や孤食ではなくて「一緒に食べたら美味しい」という体験を大切にしているつもりです。よくそういう説明をしてきました。でもそれが叶わなかったから、この子は泣いて抗議しているのです。

急いで席に着こうとしている子どもの気持ちに添わない「いただきます」のタイミング。「みんな揃ったかな?」という配慮をしあうのは、このように、子どもの中には「いま行くから、みんな待ってて」の気持ちの子どももいるかもしれないと想像すること。そういう気持ちに応えるようにすること。

もし、そういうモヤモヤした気持ちが残ってしまっていることに、誰も目を向けてあげないとしたら、そこに集って共食する目的は、なんだったんだろうと反省してしまいます。

涙を流して嫌だった、と訴えている子どもの気持ちが事実としてそこにあって、それに誰も応答してあげないのは、見守っているとはいえなくなります。子どもの気持ちがスルーされないように、ちゃんと心の動きをとらえて保育をしていきたい。そういうことは多くはないのですが、もし多かったら、子どもたちの意見(View)を尊重しているとはいえないことになってしまいます。

こういうことは、ざわついた空気感に起きやすい事象だろうと考えます。大人の注意力も散漫になって、あるいは注意の向く方向があらこちらに分散してしまい、大事なことが見過ごされてしまうような時間帯。活動と活動の境目などにおきやすい。

先生が「いただきます」は始めようとする当番さんに「ちょっと待って、何々ちゃんが今、〜しようとしてるから」と注目を促すことも必要なのです。でも一方では、そんなときに、子どもが自身が「ちょっと待って、もうすぐ席に着くから」と伝えることができる子どもに育ってほしいと願ってもいるのですが。またこのような目の行き届かせ方を、保育士の「集団的敏感性」といいます。

I小学校で図工の魅力にハマる

2025/02/06

1回目の小学校訪問で「小学校行きたい!」の気持ちにギアが入っている年長すいすいさん7名。今日はもう一つのI小学校に出かけました。8時45分登園もばっちりで、これからだんだん登園時間を早くして小学校時間に合わせていきます。近隣の3つの保育園と合同で授業を参加させてもらいました。

まずは2年生の教室。ぴょんぴょんガエルを作っていました。教えてもらってすぐにマスター、やりたい!、つくりたい!という眼差して食い入ってみてました。そして帰ってきてから食後にすぐに完コピして作ってました。担任曰く「普段からいろいろ自由に作って遊んでいる経験から、あっという間に完コピして仕上げていました!」だそうです。

5年生の図工もみせてもらいました。こちらも中に入らせてもらい、板と釘と輪ゴムを使ってピンボールのような製作をお兄さん達がしていました。

「おぉ、、、これも作ってみたい。。。」いろいろな道具や素材が並んでいて、あれはなんだろう、どうやって使うんだろう?と興味津々。優しいお兄さんが使い方を教えてくれました。

以下は今日のドキュメンテーションから。

<廊下には先輩たちの焼き物の作品。 Yちゃん、お姉ちゃんの作品を見つけ嬉しそうでした♪>

<図書コーナーも案内してもらいました。 魅力的な本がいっぱいで、しばらく座り込んで読んでいました。図書の先生曰く、せいがの子達はみんな本が好きだっておっしゃっていました^^>

ちょうどその時、卒園児の5年生NUくんが友達に「保育園の時に園長ライオンにもエルマーとかいろんな本も読んでもらっていた」と説明。彼も熱心に聞き入っていたことを思い出しました。

<見学の後は、アイグラン、ほっぺるランドのお友達たちと一緒に和泉公園で遊びました。 まずは3園のみんなで何をするかのプチ会議。 最初は鬼ごっこ!少しずつ打ち解けていきます。>

<「お友達出来たよ♪」嬉しい言葉を子ども達から聞きながら、ご飯を食べに保育園に帰りました^^>

小学校で一緒になる年長さん同士、名前も覚えあって、いい交流になりました。

 

 

2月6日 昼食

2025/02/06

ハヤシライス

コールスローサラダ

さつまいもとベーコンのスープ

オレンジ

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