今日の第5回コーヒータイムで使うかもしれない「今日からはじめるエシカル消費」の資料をホームページにアップしておきます。
この資料は私が先日2月3日に東京都消費生活総合センターが開いた「消費生活講座」の資料です。講師の山本良一さんはこの内容を広く市民に伝えて欲しいとおっしゃっていました。
ここからは、コーヒータイムが終わった後のレポートになります。
◆にこにこさんと「お客さん」を待ちながら・・
このコーヒータイムは、本当に気軽に仕事帰りにちょっとコーヒーでも飲んでもらう、くらいの気軽な空間にしたいと思っています。それで今日は、最初のお母さんがいらっしゃるまでに、にこにこの子どもたち3〜4人が「何してんの?」とやってきました。私が電気ポットでお湯を沸かし、電動コーヒーミルで豆を挽きはじめると、興味津々で私がやることをジッと見守ってくれました。その眼差しが可愛いので、私は楽しいのですが周りの先生たちは「あ、園長先生のそばに行ってしまって、どうしよう」とハラハラしているのも伝わってくるので「大丈夫ですよ」と伝えました。子どもたちと「お客さんがなかなか来ないね」と待っていたら、最初のお母さんがのぞいてくださいました。
◆どんな時間が「自分の時間」か?
今日は4人のお母さんが参加されました。一人、二人、三人と増えていくたびに、「お仕事お疲れ様です。まあ、コーヒーでもどうぞ」という感じでおもてなしていたら、ふと、“これってコーヒーじゃなくて本当はビール?”という思いがよぎりました。「まあ、まあ、まずはぐっと一杯どうぞ」とやるのが筋だよな、などと思いながら。
「みなさんには、ビールというストレス解消法があるけど、子どもにはそんなストレス解消法ってないですよね」という話に。子どもにもストレスはあるはずだけど、その解消法は親御さんへの「甘え」ですかね。それとも遊びがストレス解消でしょうか。子どもの遊びのエネルギーと飽くなき探究心へのリスペクトと同時に、親御さんが、いつもそれに応えることができているのはすごい!というのと同時に、子どもからのそれをスルーしたり対応できない時ってありますよね、仕事と子育てから離れて自分のほっとする時間ってありますか? それはどんな時ですか?かという話になったかと思います。飲み始めたらもうそのあとは・・・やっぱり、そこはおんなじですね、と安心する話が聞けて小さな連帯感を感じたのは私だけでしょうか?
◆エシカル消費を実践したくても・・
さて、エシカル消費ですが、私の場合、これまで「食べ物は体に良いものを」という基準ぐらいしかなかったのですが、「倫理的な消費」には、もっと広い視野から考えることが求められます。例えば生産や流通の過程で、子どもに過酷な労働を強いていないかとか、食べることになる動物の福祉に配慮しているかと(鶏は平飼いにしているか)、環境保護の観点があるか、などとても幅広い視点から見直されています。保育園の周辺で生鮮食料品はどこで買っているのか教えてもらったのですが、ライフやまいばすけっと、成城石井ぐらいで、あまりないですよね。子どもの健康を考えると、エシカル消費を実践できる環境なのかどうか、この町をもっとよくする余地があることに気づかされました。ネット通販を使うしかないのでしょうか。もう少し情報を集めたくなりました。