今年度初めてのバス遠足。すいすい組10名で木場公園へ出かけました。といっても私は今日は園内でお留守番。午前中は運動ゾーンで子どもたちと一緒に、たっぷりと体を動かして遊びました。遊んだのはもちろん子どもたちですが、その生き生きとした全身の動きの中に、子どもは「子どもたち」であることに本質があると改めて感じました。人間というものは本来、「集団の中で輝く個人」であるということを、大人よりもはっきりとわかりやすく表してくれるのが子どもです。社会的存在である人間は、身近な人に親しみ、支え合って生活するために、自立心をもって人とかかわります。その原型を今日は、わいわい、らんらんの子どもたちが、運動遊びの中で、いっぱい見せてくれました。
千代田メリーゴーラウンドは、船や自動車や飛行機やエレベーターになったのですが、想像の世界はどこまでも広く、ようちゃんのおうちまで飛んで行ったり、群馬県まで走って行ったり、12階の自宅にちょっと寄ってみたり、途中で夢の中に迷って眠り込んでみたりと、子どものたちが生み出す即興の演出は独創的でありながら、そうじゃないとちゃんと修正したり、そっちよりもこっち、と予定を変更したりと、とってもリアルな感じでありながら、すぐに意気投合する気前の良さをはっきし合っていました。そうそう、これが真剣な遊びというものだと、納得したのでした。