◆ 納涼会の参加者ルールはより厳しく
7月18日(土)に行う予定の「納涼会」ですが、感染防止策を徹底して実施します。千代田区と相談しながら準備をしてきましたが、じわじわと市中感染が始まってしまったようなので、参加者の制限もやむなし、と考えています。保育園での感染を防ぐために、以下の方は参加をご遠慮いただくことになります。例えば2週間以上、子どもと一緒に生活していない方や、職場の感染者と接触した可能性がある方です。自覚症状がなくても感染している可能性が高い社会情勢となってしまいましたので、ご理解のほど、よろしくお願いします。
◆協力要請の基準日から14日も過ぎても・・
東京都の市中感染が危惧されて早くも2週間も経ってしまいました。不顕性感染者の割合を推定できるモニタリング体制を早く構築してほしいと6月30日にこの日記に書きましたが、すでに感染爆発の局面に入ってしまいました。というのは、厚労省は6月19日に「感染者が10万人あたり2.5人」になった時点で社会への協力要請をしないと、遅れれば遅れるほどオーバーシュートしてしまう、と推計していたからです。協力を要請すべき日は6月30日でした。
このグラフの前に、次のような説明があります。
◆本当に、本当に大丈夫なのか?
これを読むと、協力要請の効果がないと「感染爆発してしまい、集団免疫を獲得するまで収まらない」というのです。その条件は「実効再生産数の低下が4割程度にとどまったら」というのです。前回の実効再生産数の推定値は、自粛などによって1.7から0.7へ約6割減少したのです。あれだけの犠牲を払ってやっと「1」を下回ったのですから、今日7月13日の時点で、協力要請を出さないといけなかった基準日6月30日から2週間も経ってしまったのです。本当に大丈夫なのでしょうか。
リンクの追えない人が毎日100人を超えています。本当の計算はこうではないのですが、わかりやすくするために過去14日間に、もし感染者一人が毎日2人に感染させているとしたら、2の14乗は16384ですから、100人いたら、160万人を超えていることになるのです。志村けんさんも天国から「だいじょうぶじゃな〜い」と言っていると思います。10人でも16万人。こんな机上の計算は意味がないかもしれませんが、正しく恐れることの1つに「最悪の事態は想定すべし」もあるからです。