(春信のめだか掬い)
暑い夏の終わりと秋の訪れは、「例年にはない猛威」を伴う台風が連れてきました。今日3日(木)は土砂降りの雨と真夏の晴れ間が交互にやってくるという、ちょっと変わった天気でした。よくいう「通り雨」ですが、ちょっと振り方が激しいような気がします。
天気予報士によると、通り雨のことを、沖縄では「カタブイ」というそうで、文字で書くと「片降り」です。こっちは晴れているのに、すぐ隣は大雨という天気のことだいいます。暑い暑いと言っていたら、打って変わって今度は台風に備えないといけない季節が突然やってきました。
夏の秋の季節の移り変わりが、まるで「カタブイ」みたいで、暑さとゲリラ豪雨が入れ混ざっていて、しかも「熱中症」や「暴風雨」という、度を超えたリスクを引き連れていますから、ちょっと厄介な季節の変わり目です。
それでも柳原通りを歩いていると、もう鈴虫が鳴いています(肉の万世、ローソンの前)。江戸情緒の健在ぶりにホッとします。そういえば、鈴虫は夏の虫なのでした。
熱帯性スコールのような雨が東京でも降るようになったとすると、これも温暖化の影響でしょうか。今日は突然の雨にやられた!という方もいらっしゃいましたが、折りたたみ傘が手放せない日が続きそうです。今週5日(土)のこの夏最後のプール開放は、雨の予報なので2時間枠の中で晴れ間を狙って遊びにきていただくことにします。また過去2回の参加アンケート、多くのコメントをお寄せいただき、ありがとうございました。
今日は午後から東京家政大学の先生が来園され、今週から来ている実習生と打ち合わせをしました。新型コロナウイルスの影響で、7月ごろまで実習の受け入れができなかったのですが、この9月から一人の学生を受け入れています。できる範囲で協力しないと学生が実習もできずに現場に送り出されてしまうという前代未聞の保育者養成課程になってしまいます。このことは教員養成課程でも今、大問題になっているのですが、あまり報道されていません。学校の先生になるための大切な実習までもが「例年にない事態」になっているのです。