(絵本『つきよ』より)
◆子どもが秋に気づく環境
秋らしい草花や虫の音、虹や雲の形、いろんなところに秋を感じる季節になってきました。
それを子どもたちに気づいてほしくて、コスモスを飾ったり、スズムシを飼ったり、千葉の田んぼから稲やザリガニが届いた保育園。
収穫直後の玄米を、保育園で精米して、子どもたちがお米研ぎをして炊飯して食べました。
もうすぐ、屋上で育っているバケツの稲穂も、近く「稲刈り」をする予定です。
(乳児もコスモスを見て、秋を感じて・・)
◆千代田区から防災無線が届く
8日(火)には、千代田区から防災無線が届きました。電話が不通になったり、いざという時のために迅速で的確な対応を取るためのものです。15日(火)に避難訓練をします。お勤め先でも防災訓練があると思いますが、年に一度は、事業所で最低3日間の生活が維持できるようになっているか、安否情報の入手方法(保育園のコドモンとNTTの伝言ダイヤル171が使えるようになっているか)などを確かめてください。
先日お配りした「お知らせ」やホームページの「防災情報」をご確認ください。
◆第6回 マムズサロン 11日開催
今年度はズームで睡眠講座(無料)を毎月2回実施しています。赤ちゃんに質の高い自立した睡眠を保障したいと考えている人たちに好評です。働きながら子育てする全ての方にとって、ヒントになるものが多いでしょう。ズームなのでお父さんの参加も可能です。早めに一度参加してみてください。睡眠習慣は親だけが子どもへプレゼントできるものです。睡眠は小学校以降の勉強にも大きく影響します。
◆絵本の読み聞かせ会
9日(水)には、3回目の読み聞かせ会がありました。今回福田さんに読んでいただいた絵本は次の通り。
にこにこ組は「つきよ」他
わいらんすい組「しんでくれた」「だいじょうぶ だいじょうぶ」「せんろはつづく まだつづく」
◆保育の「理解を深める」ために
実習生が書いてくる実習日誌に毎朝、目を通してコメントを書く日々。それは9月1日から始まって2週間、保育の輪郭と構造について、どこで線を引くのか?保育の地平は広いので、その線引きは結構、思案のしどころです。
例えば乳児にどんな言葉を話すのかを考えるだけでも、ベビートークの特徴を理解して意識することから、月齢に応じた応答性の違い、9ヶ月前後の発達の大革命、子ども同士の関係の中での言葉・・・そうした保育士としての必須内容はもちろんですが、その背景まで視野を広げると、人類の進化のコミュニケーションの特徴、育児休業という乳児にとっての言語環境なども「言葉の発達」に大きく影響します。
実習日誌のコメントで配慮していることは、大学での学びと実践のつながりです。実習で気づいた事例について「深める視点と方法」を説明するようにしています。そうでないと「千代田せいがではこうしています」だけでは、学びの根拠提示にならないからです。