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園長の日記

2日目の保育参観〜室内遊びを通して

2020/10/07

3歳児クラスの子どもたちと体を動かして遊んでいるときに、その遊びに意味を考えながら保育をしている自分に違和感を感じてしまう瞬間というものがあります。そんなものを抜きにして、楽しいものは楽しい!と、ただ没頭して遊べばいいのかもしれませんが、私はそうは思わないのです。楽しければいいんだという誘惑に負けてはいけないのです。それは必要条件であっても、十分条件ではないと考える推進力が必要なのでしょう。

やっぱり、より好ましいと思える遊びに近づけるための「思考」を放棄してはならないし、やりながらでもその都度、自分のやっていること、子どもが経験していることをモニタリングしながら行為していることが必要だと考えています。

このことは、きっと、この日記のどこかで「反省的実践家」の話をしているはずなのですが、子どもの運動遊びひとつにしても、子どもの動機に働きかける仕掛けや環境や、安全に気を付ける配慮や、これまでの流れからつながりを持たせる展開とか、いろいろな視点を組み合わせながら保育をすることになります。

やっていることは間違いなく遊びなのですが、その中に、いかに幼児期に必要な運動を盛り込めるか。しかも子ども自らが発見していく創意工夫の遊びに付き添いながら、どうやって展開するか、そこに保育の醍醐味があるような気がします。

 

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