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園長の日記

STEM保育は「ユリイカ」〜いい季節を逃さずに〜

2020/10/25

◆10月も最終週へ

親子運動遊びの会が終わりましたが、体を動かし、外遊びをするにはとってもいい季節です。散歩に行ったり、バスで浜町公園へ行ったり、戸外活動を楽しむ予定です。

◆10月から科学遊び(STEM保育)も

第1回は「やじろべー」で「あ、立った!」の瞬間を楽しんでいます。

支点の軸が長いと立たないで傾きます。

軸を短くすると真っ直ぐに立ちます。

子どもたちはその過程を体験しながら、やじろべえを作りました。これは「支点が重心よりも上になるとひっくり返る」ことを直感的に体験してもらうためでもあります。

第2回は「浮いたり沈んだり」です。いろんな果物や野菜を浮かべたり沈めたりして「へえ!どうしてなんだろう」という体験を用意しています。

どうしてだろう?から「そうか、わかった!」というユリイカ 体験をいっぱい計画しています。

◆僕らのユリイカ

ギリシャ時代の哲人アルキメデスは、お風呂に入っていて浮力を発見したときに「わかった!」と叫んだ、という逸話が残っています。ギリシャ語で「エウレカ」というそうですが、日本語では「ユリイカ」の表記の方が馴染みがあるのではないでしょうか。雑誌にも「ユリイカ」がありますし、稲垣足穂の「僕の“ユリーカ”」も、NMB48の「僕らのユリイカ」も、同じです。

そこで、千代田せいがでは、STEM保育の活動の愛称を「わくわくユリイカ」と名付けました。子どもたちが「ユリイカしよう」「今日ユリイカやったよ」とか言っていたら、ああ、科学遊びをやったんだな、と思ってください。ねらいは、子どもたち一人ひとりに、自分なりの「発見」「気づき」があったかどうかを大切にします。

◆明日からお月見をしましょう

明日からは天気が続く予報です。夕方にはちょうど半月のお月様が顔を出してくれています。9月にできなかった天体望遠鏡での観察、今週こそは見えるといいですね。

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