MENU CLOSE
TEL

園長の日記

子どもは今日も全力疾走だあ!

2020/12/04

子どもは振り返らない、未来の時間に生きている。子どもの魂のベクトルはそうだからこそ、明日のために今日を確認したい。そんな時間が、夕方のお集まりに流れ始めました。

わいらんすい(3〜5歳)の夕方4時45分から5時ごろのことです。3時のおやつを食べ終わると、好きな遊びが始まるのですが、いったんその時間に1日の区切りをつけるためのお集まりがあります。今日は何が楽しかったか、何が面白かったか、自分なりに思い出して語ります。

「将棋が楽しかった。負けちゃったけど」(明日、勝ように頑張ってね)

「塗り絵」(楽しそうに○○を描いていたよね)

それを聞いていると、いったん語ることで明日への展望になっていくのかもしれないと思えます。

サンタからのお手紙、佐久間公園でのリレー、紙芝居、すき焼き風しいたけの味、干し柿の味・・いろんな体験を思い出しながら、自分の中で「楽しかったことって、どれかな?」と自分と対話しています。こんな瞬間が、何かを形作っていくのでしょう。

お家の人に何をどう語っているのか、私たちは分かりませんが、お集まりでの友達の発言を聞くことで、一人では気に留めてもいなかったことが意識されて振り返る幅が広がっているかもしれません。

子どもの意欲と好奇心というものは、本当に留まることを知りません。朝から夕方まで、全力疾走です。大人の私たちも、毎日疲れ切ってバタンキュー!です。

 

top