年長さんの最後のイベントは「お別れ遠足」。今日25日(金)に弁当を持ってバスで出かけたのは、木場公園としながわ水族館です。どちらも年少の時から何度も出かけた場所。木場公園でこの3年間で春夏秋冬、四季折々の自然とふれあいながら、大型遊具で思いっきり体を動かして遊んできたところ。また、しながわ水族館も、イルカの赤ちゃんが生まれた直後から出かけてきた思い出の場所。子どもたちが最後に行きたい場所として選んだのも頷けます。
10児ごろ着いた木場公園では、冒険広場という大型遊具があるエリアで遊びました。
春らしい暖かい日差しの中で、遊び慣れた遊具に向かって一目散。
一通りやると、手を繋いで滑り台を何度も滑ったり、数人が仲間に声を掛け合って鬼ごっこを始めたり、ひび割れた樹木の間に虫を見つけたり、思い思いの遊びを繰り広げています。
遊び疲れると、登り遊具に登って一休み。ちょっと高いので展望を楽しむように話を弾ませていました。
お弁当を持っていく遠足は、気分もルンルンで、木場公園につくなり「お腹減ったあ、早く食べたい」という子もいました。11時30分になった頃、そろそろお弁当にしよう!と声をかけると、遊び込んで満足なのでしょう、すぐに集まってきます。
保育園時代、最後の木場公園ですが、そんな感傷を感じる暇もなく、空腹と手作り弁当が子どもたちをランチタイムに誘ってくれました。美味しそうにおにぎりを頬張っている様子は、わいらんすいのブログをご覧ください。
しながわ水族館に着いたのは13時20分。だいたいどこに何がいるのかを知っているで、それぞれのコーナーをじっくりと観察していました。
今回は午後からだったので、時間もたっぷり2時間もあり、オットセイ、アザラシ、イルカのそれぞれのショーも、ペンギンの食事の様子も観ることができました。
わいわいの頃の水族館の楽しみ方と今日とでは、こんなにも着目するものが違うのか、と成長を感じます。興味のあるものを繰り返し体験することで、いろいろなものがよく見えたりしているのでしょう。それぞれの子どもたちの心の世界の中に入ってみたいと思いました。
「しながわ水族館、さようなら〜、また小学生になったらくるね〜」。そんな言葉が自然と出てくるあたりが、年長さん。なんだか、よくわかっているんだなあ、としみじみ思うのでした。