このような光景はとても久しぶりです。楽しい。嬉しい。子どもたちもきっとそう思っているはず。こんな時間が子ども目線から見たら、キラキラした夏の思い出になるだろうな・・そうに違いありません。
そう思ったのは、映画「こどもかいぎ」で、お休みの間に出かけて楽しかった場所は? と聞かれて、その子は滔々と長い話を語るのですが、お友だちに「そこ、どこ?」と聞かれて「スーパーマーケット」と答えるシーンがあるのですが、それを思い出したからです。同じシーンのことを、姉妹園の園長も9月の園だよりに書いていました。大人にとっては、もはやなんでもない場所や遊びが、子どもにとっては宝箱のようになっているということが、よくあることだからです。子どもの「思い出あるある」です。
というようなことを思いながら、屋上の水遊びの様子を写真に撮りながら、暑すぎる夏もコロナの第七波も、大人目線だけで、あれはいい、これはダメと決めつけるのも良くないんだろうな、ちゃんと子どもに「聞かなくては」と思うのでした。
保育の探求は、子どもと一緒にやろう、子どもと一緒に「どうやっていったらいいんだろうね」と考えながら生きていこう。そこに大人が忘れたり気づかない宝物が見るかるんだろう。そう思います。そして、さらに、そういう保育園や学校の名前を「こどもかいぎ」という名称にしたらいい。そんな学校ができたらいいのにな、とさえ思うのでした。