最近は夕方に新しい出会いがあります。いろいろな相談を受けたり、紹介されて、いろいろな人に会っています。今日12日は、若いシェフ(料理人)から、社会改革の夢を聞くことができました。まだ22歳。これから会社を作ろうとしている方で、その事業のテーマが食です。海外のレストランで学び、調理の幅が広く、自分でおいしい創作料理ができるので、起業する仕事は調理と保育がミックスされたコーチングです。いったい、どんな事業なんだろうと思われるでしょうが、実に真っ当な社会事業なのです。
この若者の話を聞いているうちに、「そうか、料理というのは、私たちが持っている先入観を壊して、「お、うまい!」「おいしい!」という感動が、食材そのもの、食べるという行為そのものを、それまでとは異なる感動体験へと誘うものなんだ」といことがわかりました。その体験を子どもたちに提供しようというのですから、これまでとは全く異なる保育観、食育のアプローチです。アーティストとしての料理人でありながら、保育者と同じ発想をする方でした。そこで応援することにしました。近く、保育であり遊びであり食育でありアートでもあるような活動を体験できそうです。