台風14号は九州に上陸したあと、福岡あたりで進路を北東へカーブしだした頃から、台風の熱量は下がり勢力は低下し始めました。進路も関東直撃を免れた形となって、今日20日(火)は心配した状況を避けることができました。ただ、今回の台風は、備えの再点検を促しました。
千代田区は16(金)から情報連絡体制を構築したそうで、昨日19日(月)の夕方から災害対策課が、その後の夜からは道路公園課が区役所へ参集しています。市街地の点検は、青パトを使って道路や公園、土木事務所などを回り、雨水桝や排水溝を調べて道路冠水や街路樹の倒木などがないかを巡回したといいます。
保育園は、園内への浸水に備えて自動ドアの外側のシーリングと土嚢(水嚢)を用意しています。避難訓練は地震や火事を想定しているのですが今回のような風水害を想定した避難は、ライムラインに沿って、数日前から準備を始めて準備していくことになります。登園しないで自宅待機や遠方への避難などになりますので、計画的な見通しをもった避難行動のシミュレーションをしておくといいですね。