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園長の日記

ちっち組 保護者会

2023/04/03

今日3日(月)から、新年度の保育が本格的に始まりました。と言っても、新しく入園された子どもたちにとっては初めての場所での生活に慣れていくための第一歩。0歳児クラス4人、1歳児クラス2人、3歳児クラス3人が新しく仲間に加わりました。

今日は初日なので、ママやパパ、お家の人と一緒に過ごしてみて「楽しそう」「面白そう」って感じてくれたら・・・そんな「ほんわかした雰囲気」で園生活が始まりました。と言っても、本人は内心はちょっとドキドキ、心配な気持ちもあるでしょうけど、朝から遊んでいる様子を見ていましたが、今日の感じだと、すぐに慣れてしまうでしょう。

午前中にちっち組は保護者会を開き、担任の自己紹介と今年度の保育のねらい、今月の目標や配慮点をお伝えしました。

(資料はクラスブログ「ちっち組」パスワード必要)

私からは、入園案内の時から説明してきた子どもの姿で描いた保育目標「自分らしく意欲的に思いやりのある子ども」について、目の前の子どもの姿から説明しました。

20230403 ちっち保護者会(PDF資料)

一人ひとりが異なることが保育のベース。その自分を発揮できるように守ることがその子の人権を保障すること。そのためには思わず遊びたくなるような、手を伸ばしたくなるような環境を通した保育が基本となること、人的環境としても、家庭では体験できない子ども同士の関係が色々あること。

子どもが慣れていくポイントの中に、不安から安心に至る過程があることを伝えました。身近に知っているもの、好きなものに気づき、それが増えていくことで不安から安定した生活に移行していくことを。それは物だけではなく、知らない人と親しくなるのも似ているという話をしました。

「大人同士が楽しそうにしていることを赤ちゃんたちもじっと見ています。楽しそうな雰囲気や会話に包まれている感覚を好ましく思い、それを感じ取っていますよ、ここが安心できる場所だということを感じ取っています。心の交流の心地よさを感じていると思いますよ」

その上で(1)子育ては親だけで行うものではないこと(2)子どもだけが家庭と保育園の両方の生活を経験していくこと、そのためにお互いの様子を丁寧に伝え合うことを大切にしたいこと(3)園は保護者の皆さんと共に社会的親でありたいと思っていること、をお伝えしました。

お子さんのお名前の由来をお聴かせていただき、ありがとうございます。お名前に込められている親御さんの愛情を感じました。子どもたちの名前を呼ぶときに思い出したいと思います。

どうぞ、よろしくお願いします。

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